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2010年12月

2010年の終わりに 2010/12/31

 まもなく2010年が終わろうとしています。
 私にとっては3月に定年退職という大きな世界の入れ替わりがあり、これからどうしていくのか自分自身の進み方を考えた1年でありました。
 望遠鏡をC11に替えて、光学系としてはそれほどでもないが、撮影してみると思いの外、木星が良く写り、感心したりもしました。
 遊びすぎで?頸椎椎間板ヘルニアを告げられたりして、思っていたよりも過激な年でした。

 話は変わって、「2010」と言う映画があります。知ってる人は知ってると思いますが(笑)
 「2001年宇宙の旅」の続編と言うか、ややこしいのですが続編です。
Dsc_6603p72

 今年の夏、木星面に発光現象が捉えられたとき、ツイッターで情報が流れ、木星に異変が起こっていることだけが先走りし、「モノリス」が現れたのではないかなどと喜んで、多くの方が楽しまれたそうです。
 私はツイッターはしておりませんが、いや、携帯も持っておりませんが、そんな情報なら共有してみたい気もしています。

 今年の木星面には南赤道縞攪乱と言う、待ちに待った現象が起こっています。

 映画「2010」のような宇宙時代は残念ながらまだまだかも知れませんが、それまで地球からの木星観望を楽しみに続けていくことにします。

 このブログへお出でいただいたみなさまありがとうございました。
 引き続き来年の起こしも、お待ちいたします(笑)

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木星 2010/12/29-30

 冬型の気流で、相変わらずシーイングが良くありません。
 南赤道縞攪乱のSEBsの先端が見えていますが、永続白斑の下(北)にある暗斑の少し先でしょうか?
Kmj2010122908h44m09h50mut

 シーイングが悪くて色が拡散しているのかも知れませんが、永続白斑BAの赤みが特に薄くなったように感じます。

 3枚目の画像は撮影しようとしたのですが、西に移った木星が写野から外れたのを元に戻すことができませんでした。

 この後、明け方の土星の白斑をめざして望遠鏡をそのままにしていたのですが、眼が覚めると午前7時前で、夜が明けていました。
 曇っていたようですが、残念でした。

 天気予報どおりでした。

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土星 2010/12/28-29

 土星の白斑はえらいことになってるらしいのですが、初期の白斑以降見ていないので残念です。
 今朝の土星は、白斑本体は見えないものの、白斑から流れ出た?雲が前進しているその先端を撮影することができました。
 眼視で見ても撮影中のモニターでも良く分かりませんでしたが、画像処理をすると何とか見えてきました。
Kms2010122821h14mut

 雲の先端は分かりにくいのですが、えいや!っと決めました。
 シーイングが悪いので余計に不明瞭です。

 30日朝に白斑本体部が良く見える経度になりますが、天気予報はあまり良くありません。

 今朝も雲が多く撮影後は曇ってしまいました。

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土星 2010/12/27-28(朝)

 久方ぶりに眼が覚めました、でも眠たいです。
 午前6時をちょっと回っていましたが、日の出が遅いのでまだ薄明が感じられません。
 透明度がちょっと眠たい方向にあるので、夕方の木星よりはシーイングが良くなっていることを期待したのですが、だめでした。

 今日も白斑のいない経度です(涙)
Kms2010122721h23mut

 辛うじてカッシーニの隙間が写っていますが、それだけです。

 けっこう雲が通り、夜明けにはパステルオレンジに雲がたなびいていました。
 その後、一度曇ったのですが、普通の朝には青空になっていました。

 ひとまずの寒波の終わりなんですが、天候は落ち着かないようで、28日の午後はまた嵐になりました。

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木星 2010/12/27-28

 ようやく晴れてきましたが、雲が多く、少し撮影したらまた曇ってしまいました。
 気温が6℃台で、とても寒く感じます。強風はもう吹いていません。

 衛星ガニメデ本体が通過中です。
Kmj2010122709h16m10h03mut

 攪乱のSEBsが大赤斑に届きそうですが、まだ届いていないみたいです。
 大赤斑の左下SEBsが回り込む湾になったところが、また明るく写っていますが、このシーイングでは何とも言えないですね。
 SEBnは細いながらもしっかりとしたベルトになってきています。

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またもや2テラバイトハードディスク 2010/12/25

 新しいパソコンはぼちぼちソフトの移動などをしているのですが、惑星撮影用に使っているハードディスクが満杯になってしまいました。
 7月に買ったばかりの2テラバイトのハードディスクがなんです。半年足らずでいっぱいになるなんて、ちょっと撮影のし過ぎかも知れません(笑)
Dsc_6598p72

 約8k円ほどですから安くなったのは良いのですが、これからは出費も抑えないといけません。

 まあ、今年は新望遠鏡C11が入って気合いが入りすぎたのかも知れませんが、ほどほどに参ることにいたします。
 一番は、撮影済みのAVIファイルを捨てないで置いておくのがいけないので、古いものをさっさと捨てれば良いんでしょうが、私の人生と同じで過去を捨てきれずに引きずっている性格が・・・そのまんまです。

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木星 2010/12/24-25

 明け方一度曇った後は、午前中は青空も戻りましたが、風が強くなり低い雲が飛ぶようになりました。
 夕方から晴れ間は広がったのですが、ベランダでも風が強く望遠鏡が揺れました。
 撮影中に木星が写野から時々はずれたので、Registax5でスタックする際、手動ではみ出したフレームのチェックを外したりしないといけなかったので、随分と時間がかかりました。
Kmj2010122408h37m10h53mut

 ちょっとぐらいのはみ出しなら、Registax5のStackのタブのOptionの中にある、Expand to maximum imagesize にチェックが入っていると、エリアの外までスタックしてくれるのではみ出しが目立たないようになるのですが、今日は無理でした。

  シーイングも良くないので、撹乱部の先端、後端が入れ違っていますが、やっぱり端っこがどこかわかりません。
 衛星カリスト本体が南端を通過しました。
 画像処理をするまで、まったく気がつきませんでした。

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土星 2010/12/23-24(朝)

 眼が覚めて窓越しに空を見たとき、一瞬曇っている気がしました。
 ベランダに出てみると金星は辛うじて見えていますが、寝ぼけまなこの目には土星が見えませんでした。
 南の方には雲があり、全天に薄雲があるような透明度の悪~い空で、撮影を躊躇しましたが、せっかく起きたのですから、撮影しました。
 ただシーイングは良く、眼視敵には暗いものの土星のリングもシャープに見えていました。
 残念ながら白斑の見えない経度です。
Kms2010122321h05mut

 撮影中に雲が忍び寄り、30分ほどで曇ってしまいました。

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木星 2010/12/23-24

 今日も日中は晴れそうで晴れない1日でしたが、夕方から晴れ間が広がってきました。
 どんよりとした晴れで、透明度は悪く、露光が多めにしないと絵になりません。
Kmj2010122308h35m09h52mut

 大赤斑から後方部分ですが、攪乱の中心部は白斑もあり、まだまだ活動は活発です。

 薄明中の南中を迎える木星は、ベランダからの導入がホントに難しくなってきました。
 南赤道縞攪乱が続いているので、できる限り目一杯撮影しようと思うのですが、何らかの工夫をしないといけません。

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木星 2010/12/22-23

 晴れそうで晴れない一日でしたが、夕方から晴れ間が広がってきました。
 ただ、雲も多くて雲を縫っての撮影となりました。

 攪乱後端部と先端部が行き違っていますが、どこが端っこかなかなか分かりにくいですね。
Kmj2010122208h54m10h00mut

 衛星イオの本体と影が通過しています。
 大赤斑南部(上側)から永続白斑BAまで斜めに褐色系にシェードされていますね。
 それに沿ってSEBs攪乱部?が斜めになっているように見えています。

 この日の雲は木星の近くに現れた雲は木星に近づくと濃くなり、遠ざかると消えていくという厄介な雲で、最後のショットはカラーだけ撮影できましたが、モノクロは撮影できずにそのまま曇ってしまいました。

 折角ですからカラーカメラDFK21AF04で写した画像を載せておきます。
Kmj2010122211h09mut

 Registax5のウエーブレットとステライメージ6の最大エントロピー処理とそれなりの画像処理をしています。

 もうちょっとシーイングに良くなって欲しいものです。

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土星 2010/12/20-21(朝)

 なんだか透明度が悪い夜でしたが、朝起きてみると望遠鏡は露でいっぱい!
 C11の蓋はしていたので、直接は濡れていなかったのですが、撮影を始めるとすぐにCPも曇ってしまいました。
 あわててヘヤードライヤーで乾かしました。
 望遠鏡は屋外とはいえ、ベランダの屋根の下にあるのでめったに露が降りることはないのですが、久しぶりの露です。
Kms2010122021h22mut

 白斑が見える経度ではないのですが、右側のリムから出てくる直前ですので、ほんの少し明るく写っているのがわかります。ほんの少しです(笑)
 透明度が悪く、眼視ではそこそこ落ち着いているように見えるのですが、撮影すると結構忙しくぼけて揺れていました。

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木星 2010/12/20-21

 穏やかに晴れましたが、シーイングはあまり良くありません。
 でも、ちょうど大赤斑がこちらを向いていますので、見栄えがします。
 衛星ガニメデの影が大きく写っています。
Kmj2010122008h23m10h11mut

 SEBnの前進する攪乱部は先端がどこまでかわかりにくいですね。
 SEBsの後退する攪乱部の先端は、まだ大赤斑に近づいてないですが、もうまもなくでしょうか?

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OSAKA 光のルネサンスと月 2010/12/19

 もうすぐ21日は皆既月食があり、日没とともに皆既中の月が昇ってくる。
 何か良い前景と赤い月を写すセットはと考えてみると、このシーズンだからクリスマスツリーと一緒とか、東京だったらスカイツリーと一緒に写すのが定番でしょう!
 大阪だったら通天閣に大阪城なんてのが候補に上がるところです。
 12月11日から25日まで大阪中之島で光のルネサンスなるイベントが開かれており電飾アーケードやいろいろなイルミネーション作られています。
 初めての参加ですが、今日はそこそこ天気もよく、満月前の月も良く見えているので、イルミネーションと月のコラボを確かめてみました。

 日没ごろの月です。中之島の周りはビルがいっぱいです。
Dsc_6521p72

 このツリーはあんまし大きくないので、月とのデュエットは難しい。
Dsc_6530p120

 ちなみにこのツリーの電飾はカンパをあげてやらないと点灯しないんです(汗)

 トナカイさんの遠吠え?
Dsc_6549p120

 なかなか傑作をとるのは難しいですね、私の腕では・・・

 今夜は、実はほしねたぼーねんかいだいにだんで、おーえーえーおおさかしぶのぼーねんかいでした。

 大阪駅前の丸ビルで開かれたので、その前に中之島に寄り道をしたのでした。
Dsc_6580p72

 今年はいろいろありましたが、今夜は楽しくぼーねんかいで過ごしました。   

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木星 2010/12/18-19

 夕方からよく晴れてきました。
 シーイングもあまり良くありませんが、最悪ではありません。
 大赤斑から後方の攪乱部が見えています。
Kmj2010121808h43m11h35mut

 攪乱中心部はまだまだ活発なようです。

 この日は法事があったり、新しいパソコンが言うことを聞かなかったり、とても忙しい一日でした(笑)

 新しいパソコンで Registax51 がうまく動かないので、ずいぶんと画像処理に時間がかかってしまいました。

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新CPUとWindows7へ 2010/12/18

 最近パソコンが起動しなくなったり、複数のソフトを動かすと悲鳴を上げてかほとんど止まった状態になっていました。
 アスロンXP2500+のCPUで、2003年の火星大接近のころに組み立てたものですから、ちょっと無理が利かなくなっていました。

 思い切ってWindows-XPから7へと入れ替えることにしました。
 CPUはインテルの core i7-870です。最速というわけではありませんが今一番の売れ筋でしょうか。
Dsc_6478p72

 ドスパラからネットで購入です。ケースと電源以外のものが新規になりました。
 どうせならすべて新品でとも思ったのですが、まあ、しがらみと言うか思い出のケースを残しておくことにしました。
Dsc_6486p72

 ケースの写真はみっともないのでありません(笑)

 最近のCPUはピンがないんですね!針が出ていません。ソケットに置くだけなんですね。

 Windows7 のインストールは20分ぐらいでできてしまいました。
 まず最初に入れたソフトが Registax5 と WinJUPOSです。
 インターネットの接続設定も何とかなり・・・
Dsc_6500p72

 ところが、Windows-XPで使っていたソフトがうまく動かなかったり・・・その後はほとんど進んでいません。

 そして最初に入れた Registax5 なんですが、うまく動きません。
 処理速度は倍以上速くなっている部分もあるのですが、リファレンス画像が前の画像であったり、位置がずれていたりと、止まりかけ寸前になったりとか、いろいろ症状を出して木星の画像処理も止まっています。

 今の解決方法は、AVIファイル毎に Registax5 を起動と終了を繰り返すことです。
 もっと良い方法があるのかわかりませんが、ネットでも今のところ情報は見つけられませんでした。

  まあー気長にがんばることにします。
  Registax も、バージョン6の開発が始まったとのアナウンスがありますから、それを待つことにしましょう。    

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土星と金星 2010/12/16-17(朝)

 さすがに寒い!昨夕は木星時間には晴れず、遅くなってから晴れてきました。
 明け方の土星は白斑が見えない経度ですが、寒い中早起きしました。
 撮影中は3℃台だったのですが、夜明け寸前には2℃台まで下がりました。

 なかなかの寒波ですが、地上は風もほとんど無くシーイングは予想以上に良くてビックリしました。
Kms2010121621h20mut

 A環が透けて本体が写っています。
 なぜかA環の手前側全体が淡くて、少し暗めに写っています。
 なぜそうなるのか分かりませんが、不思議ですね。

 土星のシーイングが良かったので、空が明るくなってから金星を見ましたが、こちらは全然よくありません。
 めちゃくちゃ悪いわけではありませんが、リムが気流で忙しく揺れています。
Kmv2010121621h34mut

 1/500秒露光で 1000フレームほどのスタックです。
 いちおう、DFK21AF04のカラーカメラでの撮影です。
 眩しく輝いている金星を、適正露光にしてしまうと何だか輝きが無くなってインパクトに欠けてしまいますね。

 眩しいビーナスの方がイイですね・・・ 

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これなぁーーんだ? 2010/12/15

 見る人が見れば分かると思いますが、疲れました(笑)
Iss01

 えっ、見ても分からないって・・・ISSですよ・・・

 午前4時過ぎに土星の白斑を撮影した後、良く晴れているのでふたご座流星群がどれぐらい飛んでるのか、しばらく見ていました。
 0等ぐらいが1個、2等ぐらいが1個、気のせいぐらいが2個の合計4個の流れ星を見ました。もちろんベランダからです。
 寒いので部屋に戻って温まってパソコンを見ると思い出しました。ISSが南の空にやってくるのをです。

 午前6時ぐらいにしし座からおとめ座の土星あたりを通り抜けていきます。

 C11でISSを撮る気になってしまいました。

 結果!超惨敗です!

 C11+バロー+DFK21AF04の手動ガイドですが、1300フレーム(30FPS)で1コマだけ存在が入っていました。それが上の画像です。
 いやー難しい、5cmのファインダーでは無理だし、C11が思ってるより自由に動かないことが分かりました。

 そのうち、秘密の特訓をしておくことにします。ハイ!

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土星 2010/12/14-15

 土星の白斑が中央付近に見えるのは低すぎてだめですが、何とか回り込む前に見えるかも知れないので、早起きをしてみました。
 午前4時、土星の高度は28°で、白斑は中央を過ぎています。
 風が強く、葉っぱの無くなった木が揺れ、風がベランダまで回り込んできます。
 シーイングも良くありませんが何とか撮影できました。
Kms2010121419h10mut

 カッシーニの隙間はほとんど写っていないのですが、白斑はかろうじて捉えることができました。
 シーイングでぼやけていて、はっきりとは分かりにくいですが、このシーイングで写るのですから、かなり強い白斑だと分かります。

 白斑の位置はWinJUPOSで測定しましたが、土星本体の写りが小さいので、1ピクセルずれると1°ぐらい数値が変化するので小数点まで測定値を載せていますが、あまり意味はありません。
 大らかな気持ちでご覧ください(笑)

 WinJUPOSは各惑星の経度などを計算できるし、模様の位置を測定してドリフトチャートを作ったりできる、とっても惑星やさんに便利なフリーソフトです。
 日本語版がないのがちょっと残念ですが、必需品になっています。
 最新はバージョン9.0.2です。頻繁に更新されています。

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木星 2010/12/14-15

 天気予報では昼から晴れるところでしたが、陽射しは時折あるものの、低い雲が飛び、晴れたのは夕方になってからでした。
 昼ごろの気温はそれほど寒くはなかったのですが、じわじわと温度が下がってきました。
 シーイングはまずまずですが、詳細が見えるほどではありません。
Kmj2010121408h02m09h55mut

 攪乱中心部から後半のSEBsが見えていました。
 けっこうボコボコの模様になっていますが、まだ大赤斑までは到達していません。

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ぼーねんかい 2010/12/11

 仕事をしなくなってから、飲み会の数も減り、最近は星関係がほとんどになってしまいました。
 きょうは、ほしのひろばきんきぶろっくのぼーねんかいでした。
 大阪天王寺で集まりました。
Dsc03987p48

 いやー毎年みなさん一つずつ歳が加算されていきます。
 もちろん私もですが・・・

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土星 白斑現れる!と涙の金星 2010/12/09-10(朝)

 12月8日に土星面に白斑が現れたことが、ALPO-JapanのMLに流されました。
 今日は見える位置でないと思いながら、土星を見ていると何か明るいところがあるではありませんか。
 撮影中もパソコンモニターでは明らかに明るく見えていました。
 北半球の体系Ⅲ=253.6°です。最初は体系Ⅱ=98.4°で記入していましたが、体系Ⅲがいいようです。
Kms2010120921h09mut

 撮影した7画像で自転GIFアニメをまた作ってみました。
Kms201012097setb

 慌ててるので、位置合わせが十分でなく揺れています。

 撮影し初めはこの寒さでこれだけ見えるのはない・・・ぐらいシーイングが良かったです。
 ただ、少しずつ時間とともに土星が揺れはじめました。

 それでも大げさにいえば「眩しい白斑」になります。

 薄明で土星が見えなくなり、撮影もできなくなったころ、土星の下にはホントの眩しい金星が朝焼けの中で輝いていました。
 探査機「あかつき」が周回に失敗したところなので、余計に金星の眩しさが目に焼き付きます。
 せっかくですから、撮影しておきました。
Kmv2010120918h04m

 この前より小さくなった金星は、土星撮影のシステムでもはみ出すことはありません。
 DFK21AF04、カラーカメラによる単独撮影です。
 明るいリム側が、二重リムになっているのが残念ですが、まあ、あかつき記念としてはまずまずだと思います。

 涙の金星でしょうか・・・   

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木星 2010/12/09-10

 寒波のような寒い1日になりました。
 1日中鉛色の雲が飛び交っていたのですが、夕方から概ね晴れてきました。
 ただ、相変わらず雲が通るので、その合間を縫っての撮影となりました。
Kmj2010120908h25m11h22mut

 シーイングも最悪ではないものの大揺れでした。

 衛星エウロパの影が通過しています。

 SEBnの攪乱先端部は見ることができませんでしたが、何とかSEBsの後端を撮影することができました。
 もうすぐ攪乱部は1ッ周しそうですね。

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羽曳野星空観察会 2010/12/08

 羽曳野市に住む星仲間から、羽曳野市内の小学校での星空観察会へ誘われたので、お手伝いに行ってきました。
 準備中は快晴で、持っていった20cmドブソンで三日月や青空の中の木星などをスタッフのみなさんに見ていただきました。
Dsc_6467p72

 子どもたちが集まる18時ごろになると西空の低空に雲が現れたので、お話しを短くして望遠鏡で木星を見て貰いました。
 みなさんが見終わるころには雲がいっぱいとなり、パソコンを使った星のお話しが始まりました。
 最初は羽曳野のUEDAさんがオーストラリアで観測したはやぶさの大気圏突入の観測報告をされました。拍手が起こっていました。

 その後、私が星空案内と木星のお話し、最後に12月21日の皆既月食のお話しをしました。
Dsc_6471p72

 私のは話が終わるころには雲が取れ、ほぼ快晴に戻りました。
 木星はちょうど大赤斑がこちらを向いているときだったのですが、分かった人は誰もおりませんでした。 私が見ても見にくいです。
 南赤道縞の北組織を伝搬する姿は見えるような見えないような・・・良く分かりませんでした。

 観察会が終わって我が家に帰るころにはまた雲が西空からやって来て、木星撮影はお休みとなりました。

 まあ、三日月が見えたから良いか・・・ 

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土星 2010/12/04-05

 イイ天気が続いています。
 明け方6時前に眼が覚めて、土星撮影です。
 気流でけっこう揺れている土星ですが、カッシーニの隙間も良く写りました。
 高度も40°を超えて来ましたので、カラーの写りも良くなってきました。
Kms2010120421h06mut

 北半球の縞の色の違いが写るようになってきましたので、土星撮影も楽しくなってきました。

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木星 南赤道縞攪乱北組織が緑色? 2010/12/04-05

 昨日(12月3日)の大荒れの天気でも夜には晴れ間が見えていたのですが、風が強いし、シーイングも悪そうだったのでパスしました。
 打って変わって、今日は風が強いものの朝から快晴です。
 大泉緑地から帰ってきて、木星撮影の準備をしました。今日は攪乱部がこちらを向く日です。

 シーイングは木星が忙しく揺れ動くものの最悪ではありません。まずまずです。
 攪乱部SEBnが濃く前進しているのか良く見えていました。
 そしてモニター上でも良く分かりませんでしたが、画像処理をしてみると、SEBn が緑色になって出て来るではありませんか。
 こんな事はあるのでしょうか?
 12月1日も今日も攪乱部中心部は赤っぽく写っています。
Kmj2010120408h21m10h49mut

 こんなにカラフルであって良いのでしょうか?

 LRGB処理だと色が信じてもらえない?かも知れないので、カラー情報の元になっている DFK21AF04 で撮影し、彩度を上げたものも掲げておきます。
Kmj2010120408h16mut_

 いやーホントに攪乱は面白いですね。

追加です。
 体系Ⅱ=290°でマップを作りました。
Kmj20101204maps2290

 攪乱部の色をマジマジ見ると、後退しているSEBs の暗斑も僅かに緑がかっているように見えます。
 SEBsの最後端(右端)の暗斑は暖色系をしています。

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晩秋の大泉緑地 2010/12/04

 どうも紅葉の時期にどこへも出ることができなかった、いや、そんな雰囲気になれなかった。
 昨日は嵐で、ちょうどお昼ごろから暴風雨になって、その後も強い風が続きました。

 今日は朝から快晴で、風はそこそこ強いものの気分は明るい(笑)
 そこで、久しぶりに大泉緑地へリハビリ運動を兼ねて散歩に出かけました。

 今日は土曜日ですが、時間が遅かったからかバーベキューをしている人も少なくて、静かな緑地でした。
 ドングリにいっぱいで合いました。
Dsc_6367p72

 なぜか、一人記念写真です。
Dsc_6369p120

赤い木は少なくて、、このへんで晩秋を感じるかな?
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 アップです。
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 動かないものばかりだと、リハビリにならないので鳥撮りです。
Dsc_6405p72

 ちょっと赤いのを混ぜて・・・
Dsc_6436p72

 冬の鳥に変わってきましたが、カモに近づくと一斉に逃げられてしまいました。
Dsc_6447p72

 今度はもっと明るい内に行くことにします。      

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明け方の星などなど 2010/12/02(朝)

 月と土星とスピカと金星が、明け方の東天に揃って輝きました。
 明け方の土星がシーイングが良いかもしれないと思い起きたのですが、残念ながらシーイングは良くない 。

 記念写真の方に移りました。
Dsc_6301p72

 月の上に土星、左横にスピカ、金星と並んでいて、特に接近しているわけではないのですが、薄明と相まってまずまずの見映えでした。
 まあ、もっとロケーションの良いところへ行けばいいのでしょうが・・・
Dsc_6310p120

 シーイングが悪いと言っても、いちおう土星は撮影してみました。
Kms2010120121h13mut

 空気の流れで土星が踊っていました。

 実はシーイングの良いことを期待したのは木星のシーイングがまずまず良かったので、木星の後半が悪かっても、明け方には持ち直すのではないかと、思っていたからでした。
 それはいつも見ている気流の天気図ですが、気流の弱いところが日本列島を横断するように見えていたからです。
http://cimss.ssec.wisc.edu/tropic/real-time/westpac/winds/wgmsdlm4.html

12月1日のお昼の12時から、翌午前3時までの気流図をアニメにしてみました。
2010120103h18jutc36

 この気流図は300ヘクトパスカルのジェット気流から 850ヘクトパスカルの地上1.5kmぐらいまでの気流を表しています。
 天体観測で悪シーイングをもたらすのは、10km以上高度のあるジェット気流よりも地上高 3kmくらいまでの地上に近いところの風だと考えています。
 そう言う意味で、この気流図は好シーイングを予想するのに役立っています。

 でも、完全に当たるわけではありません(笑)

 今朝の土星でシーイングが悪かったのは、たぶん(推測)ですが、上の記念写真に写っている雲の高さと同じ1000メートルあまりの気流が影響していると考えられます。
 土星面の揺れる速度は遅く、それも揺れる方向がまちまちであり、ジェット気流ではありません。

 話が堅くなってきたので?話題を変えて昨夜の木星の南赤道縞攪乱の画像処理をしていて分かったことがあります。

 それはきっと、木星にはドラゴンが住み着いているのだと・・・

 そして時々、気が向いたら我々に姿を見せるのだと・・・

 きっとそうだ・・・

Dragonb2

 と、言うことで本日はおしまい・・・(笑)   

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木星 2010/12/01-02

 朝から1日中ほぼ晴れていてシーイングも良さそうだと夕方から準備していました。
 夕方は大赤斑が中央にあり、時間とともに広がった南赤道縞攪乱が追いかけて見えてくる予定。
 夕薄明の中木星をファインダーで探して導入後、C11で見ると残念ながらシーイングはあまり良くない。
 しかし、撮影準備をし、撮影するころにはじわじわとシーイングが良くなってきました。
 夏のずーっと落ち着いているシーイングではありませんが、大揺れもなく結構こまかいところまで見えていました。
Kmj2010120108h50m13h04mut

 しかし、大赤斑が沈むころからだんだんとシーイングは悪くなり、南赤道縞攪乱の中央がやってくるころには、ブヨブヨよぼよぼの状態になりがっかりです。
 でも、何とか南赤道縞攪乱の全体を撮影することができました。

 攪乱発生部から前進するSEBnの活動は淡くて活動が鈍かったのですが、今日は思いっきり?濃く前進している姿が捉えられました。
 大赤斑が沈むころには攪乱の前端が見え、大赤斑と攪乱お姿を同時に撮影することができました。

 攪乱中心部の白斑あたりが今日の撮影では赤っぽく写っていました。
 画像でちょっと分かりにくいですが、 DFK21AF04 で撮影したカラー画像で見ることができました。
 詳しいことは、フィルターワークで撮影されている観測者の画像を見ることにしましょう。

 今日撮影した画像で、木星面のマップを作ってみました。
 攪乱の発生中心部の体系2=290°を中心に描いています。
Kmj20101201maps2290

 WinJUPOSで展開図を作っていますが、フォトショップで繋ぎ目が分かりにくいように努力しています。 

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