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SAHEKI Crater 2018/08/31

 火星の佐伯(SAHEKI)クレーターのことです。
 今回の火星大接近で一番良く写ったのは、沖縄遠征での7月26日の火星です。
 大黄雲最中で、大シルチスは見えているものの淡く、画像処理によってやっと模様が浮かんでくる状態でした。

Kmm2018072614h28muta

 それでも良く見ると、火星のクレーターらしき丸い明斑があちこちに見えました。
 ちょうどダストがクレーター内に溜まって、クレーターの姿を教えてくれているように見えます。
 そこでクレーターの同定をするために、この日の解像度の高いL画像を使ってWinJUPOSによるマップを作ってみました。
 そして、大シルチスの南側には火星観測の大先輩、佐伯恒夫さんのクレーターがあるのです。
 今まではもちろん、探査衛星による画像しか見たことがありません。
Mgs_sahekiw800

 このクレーターマップと7月26日沖縄撮影の火星マップを並べてみることにしました。
 黄色枠が上記のクレーター画像のサイズです。
Marsmap5l_010302w800
 並べると言っても難しいので、黄色枠部分を拡大し、クレーターマップ画像とモーフィングしてみました。
Marsmap5l_010303w800c

 何とかSAHEKIクレーターの位置に白斑があることがおわかりでしょうか。
 ダストがクレーター内に漂うことでSAHEKIクレーターが分かりました。
 たぶん、これで間違いはないと思うのですが・・・
Kmm2018072614h28mutsaheki

 佐伯クレーターは、この春に亡くなられた広島の佐藤健さんの推薦で命名されました。
Img_9180w800

 この報告を、生前の佐藤さんにお届けできていたら、どんなに喜んでいただけるかと思うと残念ではあります。
Img_9190cw800

 佐伯恒夫さん、佐藤健さんへの大先輩に遅まきながらの報告でした。
 下記画像は1970年代始めのころ大阪駅でのお姿です。
 (中央に佐伯恒夫さん、左に佐藤健さん、右は田阪一郎さんです。)
Sahekisatoutasakaw800

 古い画像の出ついでに、佐伯さんの1971年の火星スケッチをコピーさせていただいたものも登場です。
Img_9185w800

 私の眼力のスケッチでは、なかなか追いつくことはできませんでしたが、今、高解像デジタル惑星撮影の時代になって、少し仲間に入れたような気がします。
 公私ともにお世話になった大先輩達に、この報告を捧げます・・・m(_ _;)m

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コメント

RB星さん こんばんは

佐伯さん 懐かしいです。 私の高校時代に地学部天文班で表敬訪問したのを思い出しました。あの頃の電気科学館は手作り感があってとても大好きな場所でした。

投稿: 池之上 | 2018年9月 1日 (土) 02時59分

池之上さん おはようございます。
 昔々は天文の情報源は、ほぼ電気科学館しかなかったですからね。
 くぅーーらい建物でしたが、良く通いました。

投稿: RB星 | 2018年9月 1日 (土) 08時35分

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