望遠鏡

折れないツメ 2023/11/25

 先日フォーカサーが暴走すると書いたのですが、たぶんの原因が分かりました。
 望遠鏡のコントローラーとステップモータドライバとデジタルノギス読み取りとかを繋ぐラインにLANケーブルを使っています。
 数ヶ月ほど前にこのLANケーブルのツメが折れていたのですが、それほど頻繁に抜けるわけでも無いし、抜けても刺し直したら動いていたのでそのまま使っていました。
 再開して使っていると頻繁に抜けるようになっていて、刺し直して使っていたのですが、どうもその後に暴走があるようでした。
 電源ON中に抜けるのは良くないですね。新しいLANコードに交換しました。
 このツメが取れたLANコードは「ツメが折れない」キャッチフレーズで販売されているモノです。
 もう一つメーカーの違うツメが折れないシリーズのLANケーブルは、今のところツメは折れていません。
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 汎用のLANケーブルを使ったらいけないと言う人もおられるのですが、8本のラインがあって、そこらへで売っているというのはとても便利です。

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ベランダ望遠鏡復活その2 2023/11/21

 C14鏡筒はほったらかしにしていたので、随分と汚れています。
 ベランダに戻す前に洗浄しなくてはいけません。
 ゴミだらけの補正板です。
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 主鏡もストロボを焚くと真っ白!
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 洗うのは中性洗剤をいつも使っていますが、普通の中性洗剤が最近は無い!除菌除菌!ばっかし。
 ホームセンターで一番安い中性洗剤を購入。
 手洗いです。
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 主鏡も手洗いですが、あんまりゴシゴシはしません。メッキが剥がれる(笑)
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 組立直した鏡筒を簡易クレーンで持ち上げ、写真では簡単そうに見え楽勝風なのですが、実際は冷や汗の連続、体力的にもそろそろ限界が近づいてきているようです。
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 フォーカサーなどを組み込んでいきます。
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 全部を組み込んだ後、通電し、それなりに動くことを確認です。
 夕方になってしまいました。
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 ナントかなりましたが、けっこう疲れました。

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ベランダ望遠鏡復活その1 2023/11/20

 大規模修繕の足場も無くなったので、ぼちぼちとベランダ望遠鏡を復活させていきます。
 先ずは100Vのタップを設置です。壁に小さな穴があいているのでそこを通します。
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 ベランダ手摺りに載る基盤のアジャスターにゴムパッドを貼ります。
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 基礎基板をおおよそ水平に水準器を使って調整しました。
 ついでにあちこちのボルトを増し締めしました。
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 次はそこそこ重たい極軸体です。
 こちらの力が無くなってきたのか思ったより重たい(笑)
 極軸はΦ40で、20cm用に作ったものをC14に流用しているので、かなり無理がありますが、がんばって貰うしかないですね。
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 フォークもミードの25cm用を流用しているのでひ弱です。
 できるだけ短くして少しでも捻れが減るようにしています。
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 鏡筒が当たるところのクッションも取り替えました。
 フォークを短くしているので、鏡筒は水平まで向きません。
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 極軸体の張りぼてカバーをして通電してみました。
 いちおう動きそうですが、見掛け倒しかもです。
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 今日はイイ天気で昼間の陽射しが当たって作業をしていると暑いくらいになりました。
 今日はここまでです。

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チマチマ工作 2023/11/19

 ベランダ再開に向けてのチマチマ工作です。
 望遠鏡の架台をベランダ手摺りに載せるのですが、固定アジャスターの当たり面の金属が、直接塗装面に触れないようにするゴムパッドです。
 ゴム平ベルトを購入してサークルカッターで切り出しです。
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 電源からのDC配線の連結にはDCプラグを多用しています。
 電圧によってプラグ形状が少しずつ違うのが本来ですが、微妙な差が分かりにくいので、Φ2.1mmに統一?して、電圧が違っても同じプラグを使っています。
 間違ってはいけないので、名前ラベルをいっぱい貼っ付けています(自己責任ですね)。
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 100Vの延長コードも蓋付きを新しく購入しました。
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 が、良く見ると固定ネジが三ツ矢サイダーになっていました。
 このサイズの Y頭ドライバーは持っていなかったので新しくドライバーを購入。余分な出費です。
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 ボチボチとベランダ再開に向けて進めています。

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デジタル電圧電流計 2023/11/17

 デジタルノギスの読み取り表示で癖が付いたのか、電子パーツ類でデジタル電圧・電流計が安く展開されていて、ステップモータとか実際の電流値なんかはどうなのかと思っていたので、3個で999円を密林で購入。送料はプラス410円でした。
 テスターで測れば良いようなモンですが、乗りかかった船?で組み込んでみました。
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 7セグメントのLEDで表示され、もちろんICとかは組み込み済みです。
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 細かい半田付けとかはありませんでしたが、危ない半田付けには違いありません。
 何とか壊すこと無く組み上がりました。
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 赤表示が電圧で、青表示が電流ですが、まだ負荷を繋いでいないので電流値は表示されず、ゼロのままです。
 上が24Vでステップモータの電圧・電流値、下がコントローラーと筒内気流防止ファンの12Vの電圧・電流値です。
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 今日、ようやく団地の大規模修繕での足場が解体されましたので、ベランダ望遠鏡の再開ができそうです。

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デジタルノギス読み取りフォーカサーいちおう完成 2023/10/30

 永らく続けていたデジタルノギスの読み取りを取り付けたフォーカサーが、いちおうの完成に達しました。
 最後の行程はコントローラーからノギスデータを読み取り、コントローラーに表示し、zero点リセットをコントローラーから送るものでした。
 いろいろつまずいたものはありますが、主なものを上げると、
 ・コントローラーと読み取りArduino nano everyとの Tx、Rxのラインは Sirial1 とチャンネル番号が必要
 ・LANケーブルでコントローラーと繋いでいると、各Txの送り側にダンピング抵抗が必要で、ないとデータが読み取れない
 ・普通のArduinoではプログラム(スケッチ)を書き込むときにTx、Rxを外しておかないとエラーを生じる、Arduino nano everyは大丈夫
 ・普通のArduinoまたはnanoでは、プログラムのデバッグのためにSerial.printでデータを書き込んでいると、正しいシリアル通信ができない
 ・Tx、Rxが繋がっていると、最初の電源ONはArduino nano everyに入れておかないと、後からのONでは正しい起動ができない
他にもあるような気がしますが、私の覚え書きです。
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 半田付けは震えるし、ピンは刺し間違うし、ネット情報は読み間違うし・・・いやだねぇ~~

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UNOを壊してしまいました。 2023/10/21

 デジタルノギスの読み取りが一段落したので、次の段階へと模索を始めました。
 データをフォーカサー、ステップモータをコントロールしているArduinoへ送信して、コントローラー側でも読み取りができるようにしたいと、ArduinoからArduinoへ通信する方法を勉強し始めました。
 ところがなかなか簡単では無く、ネットで出ているプログラム(スケッチ)をコピペしてもうんともすんともデータ転送ができません。
 で、Arduino UNOを2台ならべてテストを繰り返しているうちに、どうやら繋ぎ間違えたようで、1台の Arduino UNO が逝ってしまいました。
 言い訳なんですが、10年ほど前に購入したArduino UNOを見比べると、新しい方のUNOの端子(ソケット)にはちゃんと端子番号や名前が印刷されていますが、壊してしまった古い方はなにもありません。正確に言うと基板の方には両者ともに端子名が印刷されています。
 2.54mmピッチで、それほど小さくは無いのですが、今の私にとっては難しかったようです(笑)
 左がちょっと新しいArduino UNO R3、右が壊した古いArduino UNO R3です。
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 4日間ほど悩んだシリアル通信ですが、原因が分かりました。
 デジタルノギス読み取りには、Arduino NANO everyを使っているのですが、これが普通?のArduino UNO、Arduino NANO、のシリアル通信と違ったのでした。
 何が違うかと言えば、Arduino NANO everyはシリアル通信のチャンネルが2本あって(ほんとは4本あるらしいのですがデフォルトでは2本)、Tx、Rx端子に出力するためにはコマンドに数字「1」を付けてチャンネル番号を指定しないといけなかったのです。
 なので、ネットでいただいたArduino UNO対応のプログラムを使っても、Arduino NANO everyでは送信できなかっただけの様です。
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 ちゃんとコントローラーに送れるかはこれからです。

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移動平均 2023/10/16

 昨日、月惑例会でフォーカサーのデジタルノギス読み取りを発表していたら、最終桁のふらつきが家で実験している時よりも、忙しくふらついていました。
 ノイズ環境の違いとは思うのですが、気になっているところをひとつ、Arduinoの+3.3V電源をデジタルノギスの電源として直接与えているのですが、この3.3Vを詳しくオシロで見ると微妙にスイッチング電源のような揺れが見られます。(50mVの交流モードで表示)
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 そこで、ここにコンデンサを噛まして少しでも平滑してやろうと、100μF(16V)のコンデンサを繋いでみました。
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 ほんの少しですが、平滑されたようです。
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 そして、ネットで調べるとプログラム側で移動平均をしてやると、ふらつきの回数が減少するというのでこれもやってみました。
 10回の測定を平均してから表示するもので、確かにふらつきは減りましたがゼロではありません。
 微妙なところですが、フォーカサーを動かすと表示は約1秒ほど遅れて追従します。
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 まぁ、これで暫くテストしてみることにします。

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フォーカサーのケース 2023/10/12

 フォーカサーのデジタルノギス読み取りもほぼできたので、今度の日曜日に月惑関西山科で例会があり、そこでお披露目をしようと持ち運べる?ケースを作ってみました。
 基本材料は100均ダイソーですが、このケースは¥550で思ったより高い。
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 間に敷き詰めるものは極厚ジョイントマットで、20mmの厚みがありクッション性もあります。これを2枚。
 サークルカッターで円形くり抜き、などカッターで簡単にカットすることができました。
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 イメージとしては顕微鏡のケースっぽいものを狙いました。
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 が、最初の内はそれっぽくなっていましたが、だんだんと苦しくなってきました。
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 最後は詰め込みになりました(笑)
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 報告は写真でけでも良いのですが、やっぱり現物の方がイイかな~

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自動OFFの壁 2023/10/10

 デジタルノギスの自動OFFのお話です。
 フォーカサーに取り付けたデジタルノギスですが使わないと5分後には自動的にOFFになり、液晶表示もデータ出力も止まってしまいます。
 人間が手動でOFF/ONボタンを押すか、ノギスを2mm/秒の速度で動かすと再びONになるのですが、どうもめんどくさいと言うか不便ですね。
 そこで、読み取り表示に使っているArduinoから、そんなんイヤや命令を出せば良いはず。
 と、始めました。
 デジタルノギスの基板からOFF/ONスイッチの端子、ZEROスイッチの端子からArduinoまで線を引っぱることにしました。
 左がOFF/ON端子で、右がZERO端子です。
 デジタルノギスは電源を3.3Vにしていますが、内部回路は1.5Vで動いているようで、引き出した端子は1.5Vでプルアップされ、ボタンを押すとグランドにつながり0Vとなります。
 デジタルノギスの1.5VとArduinoの5Vの電位差はトランジスタを通して電位差を繋いでいます。
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 ここからが苦労?の始まりで、中途半端な知識とプログラムではまともに動かず、割り込みとかビット計算とか、抜け出しとかいろいろ勉強して、10日ほどたって、一番簡単な方法に戻りました。
 5分で自動OFFになるなら、その前に、こちら側でOFF-ONしてあげようではないかと。
 結局、4分間でOFF-ONを繰り返してやると、自動OFFを乗り越えることができました。
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 オシロでは上がクロック出力で、下がOFF-ONの動作です。
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 この十日間の苦労は写真には出せないのですが、やっと一安心です。
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 プログラムはまだ完璧ではありませんが、何とか実用の範囲でしょうか。
 次は?デジタルノギス読み取り用のArduinoとステップモータコントロール用のArduinoのの連携でしょうか。
 先は見通せません・・・(笑)

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