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9月8日(UT)の火星1.5x拡大(Drizzle1.5xで拡大スタック)2020/09/09

 Autostakkert!3のDrizzle1.5xで拡大スタックした火星画像です。
 大きいことはイイことですね(笑)
 大きくできるシーイングが続いて欲しいところです。
Kmm2020090816h24mutdz15

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コメント

何時も素晴らしい画像をありがとうございます。
私も火星撮影に挑戦していますが、とてもRB星さんのように処理できずに何時も困っています。
処理ではウェーブレットで発生する二重輪郭(リンギング)が主な悩みですが、時々WinJUPOSで作られると思われる輪郭線が消せずに頭を抱えます。
WinJUPOSによる輪郭線(リムだけでなく明暗境界線側も)をどのように処理されていますでしょうか。
発生させないWinJUPOSの使い方があるのか、それとも発生した輪郭線を何らかの方法で消されるのか?

投稿: voyager_camera | 2020年9月10日 (木) 11時59分

voyager_cameraさん こんにちわ
 二重リムについては目立たないように処理するしか今のところありません。
 WinJUPOSのDerotationでは、測定時に 周辺減光 LD valueの値を私は0.90にしていて、これで欠け際に白い線が出ることはなくなりました。
 あと、アウトラインを大きめに取ることでも解消できますが、LD valueの値をいろいろ変えて試される方が良いと思います。

投稿: RB星 | 2020年9月10日 (木) 13時38分

アドバイスをありがとうございました。
LD valueはずっと0.8にしていたのですが、アウトラインを大きめに取ることで輪郭線は解消できました。
お陰様で満足のゆく処理が出来て助かりました。
これで火星の接近を待つばかりです。
私の家のベランダは南向きではないので、最接近時には自宅を飛び出して一晩中火星撮影に専念するつもりです。
今回は前回に比べて最接近時の大きさは小さいのですが、高度が稼げるし、まだサンダーストームの心配がないので期待しています。
これからもご指導のほどお願いいたします。

投稿: voyager_camera | 2020年9月10日 (木) 21時42分

voyager_cameraさん、
こんばんは。

今年の火星の接近でリンギングは悩みの元ですね。
リンギングの対策として以下のことはできます。

1) gainを高めに設定する
2) 火星の撮影向きを少し変更してみる (リンギングが出にくい向きを探る)
3) リムを少し明るく処理する
4) 後処理① Non-destructive Dodge & Burn
https://www.cloudynights.com/topic/621189-about-the-strange-mars-rind-artifact-again/
5) 後処理② Gimp/PSにてレイヤー処理
https://www.youtube.com/watch?v=srb7Fjss0Sc
6) 上記の組み合わせをやってみる

なお、WinJUPOSの場合、最新版をインストールしてみてください。
古いバージョンでは30分以上derotationすると縁に変な処理の跡が発生します。

最接近の時リンギングが出やすい条件にならないように祈りましょう。

熊森様、
木星、火星など、世界トップグラスの画像はいつも見ています。素晴らしいです。

投稿: 通りかかった火星人 | 2020年9月10日 (木) 23時31分

1)のgainを高めに設定することはリンギング抑制に効果があるのでしょうか。
FPSを上げたいのでgain:400~460位に設定することが多いのですが、RB星さんはどうされているのでしょうか。(私のカメラはASI290MM,MC)
2)は考えてもみませんでした。
ADCの調整を終わってからカメラ単体をぐるぐる回すのでしょうねえ。
どっちが西か東か、フリップミラーが入るカメラもあるので頭が混乱しそうで怖い・・・
3)以降は処理問題ですね。
私もWinJUPOSによるDerotateが終わってからPSで同じような加工に時間をかけていますが、基本的にはリンギングが発生しやすい場所にシャープ処理が適応されないようにうまく編集レイヤーにマスクを設定するしかないのでしょうねえ。
どれだけ自然に仕上げるか、結構処理技術を要求されますね。
RB星さんの画像は不自然さを感ずることが無いので何時もお手本にさせていただいています。

投稿: voyager_camera | 2020年9月12日 (土) 10時18分

通りかかった火星人さん こんにちわ コメントありがとうございます。
 私の考えも述べさせていただきます。
>1) gainを高めに設定する
 ゲイン変更の経験がないので分かりませんが、ゲインで二重リムの写りが変わる要素はないとは思いますが、通常の模様の写り方が変化すると同じ程度の変化しかないと思います。
 私は、290MMではゲイン400を基準としています。

>2) 火星の撮影向きを少し変更してみる (リンギングが出にくい向きを探る)
 カメラだけを回転させても二重リムは変化しないと思うのですが。
 望遠鏡が光軸を含め完全に調整されている場合は、どの方向でも必ず写るものだと思います。
 以前、カメラが持っているシャープ効果によるリンギング、ゴーストはカメラの向きのよって違うと言われていた(私は確認していません)のと混同されているのではないでしょうか。

>3) リムを少し明るく処理する
 これは後処理ですね。
 リムを飛ばして処理するのも一つの方法だと思います。
 ただ、火星の場合、リムの様子(暗色模様があったり、明るい砂漠があったり)によって濃さが変わりますので、一律に飛ばすのはなかなか難しいかと思います。
 火星は朝霧夕霧、ダスト雲などリム周辺でたなびいたりしますので、違いを見つけるのが難しくなるし、これらの淡い現象が消えてしまう可能性もあります。

 基本的に多くの方は、後処理で目立たせないように処理をしているのだと思っています。
 参考に上げられているレイヤーを使った合成なども一つの方法だと思いますが、やればやるほど科学的な路線から外れていくような気がします。
 とは言っても、後処理ですることは五十歩百歩ですから、私の後処理も大きな声では言えません(笑)

 スタック処理で、APをリムから遠ざけて置くのも一つの方法です。

 二重リムは、ディフラクションリングが完全に丸く写るような光学系ではきれいに写ります。
 写り方に乱れがある場合の多くは、光軸不良やADCの調整不足があると考えられます。
 リンギングの隣の暗さは中央遮蔽の大きさによりますし、厄介なものですが、あることを前提に目立たなく静かに処理をすることでしか、今のところ対処の方法はないようです。
 さしあたり、晴れれば写す!
 あとは後で考えるでしょうか(笑2)

投稿: RB星 | 2020年9月12日 (土) 16時49分

voyager_cameraさん こんにちわ
 二重リムにはシャープや強調処理をできるだけかけない、と言う考えで行ってます。
 voyager_cameraさんのやって居られるディープスカイの世界ではマスク処理などが普通になってきてますよね。
 惑星の世界も同じ方向に向きそうな気がしてますが、まだ発展途上でしょうか(笑)

投稿: RB星 | 2020年9月12日 (土) 17時12分

"キターッ"と叫べるような画像が取得できれば強調処理など必要ないのでしょうが、何時も眠たい画像ばかりですからついキツイ処理になってしまいます。
RB星さんの画像を見るからいけないのかもしれません。
仰せのように火星画像のスタック時は木星などと同様に自動でAPを撮るのですが、どうしてもリム側にAPが偏る問題がありますね。
APの間隔を大きく、レベルを高めにしてポイント数を減らすのですが、ボケボケ画像をスタックするのですから、手動で中央1点の方が安全かも。
ハッブルの画像に二重リムが無いのはNASAの処理がうまいのではなく、元々復元処理が必要ないからなんだと考えた方が地上観測者としては諦めがつくというものでしょうか。

投稿: voyager_camera | 2020年9月13日 (日) 14時27分

voyager_cameraさん こんにちわ
 ハッブル望遠鏡はディフラクションディスクまで写す高解像を狙ってなくて、逆に低解像度(口径の最大解像度を求めない)によって二重リムは生じていないのだそうです(受け売りです)。
 何らかの画像処理はされていると思いますが、リムは諦めて、中身の高解像でハッブル望遠鏡に対抗して方が良いのかと思います(笑)
 まぁ、良シーイングは必要ですが。

投稿: RB星 | 2020年9月13日 (日) 15時23分

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