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C14の筒内気流 2017/01/30

 上空のシーイングが悪い気流は良く撮影するのですが、筒内気流そのものを撮影することは最近なかったように思うので、久しぶりに1月28日の夕刻よりC14の筒内気流を撮影してみました。
 撮影方法は、今回、ピンボケ法でPCカメラ(ZWO ASI224MC)を焦点を外し、大きく外側に持って行っています。
 オリオン座のリゲルをピンボケにして撮影しています。
 いわゆる外像ですので、望遠鏡で覗いたまんまの位置関係なので、上下関係が逆さまになっていますので、ご注意ください。
 つまり、上が下、下が上です(笑)
 筒内気流以外の気流も見えていますので、判断して見てください。
 基本的には筒内気流対策のファンは使わずに、自然の温度変化によるいわゆる馴染みを見ています。
 ⊿Tは主鏡の温度と外気温との温度差です。
 スタート時には主鏡温度が18.5℃、外気温が11.5℃でした。
 終了時には主鏡温度が8.5℃、外気温が8.3℃になっています。
 スタート後、約4時間で概ね筒内気流は静かになっています。
 最後の二つのムービーは鏡筒の前に手を持っていったものと、ファンをオンにしたものです。

 温かい手を筒先に持っていったものでは、激しい気流が良く見えて楽しいですね(笑2)

 上下方向が逆さまですと、ちょっと見づらいので、次回は内像側で撮影してみることにします。

 筒内気流を見ていて楽しいことはありませんが、高解像惑星撮影では気にしておかないといけない要素だと思います。

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望遠鏡」カテゴリの記事

コメント

こんにちは、近内です。

非常に教育的で興味深い動画です!

動画上で5時の方向あたりが真上かと思いますが、⊿T=1.2℃
までは副鏡遮蔽の影の部分から、バッフルチューブ先端から
煙突の煙上に垂直に立ち昇る一条の細い気流が認められる
ように感じるのですがいかがでしょうか?
⊿T=0.2℃では綺麗に落ち着いていますね。

私のミード16インチをiwaLab方式でスポットクーラやペルチェ
素子で鏡筒のケツを冷やして星像を観察すると、主鏡温度と
鏡筒内気温の差が1℃あると、バッフルチューブ先端から主鏡
ブロックの中央付近の分厚いガラスブロックの冷え残りが元凶
と思われる暖気の立ち昇りが出るようです。

現在赤経駆動が完全にぶっ壊れていて動けません(号泣)。

  また色々教えてください。

投稿: 近内令一 | 2017年1月31日 (火) 14時00分

近内さん こんにちわ
 画像上で右下に輝く明るい点とそれに伴うミミズのような筋は見かけ上バッフルの上に集まってくる暖気です。
 これは主鏡の面に沿って立ち上がっている暖まった空気です。
 C14の経験上では、主鏡温度と外気温の差が0.5℃以下になると目立った立ち昇り気流は出ないようです。
 でも、安全のためには、これ以下が良いかと思っています。
 もちろん、私の場合はとんどの時はファンを回していますので、このへんはクリヤーしているかと思っています。
 赤道儀の故障は難儀ですね。
 ミードの古いヤツはコンデンサーがよくパンクしていますが、新しいから原因は違うんでしょうね。
 早く修理ができたら良いですね。

投稿: RB星 | 2017年1月31日 (火) 16時16分

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