望遠鏡

ファインダーアイピース交換Ⅱ 2019/03/16

 先日交換したファインダーアイピースですが、どうも視界が狭い。使えない訳ではありませんがなんか寂しい(笑)
 φ31.7サイズの 45°正立プリズムもプリズムが小さいのか、有効径が 20mm ぐらいしかないのも影響しているかも知れません。
 有視界の狭い24.5mmのツアイスサイズとは言え、25mmの視界に光が廻らないみたいです。
 そこで手持ちのアイピースを探ると、タカハシのオルソ18mmがありました。もちろん?ツアイスサイズです。
 倍率は約11倍と高くなりますが、見かけの視界はちょっと広がるはずです。
Img_5760w800

 なにせ、C14とフォークの隙間から星を探すので、明るい惑星といえども結構難しいのです。

 これでダメだったら、また次ぎのを探すことにします。

| | コメント (0)

ファインダーアイピース交換 2019/03/08

 C14を導入してから3年あまりになりますが、その時から改造して使っている5cmファインダーのアイピースが、ちょっとイヤになってきました。
 シュミカセで使いやすいように45°の正立像プリズムを使い、アイピースは十字線入りのCH-SAW 20mm 視野角70°倍率約10倍の広角アイピースを使っていました。
 このアイピースは広角ですが、ピントが中央、つまり十字線のところだけにしか合わなくて、その外側は大きくピンボケ状態になります。
 明るい惑星しか追いかけないので、少々視野周辺の星々がぼけていたもあまり困ることはありませんでした。
 しかし、今年の一月ごろの火星は、夕方の青空の中でファインダー捜索をして導入していましたが、中央以外のぼけたところでは青空に埋もれてしまって、火星がなかなか見つかりませんでした。
 で、やっぱり星にピントが合う方がイイナァと手持ちのアイピースと交換することにしました。
Img_5170w800

 十字線は必要なので、CH-SWA 20mmのレンズ鏡胴部分だけを取りだして、ブランド名も分からないツアイズサイズのオルソ25mm(プルーセル型)をはめ込みました。
 隙間はボール紙で作っています。
Img_5179w800

 十字線にピントは良く合うようになりましたが、視界は狭いですね。
Img_5204w800

 倍率約8倍で、実視界は極端に下がっていませんが・・・少し寂しいです(笑)
Img_5305w800

 像面が平坦な広角アイーピースがあるとイイのですが、安いやつが転がっていませんか・・・

| | コメント (0)

ADC交換 2019/02/27

 昨日、天気も良かったので、大阪梅田の協栄産業まで4時間半のチャリ往復してきました。
 送料と代引き手数料をケチって、尚かつ健康運動もかねてでした。
 購入したのはZWOのADC(Atmospheric Dispersion Corrector)と、オス+オスのP2アダプターリングです。
Img_4767w800

 ADC(Atmospheric Dispersion Corrector)は、惑星の地平高度が低い時、大気の色分散によるプリズム効果で、惑星の上下に色ズレ着色が起こるのを補正するウエッジプリズムです。
2枚のウエッジプリズムを相対的に回転することにより連続的に補正ができるようになっています。
Img_4775w800

 ZWOのADCは2年ほど前に発売されて、世界中の惑星屋さんに一気に広がりました。
 今回、購入して最初に見た時、ウエッジプリズムのコーティングが、赤い反射光をしているのが、「おぉ!」と思いました。
 最近のマルチコートは緑色の反射をしているものが多いのですが、赤色の反射と言えば、赤外カットフィルターぐらいしか思いつきません。
 私の使用は主に L 画像ですから問題は無いと考えますが、近赤外を扱う時には何かあるかもしれません。
Img_4785w800

 自作のADCは惑星高度が30°以上で使えるようになっているのですが、今の木星などは30°以下になっており、自作のADCでは補正不足になるので、昔に使っていた検眼用のウエッジプリズムをフィルターボックスに追加して使っていました。
 ただ、この昔の検眼用ウエッジプリズムはコーティングはしてないし、表面の光学精度も良くなく、あまり使いたいものではありませんでした。
 今まで使っていた自作ADCシステムです。
http://rb-star.la.coocan.jp/vari-prism.htm

Img_4800hdr03w800

 ZWOのADCと光路長はほぼ同じなので、拡大率への影響は少しでした。
 ZWOのADCは水準器が付いています。
Img_4804w800

 実際に木星撮影に使ってみると、今までの自作ADCと構造的な変わりはありませんので、FireCaptureのADC支援を使って普通に補正することができました。
 水準器はおおよその重力水平合わせるだけに使用し、厳密な気泡までは見ていません。
Img_4811w800

 ASI224MCのディベイヤーされたカラー木星です。
Img_4854w800

 C14に取り付けられた拡大撮影システムです。
Img_4921hdr03w800

 赤道儀に乗っかっていると、時間とともに重力水平位置が回転していきますが、ZWOのADCでは回転だけの操作ができないので、ちょっと不便です。
Img_4932w800

 さしあたり高度30°以下でも有効になりましたので、暫くはこれで行こうと思います。

| | コメント (0)

赤緯駆動カップリングの続き 2019/02/21

 先日、C14架台の赤緯駆動部のカップリングを交換して、以前より遥かに言うことを効く状態になったので気を良くし、もっと良くなるようにと嵌まり込んでみました。
 ミードのシュミカセ用の架台では、ウォームとホイールのクリアランスを取り除くために、ウォームのブロックをスプリングでホイールに押しつけることが行われています。
 私のもそうでしたが、改造する時、スプリングが効かないようにしてクリアランスを確保して使っていました。
 しかし、今回、バックラッシュを無くすために、スプリングが有効に働くように戻してみました。
 ただ、ウォームとホイールの隙間をゼロにしてウォームを押しつけると、もの凄い摩擦抵抗が増えて、かなり強い力で回さないとウォームが廻りません。
 ギヤーヘッドの無いステップモータで、出力軸とウォームを直結してみましたが、脱調して滑ってしまって全くだめでした。
 ギヤーヘッド付き(1:18)でも余裕はありません。
 そこで、少しでも滑らかになるように、ウォームとホイールの擦り合わせをやってみました。
 研磨剤はホームセンターなどであるピカールのラビングコンパウンドで、粒度は#1000相当だそうで、チューブ入りは#4000相当だそうなので、金属研磨にはこちらでよいかと判断しました。
Img_4279w800

 擦り合わせの最初はステップモータでゆっくりしていたのですが、待ちきれないので電動ドリルで一気に回しました。
Img_4290w800

 前回、交換したカップリングですが、2個もフレキシブルにしなくて、一つは直結型(リジットタイプ)にしたほうが良いというので、直結型で模型用のインラインカラーを大阪日本橋まで行って買ってきました。
 止めネジが1軸1個だったので、タップを立てて、1軸2個にしました。
Img_4368w800

 実は、ミードのウォーム軸はインチサイズで、3/16インチ(1分5厘)約φ4.7mmしかありません。
 高級カップリングはスリ割型クランプですが、可動範囲が小さく、アルミテープで隙間を埋めても強力な締結ができなくて、抵抗が大きくなると滑ってしまっていました。
 止めネジ式はその点、少々の直径サイズ違いは気にしません。
Img_4387w800

 いろいろ追い込んでくると、ギヤーヘッドのバックラッシュが気になり始めました。
 今はやりのハーモニックドライブにするとイイのでしょうが、中古でも高いし、オリエンタルモータでは、5相のステップモータしかハーモニックギヤはありません。
 一番簡単なのは、ソフトのプログラムで、逆転する時のバックラッシュ分を早送りすることで解決する方法だと考え、ARDUINOのプログラム(スケッチ)に付け加えることにしました。
Img_4393w800

 ある意味、ほんの数行で終わるのですが、簡単には動かず数日かかってしまいました。
Img_4394w800

 正しいプログラムかどうかは分かりませんが、一応動いているので、後は実際の星を見て調整して行きたいと思います。

 面白いけど疲れますね(笑)

| | コメント (0)

カップリング 2019/02/13

 フレキシブル軸継ぎ手のカップリングのことです。
 C14を載せている架台は自作部分の極軸体に、ミードの25cmシュミカセ用(初期型)フォーク架台を流用し、赤緯部にミードの赤経軸ウォームホイールを使っています。
 前から赤緯駆動は効き訳がなく、オンスイッチを押しても遅れて動いたり、押し始めは動かなくて、ある瞬間から突然動いたりと我が儘なヤツでした。
 これはC14を載せるという過負荷に耐えきれずになっていると思っていました。
 先日、フォーカスモータのおかしな動きが、L6470のプログラムによることを修正しましたが、ひょっとすると赤緯駆動のおかしな動きも関係があるかもしれないとチェックしてみました。
 その時、赤緯モータとウォームを繋いでいるカップリングが、ごく僅かですが回転方向にバネのような動きをしているのを見つけました。
 赤緯モータが回転を止めた瞬間、一瞬戻るのです。
 これはカップリングの仕業に違いないと思いました。
 で、カップリングのねじり強度をネットで勉強し、現在のものよりもねじり強度の強いものを探しました。
 で、見つけました。
 中古の測定器やステージ、機械部品をネット販売しているオリジナルマインドにタイミング良くφ5mm穴径のものがあり、さっそく注文したと言うことです。

Img_3779w800

 ものは、三木プーリのSFC-010DA2-5B-5Bで、新品だと¥4800ほどしますが。¥980でした。送料と代引き手数料は要りますが。
Img_3790w800

 今まで使っていたものより3倍ぐらいごついです。
Img_3793w800

 さっそく交換に入ります。
 ちょっとでかすぎて、ぎりぎりになりましたが、なんとか入りました。
Img_3799w800

 後は実際に星を見て、結果を楽しみにしておきます。

| | コメント (2)

フォーカサー調整 2019/02/01

 望遠鏡用のフォーカサーの調整で、備忘録を兼ねています。
 C14用のフォーカサーはクレイフォード型に自作したパルスモーターコントローラーで動かしているのですが、動きが以前からおかしい。
 二つあって、ある意味同じ時に起こるのですが、電源が入って最初の駆動時に起こります。
 一つ目は、一番最初に駆動ボタンを押しても即動かず、1秒ほど経ってから動き始め、2回目からは普通に動きます。
 二つ目は、一番最初の動作時に惑星が少しずれて動きます。
 これらのおかしな二つの動きがほぼ同時に起こりますが、最初だけなので無視して使っていました。
 パルスモータは、L6470ドライブ回路をアルディーノマイコンでコントロールしています。
 最初動かないのはどう考えてもアルディーノのプログラム(スケッチ)がおかしいのではないかとプログラムの見直しをしました。
 プログラムや設定の根本が分かっていないので、ひたすらカットアンドペーストで動作確認でした。
Img_3134bw800

 1行ずつ潰しながら延々とかかって見つけたのは、定速回転時励磁電圧の設定値が高すぎていたようで、kvalrun(0x60)に下げると安定して動くようになりました。
 モータの定格よりも高い24Vを掛けているせいかもしれません。

 二つ目の惑星が動くのは良く分かりませんが、合焦ローラーの軸受け部、ベアリングフォルダー受けには、調整用に隙間があるのですが、これの影響かと思ってここの固定ネジ(4個所)を強く締めてみました。
Img_6569hdr07w800

 結果は星を見てからですね。

| | コメント (0)

張りぼてカバー修理 2018/10/06

 ベランダ望遠鏡の駆動部は基本的に金属でできているのですが、赤経体をカバーしているケースは合板で作った張りぼて仕様です。
 先日の台風21号で最後の一撃を食らったのか、南端部分がぺろりと剥がれ掛けていたのでした。
Img_9703w800

 C14の改造工作の時に塗装はし直していますが、最初に作ったのは30年あまり昔ですから、良く耐えた方かも知れません。
Img_9706w800

 新しく作る元気はないので、ぺらぺらになって剥がれているベニヤを木工ボンドで止めることにしました。
Img_9712w800

 今日は台風25号が日本海にあって、もう少し近ければ危ないところでしたが、堺は風があるものの青空が広がっています。
Img_9715w800

 夕方になっても晴れているので、火星を導入してみましたが、ひっどいシーイングで、南極冠も大シルチスも、私の眼力では良く分かりませんでした。
Img_9765w800

 望遠鏡のカバーはバイクカバーを使っているのですが、バイクカバーは完全防水ではありませんので、どうしても雨水がしみこみます。
 今回、大型のポリ袋をホームセンターで購入して、バイクカバーの下にポリ袋を掛けることにしました。
Img_9728w800

 この方法は沖縄へC14を持って行った時に実施していたスコール対策と同じ方法です。
Img_9780w800

 バイクカバーを上から掛けると、今までと見かけは全く変わりません。
Img_9786hdr04w800

 もう台風は来なくていいです。

| | コメント (0)

望遠鏡の隙間 2018/08/28

 沖縄から帰ってきて、C14もほぼ問題なく撮影を続けています。
Img_9093w800

 撮影システムも、ここ2年ほど変化がありません。
Img_9099w800

 夏場は相変わらずエアコン室外機対策の大きな扇風機とお友達です。
Img_9114w800

 フォークを無理やり南下する火星対策で南へ倒しましたが、残った隙間の写真がこれです。
Img_9120w800

 写真を見ただけでは構造が良く分からないと思いますが、鏡筒とフォーク基部との隙間を撮しています。
Img_9121w800

 まぁ、どちらにしても上手く行っているので良しとしましょう。

 ただ、最近、沖縄から帰ってきてから自動車の振動を拾いやすくなったような気がします。
 気だけですが・・・

| | コメント (0)

沖縄から帰ったC14再組立 2018/08/13

 ようやく、沖縄から帰ってきたC14をベランダ望遠鏡に再設置です。
 沖縄からの長旅も無事に耐えられたようで、光学系には異常はありませんでした。
 そのままでした。
Img_8836w800

 後部セルのファンコントローラ部を外して、主鏡や補正板を洗います。
Img_8840w800

 沖縄で1回洗っているのですが、一度スコールに当たって濡れているので、再出発のためにも、もう一度中性洗剤で洗浄です。
 主鏡のメッキは強いので大丈夫と思っていたのですが、今回よく見ると主鏡の鏡周部分がちょっとメッキが薄くなってきていました。
 1988年生ですから歳ですかね。
Img_8850w800

 補正板も洗いますが、補正板は以前から洗う度にコーティングが矧げていきます。
Img_8860w800

 バラしたついでにファインダーの取り付けネジを追加しました。
 今までのは、赤緯が高くなるとファインダーがーフォークにぶつかってしまうのでした。
Img_8869w800

 洗浄が終わって乾燥した主鏡を元に戻します。
Img_8887w800

 今回、組立の順序を少し変えました。
 今までフォークを架台側に組み立ててから、鏡筒を載せていたのですが、今回は先に鏡筒とフォークを組み立ててから架台に載せることにしました。
 重くはなるけど、組立はしやすくなると思ったからです。
Img_8898w800

 でも、重さはかなりで、簡易クレーンの支柱が傾いてしまいました。
Img_8915w800

 この滑車のクレーンとしても重過ぎのようでした。

 それでも何とか組み上げることはできましたが、時間がかかりすぎて、今日はここまで。
Img_8926w800

 こちらの寄る年波か、こんな事はもう何度もできないかも知れませんね。

 でも、もう少しがんばろうね!・・・(笑)

| | コメント (2)

-26°30’の火星 2018/08/09

 C14はまだ沖縄から戻ってきていない(近くまでは来ている)のですが、C14を載せていたフォーク架台は、ミードのシュミカセ25cm用フォークを流用し、惑星の見える範囲だけで良いとフォークの長さを限界まで縮めています。
 C14では赤緯が±25°まで稼動する設定で組み立てています。
 ところが、今年の火星はその範囲を超え、8月16日ごろは赤緯が、マイナス26°30′まで達します。
 困ったものです。
Img_8760w800

 大きな工作をする元気はありませんが、どないかしないといけません。
Img_8762w800

 結局、一番安直な方法で逃げようと考えました。
 フォークは3本のネジで極軸体に繋がっていますが、このネジのねじ穴のクリアランスの範囲内で、できるだけフォークを南へ傾けることにしました。
Img_8771w800

 ちょっとだけ傾きました(笑)
Img_8783w800

 これで本当にC14が火星に向くのかは分かりませんが、向かなければ諦めることにします。

 微妙ですね・・・

| | コメント (0)

より以前の記事一覧