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室生観測所にC14が入る 2011/09/23

 奈良県にある星仲間の共同観測所に、新しい望遠鏡セレストロンC14(35cmシュミットカセグレン)が導入されました。
 綺麗な青空の下、アスコ架台(30cm用)に同架するための工作が始まりました。
Dsc_4003p120

 何せ現場合わせで穴を開けていくので作業の中心は機械工作になれているメンバーが主体です。周りから応援しています。
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 C14はアメリカに赴任していた仲間の帰国に合わせて、アメリカの値段で購入することができました。
 C14は鏡筒後部セルなど大きくデザインが変更されており、エッジHDタイプとよく似ています。
 アリ型アリ溝は K-ASTECを購入し、アスコ架台への取り付けバランス位置を考えています。
Dsc_4010p120

 仮にプレート上でバランスを取って決めていきます。
 後ろにあるのはアスコ架台から外された45cm鏡筒です。
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 ポータブルの電動ドリルで穴を開けますが、まともなボール盤に比べると不安定です。
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 M8mmのタップ(ねじ切り)はアルミ材でも食いつきなどがあって思ったより慎重さが必要です。
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 穴開け加工、ねじ切りが終わるといよいよドーム内のアスコ架台にセットします。
Dsc_4044p72

 鏡筒の接眼部にはムーンライトの電動フォーカサーと筒内気流防止のためのスコープクーラーもどき(自作)が取り付けられています。
 C14の後部セルにはエッジHDタイプと同じ空気循環窓があります。スコープクーラーもどきを稼動させると、循環窓から空気が出てきます。
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 CP(補正板)です、マルチコーティングでなかなか綺麗です。光軸修正ネジは+ネジになっていました。回転キャップがあって、写真から光軸修正ネジは見えません。
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 いよいよ、調整のためにドームを回そうとしたら、動きません。どーも太陽電池で充電するバッテリーの出力がでなくなったようです。DC出力器から直接繋いで乗り越えることができました。
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 まだ明るいのですが、天頂近くにあるベガを導入しようとがんばりますが、ファインダーの向きも何も調節できていないので、なかなかベガを導入できません。
Dsc_4101p120

 今夜は快晴、室生の空に久しぶりの星空を迎えます。
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 夜に入り、乾杯もせずいろいろな星を堪能させて頂きました。
 ギャラッド彗星も少し青緑っぽく見え、淡いながらも尾を確認することができました。

 一通り見終わった後で、乾杯をして木星の高度が上がるのを待ちました。
 いちおういつものベランダで使っている撮影装置は持って行ってのですが、拡大率がうまく合わずに四苦八苦、そのうちにCCD面にはいっぱいホコリが着くしで、散々でしたが、辛うじて撮影できたC14によるカラー画像です。残念ながらC14の威力分には届きませんでした。
Kmj2011092401h21mjstdfk

 光軸はちょっと外れていたので、修正しましたが、モノクロカメラでは像が流れて上手く撮影できませんでした。
  シーイングも悪かったのですが、アスコの架台も極軸が観望程度にしかあっておらず、赤緯にも頻繁に動くので、修正しようとコントローラーを触ると、低速のガイドモードで動かず、大きく動くため木星は写野をはみ出すのでした。翌朝に修理しました。

 C14の能力を引き出すのは、今後の課題です。

 さあ、これからもっと使うことになるのでしょうか・・・

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