月面撮影
月面ムービー 2017/11/29
11月27日夕方に撮影した月面を動画に纏めてみました。
そこそこ揺れていますがディティールも良く見えています。
LINNEのあたりでは光学系のゴミが良く分かりますね。
月面 2017/11/27-18
朝、火星のところが曇ったのを除いて、強い季節風もなく一日中良い天気でした。
夕方に見える月もベランダから撮影できるチャンスでもあり、待ち受けていたのですが、しばらく撮影していると、いつの間にやら雲が現れ全天曇ってしまいました。
天気予報では一晩中晴れなんですけどね。
シーイングはまずまず良好でした。
プラトーからアルプス谷の3枚モザイクです。
どれもHDRソフトを使っています。
C14+カサイ2インチ2倍バロー+ADC+#23A+ZWO ASI 178MM+FireCapture2.6beta+AutoStakkert!3+Registax6+PhotoshopCS3(Nik Collection HDR Efex Pro2)
だんだんと南へ移動しながら撮影していたのですが、雲には勝てませんでした。
月面+HDR 2017/11/18
11月13日朝の月面未処理画像をNik Collection のHDRソフトで最終画像仕上げをやってみました。
3本谷のあたりです。
デフォルトで用意されているHDRから08番を選び、少しパラメーターを変更しています。
Registax6の処理後、普通はトーンカーブをいじって処理を終えることが多いので、その画像も上げておきます。
ドームとか強調されていて、好みの分かれるところではありますが・・・
美しさとの協調はなかなか難しいですね。
C14+カサイ2インチ2倍バロー+ADC+#23A+ZWO ASI 178MM+FireCapture2.6beta
+AutoStakkert!3+Registax6+PhotoshopCS3(Nik Collection HDR Efex Pro2)
コペルニクスのキャプチャー動画 2017/11/14
11月13日朝に月面撮影したコペルニクスの動画を纏めてみました。
キャプチャした3000フレームを動画にし、画像処理したものをくっつけてみました。
シーイングの状況などが良く分かると思います。
ちょっと退屈だとは思いますが、最後までお付き合いください。
ムービーにするのはなかなか大変ですね!
月面 2017/11/12-13
火星撮影の前に、月の赤緯が下がって、ベランダからちょうど良い高さになっていたので撮影してみました。
まず最初は、リクエストのあった「シャレコウベと赤ん坊」です。
「赤ん坊」は Mons Delisle、「シャレコウベ」は、
訂正” DORSUM BUCHER” だそうです。←違いました。
どちらも下弦過ぎの光でないとそう見えないようで、満月前だとこうは見えないみたいです。画像を 90°左回りに回転させると、よりそれらしく見えます。
ARISTARCHUS と VALLIS SCHROTER です。
この日のシーイングはモニターで見ていると、グニャグニャ揺れっぱなしで、ローリングシャッターのCMOSカメラでは酔っ払いになりそうなほどでした。
画像処理するとそれほどでもないように見えるのは、スタックソフトのマルチポイント(多数のアライメントポイント)のおかげかと思います。
COPERNICUS 付近を、3ショットでモザイクしてみました。
そこそこ写っているので、言うほどシーイングは悪くないと思われるかもしれませんが、AutoStakkert!3のスタック後の画像には、ところどころ繋ぎ目破綻が見受けられます。
C14+カサイ2インチ2倍バロー+ADC+#23A+ZWO ASI 178MM+FireCapture2.6beta
+AutoStakkert!3+Registax6+PhotoshopCS3
最近、月面撮影のキャプチャー用パソコンは、北米日食に持って行ったノートパソコンを使っています。
それは高速SSDを日食用に必要としたからで、ZWO ASI 178MMのフル画素600万画素 16ビット SER ファイルを、ドロップすることなく、29FPS確実にキャプチャするためには高速SSDが必須でした。
今日は、次に火星が控えているので、普段観測キャプチャ用に使っているパソコンで月面も撮影したのですが、どうしても15FPSぐらいしかキャプチャ速度が出ません。
昔は?内蔵ハードディスクにキャプチャすれば十分だったのですが、これからは高速SSDが必須で、AutoStakkert!3でのスタック処理も、高速SSDの方が読み出し時間が速いので処理時間も短くてすみます。
また投資が必要かな・・・
月面 2017/11/02-03
満月に近づいて明るくなってきました。
今日はまた撮影システムを変更して、ADCの入った惑星撮影用システムからフィルターホイールとフリップミラを外したもので撮影しました。
モノクロPCカメラと赤フィルターで撮影しているとは言え、高解像になると少し大気の色分散の影響が見受けられるので、自作ADCを含むシステムにしました。
DARWINです。
拡大率が少し大きくなっていますが、カサイの2インチ2倍マルチバローです。
少し大きく拡大するようになってしまったので、3画像をモザイクしてみました。
佐伯、宮森峡谷、A字形と、往年の見所です(笑)
今回は横位置にしてみました。
C14+カサイ2インチ2xマルチバロー+ADC+#23A+ZWO ASI 178MM+FireCapture2.6beta+AutoStakkert!3+Registax6+PhotoshopCS3
画像処理はいろいろ試していますが、これと言って決定打が無い状態です。
月面 2017/11/01-02
晴れが続いて、今夜はシーイングが良さそうと思いましたが、相変わらず月は揺れていました。
もう少し待てば高度がもっと上がったのですが、中途半端な高度での撮影となりました。
SCHICKARDですが、拡大率がやや大きくなって入りきらないので、上下2ショットのモザイクです。
いろいろ試しながらの撮影ですが、リュンカー山がちょうど見えていたので、8ビットと16ビットの撮り比べをしてみました。
理屈では16ビットの方が良いと思うのですが、実質あまり差がないみたいで、おまじないみたいにして16ビット撮影を続けています。
微妙ですが、リュンカー山の中央を見ると、16ビットの方が僅か良く写っているようです。
16ビットSERファイルで3000フレームをZWO ASI 178MMでキャプチャして、38GBものデータ量があります。8ビットだとその半分です。
どちらにしても半端ないデータ量なので、とっても苦しいです(笑)
迷光対策として、バローレンズの中程にボール紙で作った絞りリングを入れました。
黒マジックで塗っただけのリングですが、少しはコントラストアップになっているかと思います。
C14+2xバロー+#23A+ZWO ASI 178MM+FireCapture2.6beta+AutoStakkert!3+Registax6+PhotoshopCS3
月面 2017/10/30-31
台風が過ぎ去った後、木枯らしが吹き、寒い一日でしたが、夕方から晴れてきて月も良く見えました。
シーイングは期待できませんが、練習がてら月面撮影です。
かなり揺れるシーイングですが、最悪ではありません。
ゲインやガンマ、シャッター速度など試みますが、あまり変わり映えしないようです。
やっぱり期待どおりには行きませんね。
今回、フィルターをSR60に替えてみましたが、違いが今イチ分かりにくいですね。
C14+Nikon EiC-16+SR60+FireCapture2.5+AutoStakkert!3+Registax6+PhotoshopCS3
一寝入りして?明け方の火星も狙ったのですが、火星時間だけ曇ってしまいました。
晴れる予定だったのですが、北から冷たい雲が流れてきました。
より以前の記事一覧
- 月面 2017/10/26-27 2017.10.27
- 月面に #23A VS 742 フィルター 2017/09/30-10/01 2017.09.30
- 直線の壁 2017/09/29-30 2017.09.30
- 月面(12月10日夕) 2016/12/11 2016.12.11
- 月面 2016/12/09 2016.12.09
- 直線の壁 2016/12/08-09 2016.12.08
- 久しぶりの月面 2016/11/12-13 2016.11.13
- 月面 2016/05/18-19 2016.05.19
- 月面 2016/05/17-18 2016.05.18
- 月面 2016/03/20-21 2016.03.21
- また月面 2015/05/02-03 2015.05.03
- 久しぶりの月面 2015/05/01-02 2015.05.02
- 皆既月食 2014/10/08-09 2014.10.08
- 月面:欠け際の4大クレータ 2013/10/21-22 2013.10.22
- 月面撮影 2013/09/23-24 2013.09.24
- 月面撮影 2013/09/22-23 2013.09.23
- 久しぶりに月面 2013/09/17-18 2013.09.18
- 月面 2013/08/17-18 2013.08.17
- 久しぶりに月面 2013/05/21-22 2013.05.22
- 2012/11/03-04の月面 2012.11.05
- 月面 2012/10/26撮影 2012.10.28
- 月面 2012/10/25-26 2012.10.26
- 月面 2012/10/04-05 2012.10.05
- 月面 2012/10/03-04 2012.10.04
- 9月25日の月面 2012/09/29 2012.09.29
- 月面 2012/08/07-08 2012.08.09
- Basler Ace ACA1300-30GM 月面試写 2012/07/09-10 2012.07.10
- Basler ACE acA1300-30gm 月面試写 2012/07/02 2012.07.03
- 月面撮影 2011/11/04-05 2011.11.05
- 月面 アリスタルコス、シラー、シッカルトクレーター 2011/10/09 2011.10.10
- 月面 ガッサンディクレーター 2011/10/08 2011.10.09
- 立ち待ち月のペタビウス 2011/09/14-15 2011.09.15
- 満月過ぎの月面 2011/09/13-14 2011.09.14
- 月面 2011/04/20-21 2011.04.21
- 久しぶりの月面 2010/11/30(朝) 2010.11.30
- 月面 2009/10/29 2009.11.02
- 月面 2009/10/27 2009.10.29
- 月面 2009/10/16(JST) 夜明け 2009.10.19
- 明け方の月 2009/10/15(JST) 2009.10.15
- 久しぶりに月面 2009/09/01 2009.09.02
- 月面 2009/04/07 2009.04.08
- 月面 2009/04/06 2009.04.07
- 月面 2009/01/14(JST) 2009.01.15
- 夜明けの月 2008/12/23(JST) 2008.12.23
- 月面 2008/11/22(JST) 2008.11.23
- 月面 2008/10/12 2008.10.14
- 月面 2008/10/09 2008.10.13
- 月面 2008/09/11 2008.09.18
- 月 2008/07/25(JST) その3 2008.08.04
- 月 2008/07/25(JST)その2 2008.07.30
- 月 2008/07/26(JST) 2008.07.27
- 月 2008/07/25(JST) 2008.07.26
その他のカテゴリー
オーロラ パソコン・インターネット 北米日食2017 北米日食2024 太陽 彗星 惑星撮影 携帯・デジカメ 日記・コラム・つぶやき 月面撮影 望遠鏡 火星大接近沖縄日記2018 画像処理
最近のコメント