エアーメイル 2019/02/06
先日キヤノンのズームレンズ(EF-S 18-55mm 1:3.5-5.6 IS)の修理部品です。
切れていたフォーカス用フレキシブルフラットケーブルが2個です。
必要なのは1個ですが、失敗用の予備にもう1個です。
さっそくズームレンズを分解してのフラットケーブル交換です。
一度分解しているので楽なものでした。
フォーカスレンズの位置測定用のブラシを外します。
ここからは初めてです。
で、ケーブルは両面テープでくっついているのですが、思ったより強くくっついていたので、強く引っぱった時にプラスチックのピンを折ってしまいました。
先輩諸氏のネット情報を見ていると、貼るのは簡単だと書かれているのですが、なかなか正しい位置に貼ることができませんでした。
何度も剥がしたりして、フラットケーブルはぼこぼこになりましたが、ブラシは少し可動するようになっているので、なんとかなるだろうと貼った後に指でなぞってできるだけ鏡筒のカーブにあわせて見ました。
折れたピンは接着剤でくっつけてみました。
長さが足りませんが、一応役には立っているようです。
組み直した後、キッスX2にレンズを付けて動作確認すると、オートフォーカスがちゃんと動きました。
修理したレンズで撮影した、切断したフラットケーブルです。
やはり良く見えない状態での作業は難しいですね、指先も細かいところがなかなか思うように動きません。
いつまで保つかは分かりませんが、治って良かった。
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