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Registax6 が公開されました。 2011/04/04

 4月2日にRegistax6が公開されました。
 早速ダウンロードして少し試してみましたので、第一印象を報告?してみます。
 私のパソコン(Windows7 HOME 32ビット)での結果ですので、狭い意味に捉えてください。

 動画の読み込みでは、DMK21AF04のY800コーディックのファイル容量の1ギガバイトを初めて超えて処理することができました。 私のパソコンではRegistax5.1では超えることができませんでした。
 逆に、1ギガバイト以下のファイルを3本同時読み込みでは、90%を超えるあたりで止まってしまい、処理を続けることができなくなりました。

 ファイルを読み込んだ後、Set Alignpoints をクリックすると自動的にアライメントポイントが設定されます。
 Registax6はマルチアライメントポイントがデフォルトになっているようです。
 この時に Intensity_selection では 3x3 area を選択しておきます。
 Default では、画像がうまく繋がらず、張りぼて模様が顕著でした。
 ただ、3x3 area でも条件によっては張りぼて模様が出ることがありました。
Registax6fig01

 次に、Align ボタンをクリックするとアライン処理が始まり、今回最大の特徴であるマルチコアによる高速処理が行われるのですが、高速処理にならないときもいっぱいありました。
 どうして、高速処理が有るときと無いときとが起こるのかは分かりませんでした。
 3000フレームを、速いときは17秒ぐらいで、遅いときは7分ぐらいかかりました。
 私のパソコンは4コア(ハイパースレッドで8個のコア)で、ちゃんと働いているときは気持ちのイイスピード処理です。
Registax6fig02

 Align 処理の結果を Show Aligndata にチェックを入れることで見ることができます。
Registax6fig03

 右下にあるスライダーを動かすとフレーム毎の計算結果をベクトル図のように見ることができます。
Registax6fig04

 どこまでスタックするかを決めると(今回は2670/2999フレームまで)、Limit ボタンをクリックします。
 すると、次は Stack ボタンしか出てきませんので、選択の余地はありません。
 スタックが始まると惑星画像の部分は真っ黒になって何をしているか見ることはできません。
 スタック処理もマルチコアが働くとたった18秒で処理が終わります。上手く働かないと7分ほどかかります。
Registax6fig05

 Wavelet のタブに移り、ウエーブレット画像処理に入ります。
 今回のもう一つの特徴は、ノイズフィルターが追加されたことです。
Registax6fig10

 Denoise と Sharpen の組み合わせは今までのウエーブレット処理だけとは違う解像限界まで踏み込むことのできる処理をRegistax6だけでまかなうことができるかもしれません。
 いろいろな数値を試してみる価値はあると思います。

 不完全な動きが設定ミスによるものなのかどうかは分かりませんが、多くのみなさんの情報をいただいて、Registax6を使って行きたいと思います。      

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画像処理」カテゴリの記事

コメント

シングルコアの古いPCではスピードアップは無理そうですか。
まだバグはありそうですが、強化されたマルチアライメントとノイズフィルターは期待できそうですね。
週末にでも試してみます。

投稿: ヨネヤン | 2011年4月 5日 (火) 21時24分

ヨネヤンさん ありがとうございます。
 そうですね、アラインポイントの設定などが変わってしまったために、比較しにくいですが、シングルコアだとあまり速くなってないかも知れませんね。
 マルチコアが上手く作動するとメタクチャ速く動きます。
 今のところ私の場合はこれが不安定なので、スタックはRegistax5で、ウエーブレットだけをRegistax6で行っています。
 どこまでがバグなのかもまだ分かりませんが、1ギガバイト越えが上手くいっていないような気もします。
 読み込んで動作するんですが、上手く動きません。
 ウエーブレットに付いたノイズフィルターは私の画像処理の中では非常に有効だと思っています。
 たくさんのみなさんが使ってバグなどの洗い出しができたら良いなーと思います。

投稿: RB星 | 2011年4月 5日 (火) 22時35分

こんにちは、私は天体写真に関しては、経験があまりなく素人そのものです、惑星(木星・火星・土星)等の画像処理には、レジスタックスV6がよいとの話をきいたのですが、レジスタックスをネットの方からダウンロードするだけで、使えるものでしょうか、他にダウンロードしなければならないものがあるのでしょうか。教えて頂ければと思います。すべて英語で記載されているもので理解するのになかなか面倒です。例えばダウンロードするにしても、別にセットでダウンロードしなければならないものがあるとすれば、何なのか、その点もお願いしたいとおもいます。よろしくお願いします。

投稿: 溝越 由孝 | 2012年2月 1日 (水) 11時36分

レジスタックスV6について投稿させていただきました。私の使って居る、PCはウィンドウズ7(64ビット)です。よろしくお願いします。

投稿: 溝越 由孝 | 2012年2月 1日 (水) 11時42分

溝越由孝さん ありがとうございます。
 Registax6はダウンロードするだけで他のものはいりません。
 ダウンロードのページから 6.1.0.0 をダウンロード、インストール後、6.1.0.8 のアップデイト版を上書きインストールしてください。
 6.1.0.8 はアップデイト版ですのでこれだけをインストールしても動きません。
 使い方については、あちこちで公開されているものを見るしか方法はありません。
 日本語の解説は少ないですが、試行錯誤を繰り返すとなんとか分かってきます。
 私も全てを理解している訳ではありません。必要最低限で使っています。
 私はWindows7 HOME 32ビットで動かしていますので、64ビット版の状況は分かりません。
 Registax6はマルチコアに対応しているので、パソコンがそこそこであれば圧倒的に処理が早いです。
 ぜひ使いこなして素晴らしい惑星像を得てください。

投稿: RB星 | 2012年2月 1日 (水) 21時55分

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