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2010年7月

C11の再組み上げ 2010/07/30

 黒染めスプレーから24時間を経過したので、架台を再度組み上げてセッティングしました。

 基礎プレートはそのままなんですが、ベランダ手すりに載っかっているだけではどうも力が出ないようで、将来は手すりと固定する方法を考えないといけないかもしれません。
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 極軸はφ40mmあってまずまずの太さだと思っていますが、極軸受けのベアリングがフランジ型のピローブロックですから、与圧を加えることができません。
 軽く回るのは良いのですが、C11鏡筒を載せると、少し沈んでしまいます。
 ウオームとホイールの噛み合わせのクリアランスが、鏡筒の重量で変化してしまいます。
Dsc_5005p72

 元がミードの25cm用フォークで、スペーサーを入れることによってファーク巾を広げているのですが、赤緯駆動部が西側にあって重たいので、できるだけ負担を減らす意味で、スペーサーを東側のフォーク部に寄せました。それでもまだ、西側が重くなっています。
 また、スペーサーが、15mm+15mm+10mmの3枚を使っていたのですが、少し余裕があったため、C11が東向くのと、西向くのとでは、フォークが撓んでズルズルと動いていました。
 そこで、今回は 10mmのスペーサーを外して鏡筒巾とフォーク巾をギリギリにして、フォークに与圧を加えることにしました。
 これで少しはしっかりする?筈です。
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 微妙な角度になったフォークにC11本体を載せ、その後赤緯体を組み付けます。
Dsc_5012p100

 微妙なバランス状態で組み上げますので、全部のネジが締まるまで緊張します。
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 赤経駆動回路も外していた間に、マイクロステップ駆動回路の電流抵抗を5W5Ωに取り替えました。

 フォークの巾をギチギチにしたので、C11を叩いて生じる振動は少しだけ弱くなった気がします。
 梅雨明けから使いはじめたC11でしたが、どうも、すぐ横の道路を通るトラックの振動を拾いやすくなったようです。
 20cm Dall-Kirkham に比べてC11重くなりトップヘビーになったからだと思うのですが、揺れを少なくするために、あちこちの隙間を埋めていきたいと思います。
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 また、極軸合わせなどの調整をしながら撮影を続けていくことにします。

 今夜は、晴れそうで晴れない・・・調整できずに寝てしまいました。      

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白くまくん 2010/07/30

 白くまくんは私のことではありません。 私は赤くまくんです。
 25年あまりお世話になった?エアコンが今年の酷暑に根を上げたのか、効きが悪くなりついにおつとめを終わることになり、新しいエアコンと入れ替わりました。

 古いNECのエアコンはリサイクルの業者宛先に存在しない・・・NECはすでにエアコンから撤退して随分と時間が経っているようです。
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 新しいエアコンが白くまくんなんですが、量販店でいろいろ見ていると、何?このエアコン200V が要るの、えっ家に 200V なんか来てないぞ~
 店員さんに聞くと、「いや、大抵の家に来てますよ」とのこと、

 どうやら簡単らしい。
 玄関上のブレーカーボックスを見ると、赤・白・黒の3線が来ていれば、 200V が線を繋ぎ替えるだけで、できるようです。
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 あっと言う間に、コンセントが 200V 型になってしまいました。
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 それで新しくなったエアコン、白くまくんです。
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 下はおもいっきり開くし、前面もかぱっと開くし、いろいろなところが勝手に開きます。
 まあ、試運転では良く冷えた気流が出ています。

 室外機もでっかくなり、熱ぅ~い風がいっぱい出そうです。
 夜は、この熱風との闘いが始まります(笑)
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 それで、親近感のある白くまくんなんですが、このエアコンの宣伝に使ってる白くまくんはステンレスになってる・・・
Wbkun

 ちょっと可哀相だよな~

 熊つながりとしては・・・      

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黒染めスプレー 2010/07/29

 最初に言っておきますが、私の髪の毛を染めるのではありません(苦笑)
 望遠鏡の鏡筒内部や部品を黒く塗るには、つや消しの黒とかのラッカースプレーを塗るのが普通ですが、今回は特殊な黒染めスプレーを使ってみました。

 星仲間のKasebeさんが、ご自分用にあれこれ調べられて、アルミであればアルマイト処理に近い塗料として手に入れられたものを拝借しています。
 借りてると言っても塗れば消費するわけですから・・・ありがとうございます。

 詳しい内容については、
http://www.tobika.co.jp/products/index.html
 をご覧ください。

 通常の塗料として考えてみると、皮膜は薄く、塗布後の表面はメッキのように固くなっていて、叩くとキンキンと元のアルミよりも固い音色がします。
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 今回塗ったのはマットブラックで、鏡筒内や光学系の筒などには塗っていませんが、光沢度の無さを見ると、使えそうです。
 費用は通常の塗料の4倍ぐらいしますから、ちょっとたじろぎますが、大切な望遠鏡には価値ある黒染めかも知れません。

今回は新しく作ったアルミのパーツを主に塗ってみました。
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 一度組み立てた、C11ですが塗装のために分解しました。
 明日から本格的に組立調整が始まります。

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2テラバイトハードディスク 2010/07/28

 新しい望遠鏡と梅雨明けから始まった木星撮影で、今まで使ってきたハードディスク 1.5テラバイトが満杯になってしまいました。
 この前も天気が良い日にどっと撮影をすると、一晩で 50ギガバイトのAVIファイルを撮影してしまいました。
 撮影処理が終わった AVIファイルは削除してしまったら良いとは言うのですが、どうしても捨てきれずに、データ用ハードディスクがいっぱい残っています。

 今回も、新しくハードディスクを購入しました。
 なんと2テラバイトのハードディスクです。今までで、一番容量のでかいハードディスクです。
 相性補償も含めて¥10k以下で購入できました。
Hd1

 私のパソコンは古いので、本来はIDEタイプのハードディスクしか繋げないのですが、PCIバスに載せるバッファローの IFC-PCI2SA のシリアルアタ S-ATAアダプターを使っての接続です。
 ちゃんと認識し、WindowsXPで動きました。今のところ順調に動いています。

 容量が増えると、読みとり速度も増え、Registax のスタック画像処理も速くなりそうに思ったのですが、以前と変わらずでした。

 また、これで古いパソコンとのお付き合いが続くことになりました。

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C11のミラーシフトどないかならんかな~ 2010/07/27

 2インチマルチバローをC11バッフル内に入れたため、ミラーシフト対策のために取り付けたクレイフォード接眼部モーター付きが実質使えなくなってしまった。
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 現在のピント合わせは、C11のミラーを動かす本来のフォーカサーを使っているのですが、ピントノブを回すと木星の視直径以上動き回るのさすがに耐えきれない。
 そこでネットで、シュミカセのミラーシフト軽減方法で、一番やりやすいテクニックがないか探してみました。

 そこで見つけた一つが、ピントノブの中にバネを入れて、主鏡移動用精密オスネジと真鍮でできたピントノブ側のメネジとのクリアランスをバネで取ってしまうものでした。
 早速ホームセンターに出かけ、使えそうなバネとあたりに使うプラスチックを探し出してきました。
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 プラスチックは鏡なんかを取り付けたネジに使う飾りキャップかな?
 話は簡単、両端にプラスチックの帽子をかぶったバネのできあがりです。
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 中央の奥に見える+ネジが主鏡移動精密ネジの抜け止めネジですから、バネでこの頭を押してやります。
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 周りの3個のネジはベアリングケースを止めるネジで、この締め加減でもピントノブのスムーズさは変わりますが、いろいろ調整を試しても星像のミラーシフト量に大きな変化はありませんでした。
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 ピントノブの中にバネとプラスチックキャップを入れます。
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 真鍮の中にもプラスチックキャップを入れておきます。
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 そしてピントノブをぐぐっと押し込み、与圧を加えた状態で止めネジをしておきます。
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 これだけなんですが、ここまで読まれた方は、うまく行ったのかと思われたかも知れませんが、タイトルどおり、どないもならんかった訳です(笑)

 ミラーシフトによる木星の移動量が減ることもありませんでした。全く変わらずでした。

 ちょっと楽に考えすぎたのでしょうか・・・あぁ~いい方法はないのかなぁ~    

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とくダネ2010夏の不思議を検証で木星が出た 2010/07/27

 大阪では関西テレビのとくダネテレビで、僅か2分間ほどですが、木星のSEBの淡化について放送がありました。
 月惑星研究会のMLで流れていましたので、ちゃんと見ることができました。
Cap006272

Cap006273

Cap0174

Cap006274

Cap006275

 国立天文台の渡辺先生も押さえ?で登場されていました。
Cap006276

 ちょっと怪しい放送かと思われましたが、短い時間でちゃんとまとめられていました。

 楽しそうで良いな~・・・   

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木星 2010/07/26-27

 今日も雲が多く透明度も良くない。シーイングもイマイチですが、撮影。

 衛星ガニメデが木星の後ろから現れ、衛星イオが木星表面を通過しました。
Kmj2010072617h59m19h14mut

 ぼやけている時間も長く、100秒間ずっと止まっていることは全然ない!

 それでもガニメデの模様や、イオ本体が木星面の上に見えています。
 20cm Dall-Kirkham ではやはりここまで解像できないと思う。
 C11の口径28cmの力だと思います。

追記:
 シーイングはそれほど良かったわけではありませんが、上記の上画像に出ている衛星ガニメデの模様が見えるので、ガニメデに集中して画像処理をしてみました。
Kmj2010072618h59mganymede

 DMK21AF04によるモノクロL画像のみです。
 そこそこ出ているような、ちょっと違うような・・・

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木星 2010/07/25-26

 豊川から帰ってくると、空は雲が多いものの星も見えています。夜半には木星も見えていますが、雲も多い。
 午前2時ごろ眼が覚めると、空には木星だけが見えている。
 うぅ~んほぼ曇りなので、止めようかと思ったが木星だけは見えているので撮影することにする。
 ふだんの3倍ぐらい露光しないとまともな画像にならない。シーイングも良くない・・・でもたまに模様が見える瞬間があるので、どこまで模様が出るか分からないが数ショットだけ撮影。

 画像処理してみると、シーイングが酷かった割にはそこそこ写っていました。
Kmj2010072518h35mut

 コントラストがないですが、モニターで撮影中見ている限りでは、ここまで模様が出るとは思いませんでした。
 やってみないと分かりませんね。

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豊川ジオスペースへ行ってきました 2010/07/24-25

 愛知県豊川市にある豊川ジオスペース館(プラネタリウム館)へ、一泊二日で行ってきました。
 図書館に併設されたプラネタリウム館ですが、多くの人で賑わっています。
Dsc_4917p72

 24日(土)と25日(日)にかけて、望遠鏡作り講座2本とプラネタリウム似て星と惑星のお話し、そして観望会と盛りだくさんの企画を用意して呼んでいただきました。
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 望遠鏡作りの2講座は、ナント、1本目はオルビスの4cmスピカ、2本目は国際光器の5cm8倍と、似てるようでコンセプトの違う講座でした。
P1160179
 1日目はプラネタリウムの後、夜に作った望遠鏡で月や土星、金星などを観察しました。
 天候も良くて完璧なスケジュールです。

 ここのプラネタリウムは15mドームで、私はもちろん使ったことのない機械ですから、機械操作はスタッフのみなさんに助けていただきました。
Dsc_4912p72

 レーザーの投影機もある素晴らしい施設ですが、私は残念ながら使っていません。
P1160193

   使ったことのない投影機を一見さんで使うのは大変ですね・・・

  近場?のプラネタリウム仲間のみなさんが応援に来てくれました。
20100724

 いろんな人にお世話になりました。ありがとうございました。

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木星 2010/07/23-24

 ぼんやりとした透明度で、シーイングもモヤモヤしています。
 いつもよりちょっと時間帯は早いのですが、今日24日は豊川に行かないといけないので、数少ないショットで終了です。
Kmj2010072316h47mut

 光軸を合わせ直したのがいけないのか、衛星の影がちょっと伸びてしまいました。
 副鏡の光軸合わせは思ったよりも微妙のようです。

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木星 2010/07/22-23

 今日は午前2時半ごろ目覚めたのですが、毎日となると体力が付いていきません(笑)
 シーイングは良く見える瞬間と、全くぼやけて見えないときとの繰り返しで、とても疲れました。
 おおぼけの原因は、最初エアコン室外機を疑っていたのですが、どうも違うようでした。
 地表?を熱気が流れているようです。
Kmj2010072218h12m19h40mut

 さすがに好シーイングは続きませんでしたが、それでもまだまだ良い方にはいるのかな・・・

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木星 2010/07/21-22

 眼が覚めるのが送れました。眼が覚めたときには薄明が始まっていました。
 慌てて撮影を開始したのですが、最初はシーイングが今日も凄い!と思っていたのですが、時間とともに悪くなっていきました。

 今日のショットは、その最初の画像です。
Kmj2010072119h07mut

 今回も画像復元処理・最大エントロピー法は使っていません。

 右側のリムが二重リムっぽくなっているのが、ちょっといやですが、これしかありませんので、我慢?するしかありません。
 二重リム風が、ふだんより強くなった理由は良く分かりません。

 暑いのは我慢しますので、この好シーイングが続きますように・・・

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木星 2010/07/20-21

 梅雨明けからこんなに晴れが続くのはひさしぶりな気がします。
 昔は梅雨明け十日と言っていたようですが、ここウン十年か?忘れていました。

 今夜は大赤斑がこちらを向くチャンスです。
 今シーズンはまだ、正面で大赤斑を見ることがなかったのです。
 今朝?は良好なシーイングを期待していましたが、期待ほどではありませんでした。
 特に前半から終盤近くまで、見えそうで見えない、我慢大会が続いていましたが、後半から終盤に近づいて、熱風のような気流が現れ、木星の大赤斑どころか、一番濃いNEBまで霞んでしまうえげつない気流になりました。
 ところが、そのえげつないのが止むと、なかなかの好シーイングです。昨日よりも良いかも知れません。
 しかし、その熱風みたいな気流は波状攻撃のように繰り返し、良気流の時間はとても短くて、LRGBの1セット分続くことはありませんでした。

 前置きが長くなりましたが、今回の成果です。
Kmj2010072017h14m19h40mut

 一番下の画像が、最後の良好なシーイングで得られたものです。
 そして、この画像では画像復元処理・最大エントロピー法を使っていません。
 Registax5のウエーブレットとフォトショップの軽いアンシャープマスクのみです。

 以前から、最大エントロピー法を駆使している私ですが、シーイングがホントに良いときは画像復元処理・最大エントロピー法は不要だと言っていたのです。
 でも、日本の悪気流ではそれはないと思っていましたが、それがやってきました。

  この気流が続くことを祈ります(笑)

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木星とC11 2010/07/19-20

 いよいよ本格的に梅雨明けとなりました。
 月惑星研究会の報告を見ていると日本中?シーイングが良さそうです。
 九州から帰ってきて、梅雨明けの木星に挑戦です。

 日中からほぼ快晴なのですが、時折雲がやってきて、夕方近くには小さいながらも入道雲が発生していました。
Dsc_4830p72

 日没のころ、きれいな夕焼けが見えていました。
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 上弦過ぎの月も見えていましたが、今夜のターゲットは木星だけです。
Dsc_4840p72

 この後、暗くなってからC11の光軸合わせです。アルタイルを使って念入りに副鏡の調整をしましたが、六角レンチの回す角度で光軸の移動による星像の変化を見るのですが、かなり微妙で、六角レンチは5~10度ぐらいの角度ずつ動かしますが、何度も繰り返さないと追い込めません。
 それでも完璧ではありませんが、前回よりは良くなったと思います。

 いちど寝た後、午前1時半の起床?したのですが、何だか淡い雲がいっぱい空にあります。
 それでも、木星は見えていますので、撮影体勢に入ります。
 夜の気温もまだ27℃ぐらいありますから、エアコンもフル稼働で、温風がベランダ周りにいっぱいです。

 それにもめげず?シーイングは良好です。
 たくさん撮影したのですが、その中のベストがこれです。
Kmj2010071917h39mut

 20cm Dall-Kirkham の最良画像を越えたと思います。
 C11の、あの段々光学系でここまで良く写るものです。やはり画像処理の威力でしょうか?
 衛星イオの本体とその影が写っています。

 今回は良く写っているので、画像処理もいつもより控えめにソフトにしています。
 ちょっとずつ、処理を強めていくと、
Kmj2010071917h39mutb

 いつもに近い処理がこれです。
Kmj2010071917h39muta

 まあ、好みもあると思いますが・・・難しいですね。

 この時の気流状態をいつもの

http://cimss.ssec.wisc.edu/tropic/real-time/westpac/winds/wgmsdlm4.html

 で見ると、
Wgmsdlm42010071921h

 いやぁ~、近畿地方を中心に気流がないではありませんか。

 温度計のグラフは、
T1t22010071913h44m

 このグラフの真ん中あたりが撮影時刻で、ミラーと気温の差は大きくて 0.5℃、だいたい 0.3℃ぐらいの差に落ち着いていますので、筒内気流も発生していませんでした。

 拡大光学系2インチバローをバッフルの中に入れたので、撮影装置が短くなりかろうじて木星の南中時に、撮影装置が手すりを通過することができました。
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 シーイングが良かったのは一時で、明け方には薄雲が多くなり、シーイングも悪くなってしまいました。
 夜明けの空です。
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 その後、陽が昇ると、C11の温度は40度を超え44℃近くまで上がりました。
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 これだけ温度が上がるとC11にとって良いことではないと思いますが、現状やむを得ないと・・・諦めています(笑)          

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九州への旅 2010/07/17-19 その二

 志布志港に到着しても、まだ青空が少し見えているので海岸沿いは大丈夫と、国道220号と488号を走ります。
 相変わらずナビは付いていませんので、ネットから印刷したJAXAの超シンプルなアクセスマップだけがたよりです。
 途中にはたくさんの内之浦スペースセンター(内之浦宇宙空間観測所)への案内表示があったので、迷うことはありませんでした。約1時間ほどで無事に到着です。
 警備室で受付を済ませて、車で中を走ります。
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 構内に入って走り始めると雨が・・・それも大粒の雨が・・・
 車の中からフロントガラス越しにパラボラアンテナ・・・
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 山全体が雨の中遠くの発射台も、パラボラアンテナも煙っています。
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 最近のロケット発射は種子島の方が主になり、こちらでは小さなロケットしか打ち上げていないようです。
 でも、日本最初の人工衛星「おおすみ」を打ち上げたのはここですし、小惑星イトカワを往復し7年ぶりに地球に帰還したはやぶさもここから飛び立っています。
 「おおすみ」の記念碑です。
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 この後、昔よく聞いていた人工衛星追跡用光学シュミットカメラのドームだけでも記念に見ようと宮原まで行きましたが、あの50cmシュミットや60cm望遠鏡のドームが無い・・・どこかに移転したのかな?場所を間違えたのかな・・・

 がっくりしながら、帰り道に蝶を撮影しました・・・
 蝶 その1
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 蝶 その2 この大きさ(手のひら大)で模様違いの蝶がたくさん飛んでいましたが、目の前で止まってくれたのは、この蝶だけでした。
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 そこそこ写真を取りながら遊んでいると昼を過ぎてしまい、志布志港に戻ります。
 港まで戻ると、空の半分は青空が見えていました。
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 大阪へ向かって出港です。
 志布志港から離れるとけっこう青空が広がっていました。
 西日を受けながら、一人記念写真です。
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 日没前には雲間に虹も見えていました。
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 この後の星空観望会の時は、ちょうど雲がやってきて、空の半分ぐらいしか見えませんでしたが、何とか観望会が成立しました。
 フェリー上での観望会は初めての経験でしたが、思っているより風が強く、声が届きにくくて(拡声器は使っていますが)、落ち着いて話ができませんでした。ちょっと残念でした。
 ああ、望遠鏡は絶対に無理です、ハイ!肉眼での星座さがしだけです。もちろん望遠鏡は持っていっていませんです。

 翌朝、眼が覚めると日の出(和歌山方面かな?)です。室内からワイヤー入りのガラス窓を通しての撮影ですから、なんかハレーションが多いですね(笑)
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 いよいよ大阪到着ですが、大阪方面を見るとなんか低空はモヤッていますね。
 逆転層でもできてる?のでしょうか、惑星用シーイングはどうだったのかな・・・
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 こうして2泊3日の旅は終わりました。

 貴重な体験でした。         

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九州への旅 2010/07/17-19 その一

 日食のふじ丸以来、1年ぶりに大きな船に乗って九州へと行ってきました。
 その船はこれ!大阪南港から鹿児島志布志港へと参ります。
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 でも本来は旅が目的でなく、この船の夜に星空観望会をするので、そのお手伝いなんです。往復の船中二泊の夜に行います。

 夜以外は自由にできるので、時間的には「旅」となります。

 大阪港にある海の時空間や海遊館を見ながら大阪港を出ていきます。
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 大阪港を後にして、一路南下して太平洋周りで志布志港に向かいますが、星の話をするころは、四国沖になります。
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 夕方のモヤに包まれ霞んでいる明石海峡大橋です。
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 いわゆるデッキチェアですが、何とも言えない渋さがありますね。
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 大阪もこの日から梅雨明けになったようで、青空と煙突(ファンネル)と月の色合いが気に入りました。
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 太陽が沈むとその先は太平洋です。
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 ほぼ快晴なので、レクチャーは必要ないのですが、事前に今夜見る星たちを5分程度で説明するパワーポイントを作りました。
 雨の場合のためのデーターを並べ替えただけなんですが、こんなのがすぐにできるパワーポイントは偉いな・・・
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 本番の星空観望会の画像は撮していませんのでありません。
 2回の星空案内を無事終えた後は、軽くビールのいただいて就寝です。

 眼が覚めると、もうそこは鹿児島です。
 九州南部だけが、まだ梅雨明けしていないと言うイレギュラーでしょうか、海の上は晴れていますが、陸地は曇り空です。
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 今日の日中はフリーですので下船して、内之浦ロケットセンターへ見学することにしました(続く)。   

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木星 2010/07/16-17

 夕方まで雷と雨だったのですが、夜半ごろから晴れてきました。
 午前3時起きで撮影に入り、シーイングはまずまずなのですが、時折、上空北風がざわざわと流れ、ぼける瞬間も多くありました。

 拡大用2インチバローレンズを、C11バッフルに入れての撮影です。
Kmj2010071618h26mut

 まずまず写っているとは思うのですが、光軸不良か、も一つシャキッとしません。
 左上の輝点は衛星エウロパです。

 2インチバローレンズをバッフルに入れてのピント合わせは、懸念していたことが起こりました。
 クレイフォード・フォーカサーによってカメラが移動してピント合わせをするのですが、合成F数が40ほどあり、焦点深度が深く、モーターを動かしてもピントのボケ具合が良く分かりません。
 今までは拡大光学系とカメラが繋がっていて、同時に動くのでボケ量も大きく良く分かったのですが、カメラ単体だけでは、実際難しいことを再認識しました。

 結局、C11付属の主鏡移動による手動フォーカスになってしまいました。
 動き回る木星でピントを合わせるのは、やはり至難の業です(笑)

 また、何か考えないといけませんね。

 これから九州への旅です。船の上で考えよう!

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C11の接眼部 2010/07/16

 C11は中古で購入しているので、私のC11が標準かどうかは分かりませんが、いろいろ確かめてみました。
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 鏡筒後部セルには固着されたバッフルの先に3.25インチのオスネジが出ています。
 この3.25インチのネジはC11以上の大きなものについているようです。
 右上画像は、右から 3.25インチメスネジ→2インチオスネジ、2インチメネジ→43mmメネジ、43mmオスネジ→ 36.4mmメネジ、36.4mmオネジ→φ31.7mm、φ31.7mmアイピースと続きます。もちろんアイピースは付属品ではありません。

 下段画像は、3.25インチ→2インチアダプターの裏表です。
 このアダプター内径がφ40mmほどしかないのです。

 現在の撮影装置はDMK21AF04とDFK21AF04を使ったLRGB画像処理をしていまして、フリップミラーと可変式大気色分散補正ウエッジプリズムをつなぎ、拡大用にカサイの2インチ2倍マルチショートバローを先端に取り付けています。
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 それにしても長大なんですが、2インチバローの光学系部分だけをC11のバッフル側に入れれば装置が短くなると考えました。
 しかし、 3.25インチアダプターの内径がφ40mmほどしかないので、諦めてバローレンズのレンズ部だけをC11のバッフル内に置くことにしました。
 バッフル内径はφ54mmです。
Dsc_42644setp72

 左上画像はカサイの2インチバローとボール紙で作ったアダプターです。
 右上画像は、C11のバッフル内にボール紙アダプターと2インチバローを入れてるところです。
 左下画像のように、奥まで入れる必要はないと思うのですが、現場合わせで撮影しながら位置を決めていきたいと思っています。
 右下画像は、3.25インチアダプターを上からはめた状態です。

 3.25インチ→2インチアダプターにカサイのシュミカセ用クレイフォード接眼部(2インチメスネジ付き)が装着されます。
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 少しだけ短くなった撮影装置ですが、今シーズンの木星が南中するとき、撮影装置がベランダ手すりに当たらないと良いのですが・・・微妙です。

 まもなく梅雨明けになりそうですが、今日は大阪南部では大きな入道雲が発達して、雷も鳴っていました。
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 木星を撮影する準備は着々と進んでいるのですが、なかなか晴れませんね。

 梅雨明けしそうな明日、明後日は九州へ船旅?をしていますので、晴れても撮影できません。

 今夜晴れてくれないかな・・・   

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昔々の南赤道縞攪乱 2010/07/14

 2010年の木星では南赤道縞が淡くなり、大赤斑が単独でくっきりと見えるようになりました。とは言っても、私はまだまともに見てはいないのですが・・・
 こうなると、次の変化は南赤道縞に暗柱が発生して南赤道縞攪乱と呼ばれる激しい模様の変化が見られるのですが、今年はまだ起こっていないようです。
 せめて梅雨明けまでは待って欲しいところです。

 「昔々」というのは、今から39年前のことです。
 1971年6月23日、まだ私がスケッチを取っていたころ、南赤道縞攪乱の初期を観測しました。(スケッチです)
Kmj19710623drawing81sebdisturbance

 下手なスケッチですが・・・ちょっと今風に画像を張り付けていますが、ホンマは下の絵です。(時刻はJSTで書いてます)
Kmj1971062324

 この後、木星面はグチャグチャになっていくのですが、当時はインターネットもないので南赤道縞攪乱の全容が分かったのはずーっと後になってからでした。

 この時、トライ-Xで写真も撮影したのですが、どこか行方不明です(残念)

 最近の高解像撮影なら、発生当初、暗柱が出る前から確認できると思います。

 そう言う瞬間に当たりたいですね!

 運の強さが必要かな・・・ 

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運転免許更新 2010/07/13

 誕生日が近づいて来て、5年ぶりの運転免許の更新のタイミングになりました。
 今朝は大雨だった堺ですが、昼前にはほぼ止んでしまいました。
 即日交付のため運転免許試験場へ出かけたのですが、そこで視力テストを当然のことながら受けました。
 その時、メガネを触りながらウロウロしていると、メガネなしでも測ってみますか・・・
 そう、メガネなしでクリアできたのです。眼鏡必要条件が外されたのです。

 そう、弱い近眼だったのですが、そう、老眼のため視度が∞方向にシフトしているのです。

 喜んで良いのか微妙ですが、まあ、良いことにしましょう!!
 この朝顔たちは試験場のものです。
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 雨上がりでちょっと蒸し暑いですが、私にとって清々しい?青です(笑)
Sany0689p36

 話は変わるのですが、今朝の朝日新聞朝刊に、イースター島の皆既日食コロナ画像が掲載されていました。
 画像は朝日新聞の朝刊から拝借しています。
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 色々な情報をまとめると、イースター島では、天気が前半悪かったものの、皆既中はほぼ快晴だったようです。   

 本格的な情報は、行った人が帰ってきてから聞くことにしましょう。

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クレイフォード電動フォーカス・カバー 2010/07/12

 カサイのクレイフォードフォーカスのモーターを替えてそのまま使っていたのですが、ちょっとかっこ悪いのでカバーを付けてみました。
 元の作ったままの姿です。
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 日本橋で買ってきた、ケース2個を加工しました。
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 プラスチックのケースですが、まあ、元のnFocusのギヤーカバーもプラスチックでしたから、まあ良いんじゃないかと思います。
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 まぁ、もう少し分厚いしっかりしたものだったらもっと良かったのですが、ちょっとベコベコです。

 モーターを交換したので、クレイフォードの与圧をコントロールできるネジを取り付けることができましたので、本来の機能が復活しています。
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 コントローラーへのLANケーブルコネクタと、主鏡温度センサーへのミニジャックコネクターを取り付けましたので、見かけはバッチリです。
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 ちょっと、でかいかな・・・(笑)

 最近?ちょこちょこ使いはじめてみて、機能的には問題がないのですが、C11とこのクレイフォード接眼部の取り付けは2インチネジを介しているのですが、C11にはもう一回り大きな 3.25インチのネジがあります。
 2インチネジの取り付け部には 約40mmほどの穴しか開いていませんので、その先には何も付けることができません。

 ところが、3.25インチのネジは大きいので、穴も大きくなりレデューサーなどが取り付けられるようです。
 C11のバッフルの内径は約φ54mmありますので、2インチアイピースが入るのです。
 例えば、私の拡大システムは2インチのバローレンズを使っていますので、この2インチバローをバッフル側に押し込むことができれば、鏡筒後部からの引き出し部分が短くてすむのではないかと思っているのです。

 でも、カサイには 3.25インチのアダプターはありません・・・残念!    

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天気はどうだったのかな?日食 2010/07/12

 参議院選挙で民主党惨敗とワールドカップサッカーで、ニュースもワイドショーもいっぱいだったのですが、タヒチからイースター島であった皆既日食はどうだったのでしょうか?

 LIVE!ECLIPSE 2010の録画から画面キャプチャーさせていただきました。
http://www.live-eclipse.org/
Liveeclips01

 ライブエクリプスの画像では、あんまし天気が良くないみたいですね・・・

 タヒチにもイースター島にも仲間が行ってるんですがね・・・

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木星 2010/07/09-10

 夕方から晴れてきたのですが、気温は低く、少し涼しげでした。
 早めに寝て、午前3時に起きたのですが、空には木星しか輝いていません。
 C11で覗いてみると、シーイングは最悪に近く、高層に強い気流の流れがあり、寒気の流入?ジェット気流かも知れません。
Kmj2010070919h10mut

 最近、撮している木星面経度がほぼ同じところばかりになっているようで、変わり映えしませんが、晴れるのが少ないから仕方ありませんね。

 主鏡の温度センサーは外気温との差が約0.3℃ぐらいで、木星をナイフエッジしても筒内気流は見られません。

 涼しくて良かったのですが、それでも蚊はちゃんとおりました(笑)

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梅雨にあじさい 2010/07/09

 今日は予想外に雨がたくさん降りました。
 昼からは、雨の量もそこそこ多くて気温も下がり、ちょっとだけ「ひやっ」としました。
 梅雨は相変わらず終わりそうにないのですが、望遠鏡に現を抜かしている間に、あじさいの旬は終わりが近づいているようです。
 終わる前に、少しだけ旬を味わいます。
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 何かちょっと普通のあじさいとは違うと思いますが、まあ、イイでしょう?(笑)
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 夕方からは急いで晴れ間もやってきました。
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 金星も久しぶりに見ることができました。

 家に帰ると、何か望遠鏡の温度センサーがおかしい・・・USBの反応がない・・・コントロールボックスを確かめると・・・水滴が垂れてきました・・・
 望遠鏡のカバー下に置いていたのですが、知らぬ間に水没していたみたいでした。
 慌てて蓋を開け、ドライヤーで乾かすと復帰しましたが、危ないところでした。

 天気予報では、来週も、再来週も梅雨のようです・・・
 そう言えば去年も、北硫黄島近海皆既日食(7月22日、ふじ丸)から帰ってきても梅雨が続いていましたね・・・ 

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木星 2010/07/07-08

 星像テスト画像撮影の後、少し休憩してワールドカップサッカー、スペインとドイツの闘いに合わせて眼が覚めました?
 が、ベランダに出てみると何だか雲がいっぱい、慌てて撮影しました。
Kmj2010070718h58mut

 シーイングは夜半前よりは良くなっているものの、相変わらずふにゃふにゃしています。

 少し撮影すると本格的に曇ってきました。

 仕方なく?後半戦のサッカーを楽しみました。スペインは強い!

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彦星でC11の星像テスト 2010/07/07

 七夕の夕方には大雨警報が大阪北部に出ていましたが、その後じわじわと晴れ間が広がり、夏の大三角、織り姫・彦星も見えていました。

 ベランダからは残念ながら織り姫(ベガ)は見えないのですが、相方の彦星(アルタイル)はちょうど見やすい位置にあります。
 そこで、C11の星像テストの画像を撮影することができました。C11startest20100707

 まあ、こう言っては何ですが、ナイフエッジテストではCP(補正板)の段々加工が良く分かりますね(笑)

 バックフォーカスは鏡筒後部セルの端面からの寸法です。
 主鏡に近い方がオーバー気味のこのC11の修正量を減らす方に働いているようですが、その量は僅かでしょうか?

 ロンキーテスターは宇治天体精機さんからお借りしているものです。

 内外像は大きく非対称になっていますが、どちらかというとバックフォーカスの長い方の位置に当たります。
 まだ光軸は完全にあっていないのですが、中央でもアスがあり、それがどこから来ているのかは今のところ分かりません。

 普通のニュートン鏡でこんな画像になると、チョットーとなるのですが、F10ですからこれがどこまで許容されるのか試してみたいと思っています。

 この光学系で、どこまで惑星が写るのかとっても楽しみです。

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C11主鏡温度センサーの24時間記録 2010/07/07

 C11に取り付けた主鏡温度センサーの記録用プログラムの開発?はまだ途上ですが、何とか24時間分の記録が取れましたので、ここに載せておきます。
T1t22010070609h25m

 7月6日午前9時25分スタートで、7月7日午前9時25分までの24時間グラフです。
 外気温の上下動が激しいのは、外気温センサーに直接太陽光が当たっているからで、太陽の南中以降は静かになっています。
 6時間後の午後3時ごろは、主鏡温度が最大になって38℃あり、外気温との差は約6℃です。
 夕方に近づくとじわじわと差は縮まっていくのですが、主鏡と外気温がほぼ同じだと言えるのは、18時間後の午前3時ごろとなっています。
 今ごろの、明け方の木星を観測するころには冷えてると言うことでしょうか。

 C11にはカバーが掛かったままで、天気も夜は晴れていないので、実際の観測時とは少し違うかも知れませんが、日中、太陽にさらされているC11の温度変化を理解することができます。

 外気温センサーは、カバーの裾から少しだけはみ出した位置に置いています。
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 外気温センサーは、日本橋のデジットで購入した100円のロッドアンテナに巻き付けるようにしました。
 コントロールボックスにロッドアンテナを付けると、何か無線操縦でもできそうにも見えるのですが、単なる温度センサーの支持体です(笑)
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 VB6による温度記録プログラムの完成は、まだまだ遠く、このグラフの3時間後にはフリーズしてしまいました。 

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「はやぶさ」地球帰還オーストラリア報告 2010/07/04

 日本天文同好会(JAC)の例会が大阪天満でありました。
 小惑星イトカワ探索を終えた探査機はやぶさが6月13日に地球へ帰り、オーストラリア・ウーメラ上空で大気圏に突入し、本体は大火球となって最後を飾り、回収カプセルは無事に発見されました。

 仲間の2人が、弾丸ツアーを組んで観測にオーストラリアに出かけ、その観測報告がありました。
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 Uさんのユーホーキャプチャー(UFOCapture)を使っての観測とビデオカメラによる撮影でした。
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 FさんのGPSからの時刻をインポーズしたビデオ画像です。
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 観測画像なので?テレビニュースで報道されているような派手さはありませんが、観測成功に拍手を贈りたいと思います。

 今日の例会ははやぶさ報告があったので、ふだん以上の人数が集まりました。(全員ではありません)
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 JAXAの発表によると、回収カプセルから微小粒子が見つかったそうで、これから分析が行われるようです。   

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山形のさくらんぼ 2010/07/03

 無骨な?望遠鏡の話に固まっている中、赤い便りが山形からやってきました。
 毎年いただいているのですが、今年は日本中が天候不純で生育が遅れているとの話で、ちょっと心配していました。
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 早速、届いたばかりの美味を夕食後のデザートとしていただきました。

 山形のOtさんとはプラネタリウムの仕事でお知り合いになりました。そのころは、まだ?火星観測の佐伯恒夫先生もあいだに入って、星の話に花が咲いていました。
 それからもう30年を超えるお付き合いをしています。

  Otさんたちの観測所は1年半ほど前にお邪魔して、素晴らしいログハウスと仲間のみなさんに感嘆したものです。

 望遠鏡づくりもいいですが、季節の美味もいいですね!ほんと!

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赤緯駆動モーター交換 2010/07/02

 ようやく改造C11による木星撮影ができたのですが、色々問題が出て来たなかで、赤緯駆動が速過ぎるので、遅いモーターに交換しました。

 元はRigel社の n-focus用モーターを流用していましたが、コントーローラーで調整しても目的の遅さにはなかなかなりませんでした。
 高速は1秒/1回転で周り、自動導入ではこれぐらいがいいかも知れませんが、画面いっぱいに写っている木星を、ほんの数秒角動かすのは、コントローラーの制御でも大変でした。
 元のモーターです。
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 コントローラーは接着されたプラスチックの箱に収納されていましたが、全部バラバラにして、基板だけを取り出しています。
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 スピード制御をしているときでも、二つのボタンを同時に押すと、フルスピードになる優れものです。

 交換したDCモーターは、現在フォーカスモーターに使っているものと同じで、大阪日本橋のデジットで以前に購入しているものです。
 24V、10.7rpm で、Rigel社のモータに比べると、10分の1の速度になっています。
 最速で12秒/1回転になり、図体も一回りでかくなっているのでパワーは充分の筈です。
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 コントローラーは、赤経コントローラーと同じ箱に入れましたが、大きさが微妙で、ボタンの穴開けなど随分と失敗してしまいました。
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 10分の1になった速度で実用になるかどうかは、実際に撮してみないとわかりません。
 流用せずに、最初から正しく設計をして作るべきでしょうね!・・・ハイ!?   

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木星 2010/06/30-07/01

 C11望遠鏡調整の後、お天気は晴れ間もあるのですが雲も多く、諦めかけると晴れてくる・・・
 世の中が明るくなってきて、青空?に木星が消えようとしたとき、雲が消えて、木星が姿を見せました。
 そしてようやく、まともな撮影ができました。午前4時半、木星の高度も50°に達していました。
 シーイングもまずまずで、モニターで見ているよりは画像処理で詳細が出てきました。
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 口径28cmの能力が出ているかは分かりませんが、20cmから口径をアップした価値の一部は取り戻せているようです。

 撮影方法は依然と全く変わらず、DMK21AF04によるモノクロ画像をL画像とし、DFK21AF04によるカラー画像によるカラーデータを合成したものです。

 DMK21AF04で撮影したL画像です。
Kmj2010063019h36mc11dmk

 DFK21AF04で撮影したカラー画像です。
Kmj2010063019h38mc11dfk

 それぞれ、Registax5でスタック、ウエーブレット後、ステライメージ6で最大エントロピー画像復元処理、LRGB合成し、最後はフォトショップCSで色調整などしています。

 今シーズンの木星はSEB(南赤道縞)が淡化し、大赤斑が単独で見えるようになり、いつSEB攪乱が起きてもおかしくない状態になっています。
 C11の改造が何とか間に合って良かった。

追記:
 薄明中に撮影した5画像の処理ができたので、揺れるGIFアニメにしてみました。
 往復アニメで、またまた船酔いしそうですが、ご笑覧ください。
Kmj201006307891011

 ウロウロするゴミも見えますが、気にしないでください(笑)  

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梅雨の晴れ間 2010/06/30

 梅雨前線に伴う雲は九州の方で発達しているのですが、近畿に流れてくるころには、弱まり、所々に晴れ間も見えていました。
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 C11はカバーが掛かったまま筒先部分だけが太陽の直射を受けていました。
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 2チャンネル温度計で、C11主鏡の温度を確かめてみると39℃まで上がっていました。
 今日は、これ以上にはなりませんでした。
Dsc_4157p120

 VB6でプログラムを組んでいる、2チャンネル温度計は、最後の方で苦しんでいます。
 時々認識されないことや、長時間計測していると、どうもフリーズしてしまうのです・・・
 完全になるのはだいぶ先になりそうです。

  夜に入っても雲の隙間から星が見えているので、C11の調整を行いました。
 副鏡の光軸がやはりずれているので、合わせるのですが、思っていたよりはかなり微妙で、六角レンチ(インチ)で繰り返し動かして、できるだけ星像の内外像が円形になるようにがんばったのですが、どうしても追い込むことができませんでした。
 パルスモーターの振動による二重星現象?は、抵抗値を変えることで起きなくなっていました。

 妥協して、ほどほどになったときに光学系のテストをアルタイルで行いました。
 テスト画像撮影がまだ準備できていないので、眼視で確認してみました。
○内外像では、ややオーバー(過修正)で内像がぼやけています。
○ロンキーテストでは、若干!真っ直ぐではなく、なおかつ周辺がちょっと曲がっています。しかし、ローンキー縞は200本/mmで、それほど縞が混んでいないのですが、干渉?で見にくく、これで光学系を判断するのはちょっと無謀な気がします。
○ナイフエッジテストもしてみました。気流の乱れも良く見えますが、鏡面にゴッついリング(ステップ?)見えます。主鏡のフーコーでは見えなかったので、たぶんCP(補正板)のステップだと考えられます。
○筒内気流防止用のファンを回すと、内外像のリングなどが良く見えるようになり、効果はきっちりあるようです。回しっぱなしでも、星像が振動することはないようです。

 テストを繰り返している内に日付が変わり、そうこうしていると木星が東の空に昇ってきました。次は撮影テストです。
 まだ、高度が20度ぐらいですが、C11によるファーストライトの撮影です。
Kmlrgb2010063016h22mutc11

 LRGB撮影で、画像処理もそれなりにしています。

 まだ極軸も合ってない状態で、赤緯のモーター駆動(Rigel社フォーカシングモーター&コンロローラーの流用)はどうしても微調が難しく、早くなんとかしないといけません。

 またまた、眠い頭でしたが、ファーストライトを記念に一人記念写真です(笑)
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 撮影装置は依然と同じLRGBシステムなんですが、ちょうど良い拡大率を得るためには中間リングなどを探さないといけません。
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 撮影装置は相変わらず長大なので、望遠鏡のバランスをどうするか考えどこです。      

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