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2016年シーズンのベスト惑星 2016/09/20

 少し心の余裕ができたので、2016シーズンの惑星画像を並べてみます。
 望遠鏡をC14(35cm)に変更して初めてのシーズンです。

 最初は木星です。
 LRGB合成用のモノクロPCカメラを新しく購入した ZWO ASI 178MM での撮影を始めたところで、いろいろ試しながらの撮影だったのです。
 よって、ガンマを換えたりして画質がばらばらだったのですが、なんとかまとめました。
 解像度が高いのはまだあるのですが、差は僅かで、大赤斑がバッチリなのはこれだけでした。
Kmj2016030314h47mutb

 次は土星です。
 今シーズンの土星はアンタレスの近くで高度が低いのですが、C14になって光量が増えたことと、モノクロPCカメラの感度が上がって一歩良くなりました。
 エンケの隙間が割とコンスタントに写るようになったのは、C14のおかげだと思います。
Kms2016051816h21mutbc

 最後は火星です。
 中接近で視直径は少し大きくなりましたが、土星と同じようにアンタレスの近くに位置し高度は30°ほどしかありません。
 LRGB合成用のモノクロPCカメラをZWO ASI 290MMに変更したてでの撮影です。
 これと言った良好なシーイングに当たりませんでしたが、高速シャッターと高速フレームレートに助けられてそこそこ写り、クレーターなどが写り始めました。
Kmm2016060314h11mutb

 どれもピクセル等倍で画像を作っています。画像をクリックして等倍でご覧ください。

 次のシーズンまでに進歩があるかどうかは分かりませんが、もっと写ったら良いなーと思っています。

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惑星撮影」カテゴリの記事

コメント

RB星さんこんにちは。
このシーイングでこの火星画像はすごいですね。東西の像周縁部は輝面側も欠け際側もコントラストアークが
目立たず、特に西の欠け際ぎりぎりのところでアリュンの爪の付け根の500㎞超径のスキアパレリクレーターの
丸みがクッキリ見分けられます:これはディローテーションの“効果”という面もありますか?

像の南縁では輝度の高い南極冠や南極地方の白雲の影響かさすがにリムアークが目立っていますが、その
すぐ内側では火星面の状況が非常に正確に再現されていると思います。ヘッラスの東半分が降着したダスト
で不明瞭になり、西半分の輪郭が明瞭に残っているヘッラスの部分には、西の外側から白雲の細い帯が流れ
込んでいる様子がよくわかります。このあたりは同日のMRO MARCIの回転破れ提灯の画像とよく一致していま
す。火星の気象現象を分析する上で第一級の画像を得られていると思います。私もあとを追いかけて行きたい
と思います。

9月頭に出て、10,11日頃におさまった南中高緯度帯の中規模のダスト活動は1971年の同季節に出たダスト
同様露払いで、このあと横綱が登場する可能性もあるかと期待していますが、天気が悪過ぎでガッカリしてい
ます。

   またよろしくお願いいたします。

                  近内令一

投稿: 近内令一 | 2016年9月21日 (水) 16時35分

近内さん こんにちわ
 Derotationでリムがはっきりしている部分とぼやける部分とがあります。
 ターミネータ側でDerotationは白いラインが現れたりしやすいので、輪郭ラインを大きめに取ったりするので限定的です。
 この日の火星のスキアパレリクレーターはアライメントポイントとDerotationが上手く行ったのではないかと思います。
 逆にアリンコの足の方がぼけているので、も一つ感はあります。
 お天気悪いですね。とは言っても我がベランダからでは火星の追跡はそうとう無理かと・・・
 大黄雲が出ると面白いと思いますが、もうちょっと見やすい位置で出て欲しいですね(笑)
 こちらこそ今後ともよろしくお願いします。

投稿: RB星 | 2016年9月21日 (水) 17時18分

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