うるう年の2月29日の昔 2020/02/29
今から約50年ほど前の昔のお話です。
若かりしころ、天文仲間に触発されたのか、天文古書を探すことに呑み込まれていたときがありました。
50年ほど前のある日、大阪日本橋の古書店を巡り始めたとき、同じ仲間とばったりと出くわしました。
彼は、すでに全部を見終わって帰りのスタンスでしたが、私と出会って、なぜかいっしょに古書店を巡ったのです。
で、とある古書店で私が一般図書の古本棚を上から下へと眼を流しているとき、
突然!私の背中から手が伸びてきて、
あっ!と、彼が手にした本が「中村要 著 天体写真術」だったのです。
実のところ、その瞬間、私は何が起こったのか、良く分かりませんでしたが、凄いことだったのです。
それが、忘れもしません2月29日、うるう年だったのです。
当時、天体写真に嵌まっていたときで、「温故知新」とか言いながら昔の技術に感銘を受けていた時代です。
今、銀塩の時代が去り、デジタルの時代では大きく違うかもしれませんが、未知の時代を開拓された先人たちに敬意を表します。
あぁ、この写真の本は、後ろから手を伸ばした彼が、後に、別の場所で手に入れた本を私にプレゼントしてくれたものです。
その後、彼は私の仲人になりました(笑)
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