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南天の低い惑星の恒星時駆動 2020/03/22

 ステップモータドライバのL6470の基準周波数に、クリスタルを使って安定することができました。
 先日の改造は予備に置いておいて、赤経駆動用のL6470にもう一つのクリスタルを組み込みました。
Img_1794w800

 二階建ては同じです(笑)
Img_1816bw800

 で、実際に組み込んで駆動させ、星を追いかけてみると、計算どおりの恒星時駆動では速いのでした。
 これは、ある意味最初から分かっていたことですが、実際の今の惑星は遅いのです。
 その主たる原因は大気差です。
 低空の星は大気差によって浮き上がって見えていますが、その浮き上がり量が変化することによって、望遠鏡の赤経駆動速度にも影響を及ぼします。
 概念図はこんなところでしょうか。(正しい図かどうか私にも良く分かっていませんが・・・)
Cut
 天文年鑑(誠文堂新光社)の最後の方に「天体望遠鏡データ」のページがあり、その中に、
 ■大気差を補正するためのモータードライブのスピード設定値
 があり、星の高度と子午線からの外れた時角によって、赤経駆動の速度が変化する量が表になって出ています。
 計算式もあるのですが、三角関数がいっぱいで、私の算数能力ではちと苦しい。
 基本は正規の恒星時駆動よりも遅くしなさいと言うことです。

 で、実際の火星で確かめた私の望遠鏡の速度は、最近の火星に対して約0.6%遅い速度で駆動させています。
 今の火星で午前5時ごろの速度にほぼ合っていると思います。

 私の架台は、ウォームホイール 180:1、平ギヤー 4:1、ステップモーターギヤーヘッド 18:1、ステップモータ 200ステップ/回 で使用しています。マイクロステップは速度に関係がありません。
 プログラム(スケッチ)では、SPD=2018 が恒星時で、大気差他を考慮して SPD=2006~2010を現在の南東の低空にある火星撮影で使っています。
Img_1831w800
 極軸をわざとずらすことによって、大気差による南北のズレを近似的に解消することも可能で、今まではこの方法を使って調整をしていました。

 私の望遠鏡のウォームは、大きなピリオデックエラーを起こし、木星の視直径ぐらいは動きますので、正確な赤経駆動速度を測るはかなり難しいです。
 と、キングスレートを思い出す人も居られると思いますが、全く誤差の範囲内です(笑2)

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