彗星

M76とラブジョイ彗星 2015/02/20

 またまたラブジョイ彗星に動きました。
 近日点を過ぎ地球からもどんどんと遠ざかっているラブジョイ彗星ですが、まだ肉眼等級だとの報告も有り、2月20日はM76と最接近しました。
 M76は小さいので短い望遠レンズは歯がたちません、そこで、望遠鏡に登場していただきました。
 共同観測所の室生観測所にある23cmライトシュミットカメラです。
 永らく調整もしていないので、この望遠鏡はご機嫌斜めでしたが、何とか撮影することができました。
Lovejoy2015022001bc

 23cm F4.4 ライトシュミットカメラ(自作)、ニコンD600+ISO6400+45sec+10枚コンポジット
 無理して強調しているので、美しさには欠けますが尾の中に入っているM76の記念写真としては充分の出来かと自分では思っています(笑)

 天気予報では朝からずーっと晴れマークが付いていたのですが、北からの低い雲がずーっと流れ込んでずーっと曇りでした。
 周参見に行けば確実に晴れているのですが、今日は焦点距離が欲しいので室生観測所の望遠鏡となりました。晴れるのをひたすら待ちました。
Dsc_3126w800

 補正板も、まだ、綺麗ですね!
Dsc_3133w800

 日没ごろからようやく晴れ間が広がってきました。
 ライトシュミットカメラと記念写真です。
Dsc_3142w800

 架台はなかなか言うことを聞かないし、ピントはなかなか合わないし、超!ご機嫌斜めの望遠鏡でした。

 でも、こんだけ写ったら、まぁ・・・いいか(笑2)

 あぁ、この望遠鏡は名前を「RB-8」と言います・・・よろしくです。

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いっぱいがんばって画像処理ラブジョイ彗星 2015/01/22

 1月20日分のラブジョイ彗星の画像処理にがんばってみました。
 フラットを撮影していないので、びんたんさんの「フラットエイド」を利用させていただきました。ありがとうございます。
 後はできる範囲で強調しています。美しさはありません(笑)
Kmlovejoy20150120180mmf4w1600

 NikonD600 NIKKOR ED 180mm F2.8Ai →F4 ISO6400×30sec×10frame×2
心眼で見れば昴を越えて尾が伸びています。

 同時にキヤノンEOS Kiss X2 に、NIKKOR-S 55mm F1.2 →F2.8 ISO1600×60sec×17frame の画像も処理してみました。
 思ったほど尾は写りませんでした。
Kmlovejoy2015012050mmf28w1200

 カメラはどちらもノーマルで、改造はしていません。

 1月20日は北から冷たい気流と雲で、堺では昼間はほぼ曇り状態のままでした。
 夜には晴れる予報でしたが、より確実な和歌山南部の周参見まで出た訳です。
 高速道路に入って和歌山の海岸沿いはほぼ快晴状態でした。
Img_6264w800

 久しぶりに使う架台で、取説と首っ引きでした。危うくコード類も忘れるところでした。
Img_6277w800

 まあ、ベストとは言えませんが何とか格好は付いたかと思います(笑2)

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やっとラブジョイ彗星 2015/01/20

 今回のラブジョイ彗星はみなさんが凄い写真を撮影されているのですが、なぜか乗り遅れていて、も一つ撮影する元気がなかったのです。
 でも、和歌山のTsumuraさんが19日に和歌山のすさみ町で撮影されている凄いのを見て、急遽、周参見まで撮影に出かけました。
 以前、スバルとマックホルツ彗星が接近したときにも周参見近くで撮影したことがあったので「すさみ」に刺激されて動く気になりました。
 久しぶりの彗星撮影で、カメラの使い方も架台の使い方も忘れ、汗ばかりかきながらの撮影でした。
2172218121842196b3w1600

NikoD600 Nikon Ai180mmF2.8→F4  ISO6400×30sec×10frame×2
 フラットも撮っていないし、アバウトすぎる画像処理で、左右の色も星像もばらばらになってしまいました。
 もうちょっとたっぷり露光の方が良かったようですね。

 私の壊れかけた眼では辛うじて肉眼で見えていましたが、尾は5cm7×双眼鏡でも微かでした。

 画像処理は、もう少し真剣にやってみようと思います。

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核崩壊でもがんばるアイソン彗星 2013/11/29

 昨日から今日に日付の変わるころ、そこそこ晴れていたので木星の撮影準備をしていました。
 もちろんそれと同時にインターネットでSOHOの画像を見ながらアイソン彗星を見ていました。
 太陽に近づくと、明るくなってブルーミングでスパイクの出ていた頭部が、やけにおとなしくなっていくのが見えました。何か急にしぼんでいくように見えてしまいました。
 晴れていた空は急に曇り雨まで降ってきてC11が濡れてしまいました。
 SOHOのサイトも繋がりにくくなり、画像の更新も得られなくなり気にはなりますが寝てしまいました。
 今朝、起きてから慌ててSOHOのサイトを確認すると、C2の画像にぼんやりとしたアイソン彗星の姿がありました。
 核、頭部の輝きはありません。
 残念ながら崩壊したようでした。
201311282148c2latest

 でも、ばらばらになった姿でも尾を残しています。

 C3の視野に入ってきた姿は、なんとか彗星らしい姿をしています。
http://sohowww.estec.esa.nl/data/realtime/c3/1024/latest.html
Ison201311290818c3latest

 本体が崩壊した彗星はどんなふうに見えるのでしょうか?

 最後までがんばるアイソン彗星を見守っていきたいものです。

 SOHOから画像をお借りしました。ありがとうございます。

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アイソン彗星がんばれ!!! 2013/11/27

 いよいよ近日点通過まで2日ほどになり、太陽観測衛星SOHO-C3の視野に入ってきました。
http://sohowww.estec.esa.nl/data/realtime/c3/1024/latest.html
Isonsohoc32013112709h30mut

 大きな太陽フレアが出ていたので心配しています。

 SECCHI観測機からの画像も続いています。
http://secchi.nrl.navy.mil/sccimages/index.php?subdir=HI_STARS_A/20131126/1024&nothumb=0
20131126_000901_tbh1a

 アイソン彗星の直ぐ下はエンケ彗星だそうです。

 いずれも画像をお借りしています。
 感謝いたします。

 がんばれアイソン彗星!

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堺からアイソン彗星 2013/11/22朝

 アイソン彗星の近日点通過の11月29日まであと1週間に迫ってきました。
 楽しみでもあり心配しているのですが、その割に行動が伴わなくてアイソン彗星をあまり見ていません。
 木星撮影後、意を決して(笑)明け方までがんばることにしました。

 5時を過ぎるとスピカが高く見えていて、その下に居てるはず・・・
 左横には惑星の水星が・・・団地の隙間から水星が昇って来て5cm7倍の双眼鏡で水星から右へ振ると・・・見つかりました。
 ちょっと普通の星でない、でも尾っぽは見えません。もちろん肉眼でも見せません。
ニッコールAi-ED180mmF2.8 +ニコンD600 5秒露出 ISO1600 固定
Dsc_0118colp42_2

 明るさは4等星ぐらいでしょうか、空の暗いところであればもう少し明るく見えるのでしょうか。
今日はせっかくですからセレストロンC11で撮影することにしました。
 惑星用のPCカメラ Basler Ace acA1300-30gm で動画撮影し、スタック処理でディティールを出そうと・・・
 画像処理は思いの外、手こずり、結果的に上手くいきませんでしたが、まあ雰囲気は伝わるかと思いますが・・・。(擬似カラーです)
Kmison2013112120h43mut_b

 透明度に助けられて堺の空でもなんとか撮影するとができました。

 近日点を生き延びて、長大な尾を見せてくれることを祈っています。

 がんばれ! ISON !!!!!!!!

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アイソン彗星&ラブジョイ彗星 @ 室生

 アイソン彗星の近日点通過が11月29日で、それまでの月の大きさや、天候を考えると今日しか無いと室生観測所でかけました。
冬型の気圧配置が続き、北から鉛色の雲がどんどん流れてくる。
 でも、11月14日の朝は冬型が緩み始めて晴れる予想だ。
 夜半近くまでは雲があり時折時雨れる不安定な天候でしたが、夜半から明け方まではほぼ快晴でした、肝心のアイソン彗星が良く見えそうなころ、雲が流れ、下界から霧が昇ってきました。
 夜明けの室生です。
Dsc_0103p42

 アイソン彗星は朝霧と雲の間でなんとか撮影できました。
 23cm fl=1010mm ライトシュミット+ニコンD600 ISO3200+60sec×5
Kmison2013111319h28p20

アイソン彗星よりもラブジョイ彗星の方が明るいと言うので雲を避けて撮影。
 23cm fl=1010mm ライトシュミット60sec×2
Kmlovejoy2013111320h04mutp20

 ピンぼけ片ボケ・・・で、まともではありませんが、なんとか格好は付いたようです。

 夜明けから明け方まで気持ちのイイ青空が広がっていました。
 明るいところで23cmのライトシュミットを見ると光学系にはホコリだらけでちょっと恥ずかしい。
 そこでCP補正板を洗うことにしました。
 洗う前です。
Img_1536p42

 中性洗剤で洗った後です。
Img_1538p42

 主鏡も洗いました。
Img_1544p42

 昼間の金星を導入して、組立直しました。
 ひとり記念写真です。
Dsc_0111p42

 なかなか私の言うことを聞いてくれない望遠鏡ですが、なんとか彗星はキャッチすることができました。

 何せハレー彗星時代にできた望遠鏡なので、ライトシュミットも 6×7版のフィルムで撮影できる、広視界を生かしたシステムで、一眼レフはおまけ状態で作っています。
今回は新しく購入したニコンD600を生かそうとしたのですが、D600の飛び出した「おでこの量」が大きくてぶつかってしまい、簡単にピント合わせもできませんでした。
 なかなか疲れました(笑)

 秋がやって来て木々の色も変わりつつあります。
Img_1554p42

 アイソン彗星は、当初の予想とは違ってずいぶんと小さな彗星になってきましたが。
 近日点通過の11月29日から後に変身して長い尾を見せて欲しいと思います。
 するとまた、ここにやって来ることができます。

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室生観測所でアイソン彗星 2013/10/13-14

 今日は、アイソン彗星を見る前に、観測所ドームに入っているアスコの架台の駆動系を更新する下見を兼ねていました。
 駆動回路そのものは仲間のTakedaさんがすでに製作調整をされているのですが、実際にアスコ架台に組み込む方法などを検討した次第です。
Img_1302p42_2

 そして、今夜のアイソン彗星のために私は永らく使っていなかった23cmライトシュミットの架台の動作調整もTakedaさんにやってもらいました。
Img_1319p42_2

 使用頻度の下がっているこのライトシュミットの補正板はホコリだらけです。
 今日は時間が無いのでこのまま使います。
Img_1327p42_2

 腹が減っては明け方のアイソン彗星まで保ちません。
 室生鍋で乾杯です。
 今夜の室生鍋はヘルシー鍋です。
Img_1332p42_2

 私はまた、一寝入りしてから久しぶりの彗星に挑戦したのですが、アイソン彗星以外にもいろいろ彗星が明るくなっていると言われたのですが、私の眼力では望遠鏡を使っても一つも見えませんでした。
 そう、アイソン彗星もです。
 まずはミニボーグ60EDで、レグルス、火星、アイソン彗星を一網打尽です(笑)
 この構図になるのにとっても苦労しました。
Img_0597cp24

 そして、23cmライトシュミットでの撮影です。
 アイソン彗星が撮っても暗いので、導入は大変で、ここもTakedaさんに手伝ってもらいました。
Kmison20131014b

 アイソン彗星は11等級ぐらいでしょうか、まだまだ暗いですね。

 一晩中快晴で、木星も天高く見えていましたが、今回は彗星モードでした。
Img_1367p42

 望遠鏡も、やっぱり使って調整してやらないといけませんね。

 アイソン彗星が明るくなることを期待して、次回はもう少しがんばることにします・・・

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パンスターズ彗星in生石高原の朝 2013/04/04

 明け方に回ってきたパンスターズ彗星を撮影しようと和歌山県の生石高原まで行って来ました。
 最初は奈良の室生観測所に出かけようと思ったのですが、北東の方角は山があって超低空は無理でした。
 そこで思い切って南下、和歌山のTSUMURAさんもよく使っている生石高原駐車場で撮影しました。
 堺から約2時間かかります。

 超低空にはモヤがありなかなか見つかりません。
 ウロウロしていると4時ごろTSUMURAさんが現れ、目盛環を使ってさっさと導入・・・これに習って、辛うじて撮影することができました。
 ちょっとトリミングしています。ニッコールAi-ED180mmF2.8+ニコンD70
Dsc_7265bcp24

 辛うじてM31が入っていますが、構図が悪いのでカメラを動かしたが最後、導入できなくなりました(涙)

 こちらはミニボーグ60ED+7885+EOS-X2
Img_0002bp14

 彗星が暗くなっているのもあるし、モヤがあるのもあるし・・・言い訳です。

Img_0010p42

 遠くまで行った割には消化不良でした。

 リベンジできるかな・・・ 

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パンスターズ彗星in和泉葛城山3 2013/03/21

 近日点通過から11日を経て、計算上の光度は1等級は下がってきたはず。
 そろそろ夕見のチャンスが終わりに近づいてきたので、完璧の晴れを狙って3度目の和泉葛城山にやって来ました。
 今回は星仲間とともにやって来ました。
 山頂の展望台で、コンクリート製で屋根があるので上空の星は見えません。
Img_0607p48

 上空の透明度はまずまずなのですが、低空は相変わらず薄雲があり尚かつもやっています。
 中央右の海にせり出しているのは関空です。
Img_0614p42

 展望台でのAdvanced-GT+SynScanアライメント確認は北極星が見えず、ベランダで練習したようにしてみましたが、どうも違うような気がしていました。
 少し日没から時間が経つと木星がなんとか展望台からでも見えるようになったので、木星を導入してから、架台の水平微動と光度微動を動かして木星を中央に持ってきてSAEアライメント補正機能を使い、もう一つ近すぎるのですがおうし座のアルデバランもSAE補正で調整しました。
 そして今日のパンスターズ彗星の赤経・赤緯を登録して、自動導入で彗星に向けました。
Img_0625p36

 何となくそれらしい方向に向いたのでこれで良しとしました。

 ただ、ここへ行くまでに何度かのテストでは上手くいきませんでした。
 その一つは時刻の入力が現在時刻を設定したはずなので、ずれていたこともあり、これは何度目かの結果でした。

 彗星は思ったより暗いというか、超低空の薄雲もあって19時ごろまで確認することができませんでした。
 ようやく確認できると彗星は視野の中心から外れていましたが、なんとか写野の中に入っていました。
 苦労の記念で、少しはずれた彗星のまま修正せずに撮影を続けました。
 30枚ほどをスタックしています。
 トリミングなしです。ミニボーグ60ED+7885+ニコンD70です。
Panstarrs20130321012bp20

 やはりちょっと勢いがなくなっているでしょうか、この空ではそろそろ限界かもしれません。

 帰る前にりんくうタウンの観覧車を同じ光学系で撮影しておきました・・・恒星時追尾です(笑)
Dsc_7156p80

 3度この和泉葛城山に登りましたが、程度の差はあれ完全に地平線まで晴れ渡ることはありませんでした。
 どうしても10度以下には薄雲とモヤがありました。
 これは四国があるからかもしれません。

 明け方に移るパンスターズ彗星は暗くなっても華々しい尾を見せてくれるでしょうか?

 見せて欲しいものです。    

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