« 土星 2017/06/19-20 | トップページ | 梅雨の大泉緑地 2017/06/22 »

土星のC環とHDR処理 2017/06/21

 土星の環は主に A環・B環・C環の三つに分かれているのですが、C環はちりめん環とも呼ばれていて非常に淡く、大きな望遠鏡で眼視で覗いても、よーく見ないと見落としがちです。
 惑星撮影で土星の環はシャープ感が限りなく強いので、これを再現するとC環は闇に沈んでしまいます。
 最近の巷の画像処理では、HDR(ハイダイナミックレンジ処理)がもてはやされていて、星景の世界とかではけっこう使われています。
 で、土星のC環を表現するのに使ってみた結果です。
Hdrtestsaturn2017

A、AutoStakkert!3でスタック、Registax6でウエーブレット後、WinJUPOSでDerotation合成したものです。

B、A画像を Nik Collection のHDR処理をしたものです。
  C環が少し表に出ています。

C、最終報告に添付するLRGB合成画像を Nik Collection のHDR処理したものです。

D、最終の報告画像で、HDRはしていません。
  ぱっと眼には見えませんが、良く見ると微かなC環を見ることができます。

 C画像で青色が取り巻いているのは、LRGB合成時のカラーデータがZWO ASI224MCカラーカメラで撮影されたもので、シュミットカセグレンで撮影している以上、補正板の色収差で青色光の土星がピンボケ状態であり、大きくボケて広がっている影響を受けています。

 HDR処理をしても、C環の表現は難しいことが分かります。

 C環を表現するためには、大きな望遠鏡による光量、撮影カメラのもっと高感度の力、大きなダイナミックレンジが必要になってきます。

 シーイングが悪いと、露光時間を増やして光量を稼ぐ方法が使えないので、より困難ですね。

|

« 土星 2017/06/19-20 | トップページ | 梅雨の大泉緑地 2017/06/22 »

画像処理」カテゴリの記事

コメント

What a gorgeous!!!!

投稿: William Yoon | 2017年6月22日 (木) 09時25分

Thank you.
I have tried various techniques.

投稿: RB星 | 2017年6月22日 (木) 10時55分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 土星 2017/06/19-20 | トップページ | 梅雨の大泉緑地 2017/06/22 »