2024年2月
WinJUPOS Derotation 12.3.2 2024/02/17
Derotationの処理が大きく変わったとの連絡をMizumotoさんからいただいたのでテストしてみました。
どうやらDerotationのタイムスパンが長くなったときの処理が進化したらしい。
2023年11月23日の木星画像でテストしてみました。
効果が大きかったのは私のLRGBで撮影しているカラー画像はモノクロ L 画像の前後に撮影しているので中抜けデータになっていて、Derotation処理をするとリムに時間差分の不一致が現れ、トーンジャンプのようになって不自然なリムが生じていました。
それが、今回のバージョンアップで境目が分かりにくいスムーズな合成となっています。
70分間に得られた6枚(前-中-後)のカラー画像をDerotationしています。(画像をクリックすると動きます)
撮影が連続しているデータでは大きな効果は無く、少しスムーズになった程度でした。
1月19日の木星をまとめムービーにしてみました。 2024/02/15
1月19日のベランダリミット最後の木星をまとめムービーにしています。
衛星Ioが木星の背後に隠れるところも見ることができます。
ZWO ASI 662MC カラーカメラのみでの撮影です。
ノートパソコンのバッテリー交換 2024/02/11
4月8日(UT)に北米で見ることができる皆既日食に行くことにしました。
テキサスのキャンプウッドで観測するグループツアーです。
日が迫ってきてなんの準備もできていないのですが、望遠鏡や撮影システムは時代遅れになりつつありますが、2017年の北米日食で使ったモノをそのまま使う算段をしています。
ようやく準備を始めないといけないプレッシャーが始まって、最初にキャプチャ用のノートパソコンを出して見ましたが、最近使っていなかったせいか、バッテリーがゼロ、充電もできません。
観測地キャンプウッドではAC電源が使えるのですが、流石にバッテリーゼロでは安心して使うことができません。
そこで仕方なくネット徘徊し、密林で代替用のバッテリーを購入しました。
上が購入したバッテリーで、下がゼロになった元のバッテリーです。
Lenovoのノートパソコンで代替用のバッテリーがたくさんありますが、型番を間違えないようにして購入。
装着は普通にスームーズでしたが、外すためのスライドレバーの動きが少しギクシャクでした。
装着して起動すると、直後にエラー音が鳴ってビックリしましたが、CMOSの時刻設定が初期化されただけだったようです。
バイオスに入る年月日時分秒を入力して再起動すると普通にWindows10が立ち上がりました。
バッテリーモニターで見ると70%ぐらいの充電になっていました。
で、100%まで充電して、バッテリーだけで起動もできました。
ひとつ、準備ができました(笑)
AUTOSTAKKERT!4beta のテスト 2024/02/03
AUTOSTAKKERT!4beta版は現在 4.0.11まで進んでいます。
で、少しテストをしてみました。
1月11日に撮影した木星をできるだけ同じようにスタックし、ウエーブレットまで掛けています。
大きなサイズはこのブログでは苦しいので小さくカットしています。
中央付近のSEBあたりです。
AP設定の Multi Scale の結果が普通では無かったので、それも付け加えています。(画像をクリックするとGIFアニメになります)
大きな画像はホームページの方に上げました。
http://rb-star.la.coocan.jp/autostakkert4beta.html
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