画像処理

土星のC環とHDR処理 2017/06/21

 土星の環は主に A環・B環・C環の三つに分かれているのですが、C環はちりめん環とも呼ばれていて非常に淡く、大きな望遠鏡で眼視で覗いても、よーく見ないと見落としがちです。
 惑星撮影で土星の環はシャープ感が限りなく強いので、これを再現するとC環は闇に沈んでしまいます。
 最近の巷の画像処理では、HDR(ハイダイナミックレンジ処理)がもてはやされていて、星景の世界とかではけっこう使われています。
 で、土星のC環を表現するのに使ってみた結果です。
Hdrtestsaturn2017

A、AutoStakkert!3でスタック、Registax6でウエーブレット後、WinJUPOSでDerotation合成したものです。

B、A画像を Nik Collection のHDR処理をしたものです。
  C環が少し表に出ています。

C、最終報告に添付するLRGB合成画像を Nik Collection のHDR処理したものです。

D、最終の報告画像で、HDRはしていません。
  ぱっと眼には見えませんが、良く見ると微かなC環を見ることができます。

 C画像で青色が取り巻いているのは、LRGB合成時のカラーデータがZWO ASI224MCカラーカメラで撮影されたもので、シュミットカセグレンで撮影している以上、補正板の色収差で青色光の土星がピンボケ状態であり、大きくボケて広がっている影響を受けています。

 HDR処理をしても、C環の表現は難しいことが分かります。

 C環を表現するためには、大きな望遠鏡による光量、撮影カメラのもっと高感度の力、大きなダイナミックレンジが必要になってきます。

 シーイングが悪いと、露光時間を増やして光量を稼ぐ方法が使えないので、より困難ですね。

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土星ムービー 2017/06/02

 5月22日に撮影した土星をキャプチャー動画から処理画像までのムービーにしてみました。
 キャプチャー動画が元の長さ(100秒)に近いので、全体に長くなってしましました。


 今回もフリーのBGMを付けてみました。

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木星ムービー 2017/05/26

 5月19日の木星がよくできていたので、キャプチャー動画と処理結果を纏めたムービーを作ってみました。
 キャプチャー動画は思っていたよりのよく揺れてるし、お世辞にもシーイングはエクセレントとは言えません。
 画像処理技術の賜物と思います。
 なぜか、BGMも付けてみました。

 結果良ければすべて良しでしょうか(笑)

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繋ぎ目破綻 2017/05/14

 昨夜(5月13日)の木星です、雨を降らした前線が南下して夜になって晴れてきたのですがシーイングは最悪。
 で、AutoStakkert!3でアライメントポイントを9個で処理したら、見事に全面破綻。
Jup_zwo_asi290mm_ap9

 完全にやる気喪失。

 最悪状態で、アライメントポイントを真ん中に1個でも処理しました。
Jup_zwo_asi290mm_ap1

 どうしようもない・・・

 この後しばらく時間が経って、ややシーイングが良くなりかけたのですが、曇ってしまいました。
 で、終わりです(笑)

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LRGB合成の中央時刻 2017/04/22

 LRGB合成法で惑星撮影を続けているのですが、モノクロのL画像とカラーのRGB画像の位置合わせが、二つの画像の中央経度が違っているとうまく合わないことがあります。
 特に高解像になってくると、木星などは細かい模様で色が違うことがあるのである程度は正確に合わせたい。
 中央の模様で合わせることで概ねは解決されるのですが、この時はリムに色情報のない部分が現れたりもします。
 現在の私の撮影パターンは、WinJUPOSのDerotation(自転補正)を利用することを前提として下記のようになっています。
Lrgbtimetable1

 これは木星の場合ですが、全部で 10本のショット、100秒間動画×10本=1000秒間が1セットとなっています。もちろんロスタイムはありますので、実際はもう少し時間がかかります。
 順調に撮影が進めば、カラー(RGB)画像のDerotation画像の中央時刻 A と、モノクロ(L)画像のDerotation画像の中央時刻 B は、ほぼ同じになるはずで、LRGB合成に於いて色ズレ(模様ズレ)は起こしません。

 ところが、モノクロショットがシーイングの影響で6本揃わないことが良くあります。
 例えば最初の2ショットだけ良くて後の4本は写りが悪く採用できない場合など、L画像の中央時刻が B の時刻とずれてしまい、このままカラー画像の A 時刻と合成すると色ズレ(模様ズレ)を起こしてしまいます。

 そこで登場するのがWinJUPOSのDerotationなのです。
 Derotationの設定場面の中央付近に Reference time (UT) を入力できる枠があります。
 ここへ、モノクロ(L)画像の中央時刻を入力すれば、その時刻に合わせてDerotationカラー画像が形成されます。
 File name も変更され、各画像のアウトラインが描かれている図もそれに合わせてずれた子午線が表示されます。
Winjuposderotation1

 最初と最後のカラーショットの間の時間に、モノクロ画像が入っているとだいじょうぶですが、カラー画像の時間外は入力することができません。

 木星の場合撮影時刻が2~3分違うと模様の位置は明らかにずれてしまいます。
 どうしても高解像になってくると、気になってくるL画像とRGB画像のズレを押さえるのには、この WinJUPOS の Derotation はとても優れものです。

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4月4日の木星再画像処理 2017/04/10

 4月4日撮影の中で一番シーイングが良かったセットを丁寧に再処理してみました。
 スタックのやり直しなどいろいろ時間を掛けましたが、結果的にはRegistax6のウエーブレットの強度だけが大きな違いとなって現れています。
 単純に言えば、模様が濃いか薄いかだけになってしまいました(笑)
 GIFアニメにしていますので、2秒間隔で交互に見ることができます。
 Aが前の処理で、Bが再処理画像です。
201704041503_6avsb8

 模様の濃さなどは人によって好みもありますが、判断の難しいところですね。
 シーイングが悪いと、模様を濃く出したいために必要以上にウエーブレットの強度を上げてしまいます。
 自然な感じなどとよく言われますが、模様が薄いとついつい物足りなくなってしまうのは自分の性でしょうか・・・

 色合いも含めて、このへんがイイんじゃないかと思うところで止めたのが今回の処理です。
Kmj2017040415h04mutb

 やっぱり大赤斑が居ないのが寂しいですね。

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木星1回転 2017/04/07

 4月4日と5日の木星画像でマップを作り、WinJUPOSの木星にマップを貼り付けて自転させてみました。
 写りの悪いところや、繋ぎ目が揃っていないところなどいっぱいありますが、まぁ、私の木星です(笑)

 WinJUPOSで Tools→Ephemerides→Optionsで、Texture image で交換することが可能です。
Winjupos01

 Longitude of left margin を体系Ⅱ=0°にしておけば差し当たり大赤斑の位置もだいじょうぶです。
Winjupos02

 マップはTexture用に北が上になっています。
Jmap2403ck

 やっぱり計画的に1回転分の画像を撮影しないといけません。
 しかし、天候やシーイングを考えると簡単にはいきませんね。

 次回はあるでしょうか・・・

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AutoStakkert!3.0.11 beta 2017/03/25

 スタックソフトの AutoStakkert! がbeta版ですがバージョン3になりました。
 Windows 64ビット対応版で、32ビット版は今のところ出てないようです。
 アイコンが変わった以外はあまり変更部分は分かりにくいのですが、これからボチボチ使いこなしていきたいと思います。
Asv31

 誰かが使いこなして教えていただくのが一番なんですがね・・・(笑)

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WinJUPOSのDerotationの画像数 2017/02/15

 2月14日朝の木星で、Derotation 処理をやったのですが、元になる画像数と撮影時間を画にしてみました。
 1枚目の画像は11枚(ショット)撮影の中の最初の画像で一番良く写っていたものです。
 2枚目以降は1枚目より写りは良くありませんが、数で勝負です。
Derotation_images_1_c

 Derotation後に最大エントロピー復元処理をしていますので、干渉?によるリングが出ていますが、そのままにしています。

 やはり画像数が多いほどノイズが減り纏まっているように見えます。
 しかし、11枚画像では明らかにリムの合成がWinJUPOSのDerotationでは上手く行ってないので、最終的に使ったのは8枚画像のDerotationです。

 最大エントロピー処理のパラメーターは全て同じですが、最後に掛けるシャープの強度が、1画像は弱く、11画像は強くなっていまして、状況に合わせて加減しています。

 この載せた画像で判断できるかどうか微妙ですが、にらめっこしてみてください。

 あぁ、英語は機械翻訳ですので気にしないでください。

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HDR 2017/02/14

 巷で?Nik Collectionによる画像処理が流行っているらしいので、PhotoshopCS3になんとか組み込んで遊んでみました。
 HDR Efex Proを使ったハイダイナミックレンジ処理ですが、今朝の木星をやってみました。
 真剣さはありませんので、用意されているパターンの一つの処理です。
Kmpscs3nikhdr

 何とも言えませんが一つの処理です(笑)

 使う側の真剣さが足りませんね・・・

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