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C14 恒星像ナイフエッジテスト 2015/12/29

 C14の恒星像ナイフエッジテスト撮影をしてみました。
 見ての通り、なかなかのリングリングです(苦笑)
Startest_c1420151229_

 これだけリングだらけですが、全体としては平坦になっているのが凄いと思います。
 縦縞はナイフエッジの干渉かと思います。
 左右で色合いが違うのは、補正板の色収差だと思います。

 だんだん光学系第2弾の面目躍如たるものですが、この光学系で惑星がどこまで写るのか、とっても楽しみではあります。
 これぐらいのリングリングでめげることなく、惑星撮影にがんばします。

追記 2015/12/30
 星像ナイフエッジテストの撮影についての質問がありましたので、追記の形で書いておきます。
 星像ナイフエッジのテストは、恒星の焦点位置にナイフを置いて光束を切り、光学系の幾何学的な理想面からのズレを見るものです。
 ナイフを通して眼で見るものですが、眼の代わりにレンズ付きカメラで撮影するとより具体的な状況が把握できます。
W800

 私のナイフエッジは、 24.5mmアイピースのレンズを取り去ったものに、真鍮で工作したナイフを組み込んでいます。大昔に作ったものなのでかなりばっちぃです。
 いちおうネジでナイフが移動できるようになっています。
Img_0413w800

 今回の撮影カメラは、ZWO ASI224MCにCマウントの16mmレンズを着けたものです。
 カメラのピントは主鏡に合わせます。絞りはもちろん開放です。
Img_0402w800

 2インチのコリーメート用カメラアダプターを使ったのですが、今の接眼部には掴める2インチの場所がなく、ゴソゴソとカメラアダプター類の中から何とか使えるようにセットしました。
Img_0404w800

 ZWO ASI224MCのカメラネジ位置が後ろにあり、仕方が無いので、昨日ホームセンターで鉄アングルを購入し工作しました。
Img_0409w800

 恒星像の焦点位置はかなりシビアなので、ある程度ナイフエッジと焦点位置が合った後は、赤経駆動でナイフエッジに行ったり来たりコントロールしながら撮影しました。
 このテストは気流や筒内気流の影響を激しく受けるので、100秒間動画を撮影して全てをスタックし、気流による歪みを平均化しています。

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望遠鏡」カテゴリの記事

コメント

RB星さん、おはようございます。

ようやく稼働できるようになったんですね!
モーター回路の組み込みを自力で完成できたのは何よりです。

ところで、ナイフエッジテストはどうやってやるんでしょうか?
以前、お願いされましたが、やり方が判らず放置してました(苦笑)

投稿: OKA | 2015年12月30日 (水) 07時24分

ナイフエッジテストの画像の撮り方、説明して頂けたら私もありがたいです。 調べてはみたのですが、どうもよく分かりませんでした。 コリメート式でしょうか?

投稿: | 2015年12月30日 (水) 07時53分

OKAさん こんにちわ
 何とかArduino&L6470も動いてくれました。
 ナイフエッジテストについてはブログの方に追記として揚げてみました。
 分かれば簡単だと思います(笑)

投稿: RB星 | 2015年12月30日 (水) 12時30分

分かり易い説明をありがとうございました。
やはりコリメート式なのですね。 自分にはアダプター類がないのでいずれ揃えてから、やってみようと思います。

投稿: | 2015年12月30日 (水) 12時52分

解説をして頂き、ありがとうございます!
年末年始は時間があるので、手持ちのもので試してみようと思います(笑)

投稿: OKA | 2015年12月30日 (水) 14時23分

OKAさん こんにちわ
 星像ナイフエッジテストは光学系の粗が良く分かるので、良し悪しがあります(笑)

投稿: RB星 | 2015年12月30日 (水) 15時00分

素晴らしい段々光学系ですね(失礼)。しかし、この高低差が実際、星像にどれほど影響するものでしょうか?以前のC11で撮影された木星像が素晴らしかったので、興味を持ちました。補正版や鏡面の実際のデータを使って数値積分すればシュミレーションができると思うのですが。

投稿: 小鉄 | 2015年12月30日 (水) 23時06分

小鉄さん おはようございます。
 C11の使用で「だんだん光学系でもここまで写る」を言っているのですが、確かにだんだん光学系で惑星を見るとコントラストが悪いと思います。
 しかし、光学系全体でそこそこの波面収差に収まっていたら、今の動画撮影からスタック、画像処理技術でカバーできるのではないかと思っています。
 微分、積分は苦手なので算数程度しか追いかけられませんが、ナイフエッジテストを見た限りでは、下記の Rohr さんのテストしたC14が近いのではないかと思っています。
http://r2.astro-foren.com/index.php/de/12-beitraege/04-zweispiegel-systeme-astrofotografie/367-d036-ein-brauchbares-c14-10-jahre-alt
 このだんだん光学系C14で、どこまで写るかがとっても楽しみです。

投稿: RB星 | 2015年12月31日 (木) 08時46分

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