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ニコン EiC-16コンバーターはテレセントリック系 2010/08/21

 木星撮影に常用している2インチマルチショートバローを主鏡バッフル内に入れたため、フォーカシングドロチューブと分離され、電動クレイフォード接眼部が有効に使えないこととなったことは以前に書いている。
 が、やはり電動クレイフォードを使いたいので、使えそうなバローレンズ系を考えていて、ニコンの天体用アイピースに設計されている EiC-16コンバーターが使えそうな気がしたので、詳細も分からず購入しました。
 レンズ構成やガラス材の発表もないので一種の賭けになりますが、ネットで調べてもほとんど出てこないし、私みたいに惑星撮影の拡大系として使う人は見あたらない。
Dsc_5121p36

 何てったってニコンと言うわけではないが、コーティングなどもきれいで、外国産の濃い緑?に慣れていると新鮮に感じます。
Dsc_5129p36

 そこで結論なんですが、投影距離を伸ばしても拡大率が上がりませんでした。
 つまり、レンズ構成は2群2枚ですが、どうもテレセントリック系の設計のようで、拡大率が変化しない、強いて言えばテレビューのパワーメイト風と推測されたのでした。

 よって、私の惑星撮影にはさしあたり使えそうにありませんでした。
 はい、良い勉強になりました(涙)

 そう言うのは謳っておいて欲しかったなー 

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