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2010年6月

えーぇっ!アルタイルが二重星??? 2010/06/25

 C11をベランダに設置してから日付の変わったころ、雲を通してわし座のアルタイルが見えていたので、恒星像を確認してみました。
 光軸が狂っていたので、副鏡の修正ネジを回して、おおよそ光軸が合ったころ、アルタイルを見ると何かおかしい?ちょっと楕円に見えている・・・良く見ると二重星に見えている・・・ひゃーこれはどこかに圧迫でもあるのかなと考えながら、アルタイルの内外像を見ると外像のリングも楕円に見えている。

 何かおかしい!と、
 恒星時駆動のパルスモーターを止めてみると、二重星が一つの星になった・・・(笑)

 6月25日の朝は、南アフリカ・ワールドカップ・サッカー、日本対デンマークの試合もあり、晴れていたら、もう一度恒星を見ようと起きたのですが、眼が覚めたときには朝焼けが始まっていて、星も木星も見えずでした。
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 サッカーの後半だけしっかりと見て応援しました。勝って良かったですね!

 さて、この二重星が見える?架台は 20cm Dall-Kirham と同じものを使っていたのですが、こんな経験はありませんでした。
 口径が大きくなり重量が増した分、バランスが微妙になったか、共振しやすい体質?になったのでしょうか?
 ただ、5年前にこのパルスモータによる駆動回路を作った時にも、東芝のマイクロステップ駆動回路「TA8435H」を使ってる割に振動が多いな・・・と思っていました。
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 でも、その時はパルスモーターを、古い三龍社のステッピングモーター(P43(PM型)12V 4相、コイル抵抗35Ω/相、電流340mA/相、1回転24ステップ、1/100 ギアーヘッド付き )を使っているからだと諦めていました。
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 オシロスコープで見てみると、上が出力で、下がTA8435Hに入っている入力パルス(160PPS)です。
 出力が本来は擬似サインカーブになってないといけないのですが、何か矩形回路のままに近く、これが振動の原因になっていました。

 数少ない自分の知識でどうにかならないかとあれこれ試してみましたが、やっぱり良く分かりません。そこで困ったときのネット検索です。

 ありました!
 電流検出抵抗をパルスモーターによって抵抗値を変えろと・・・
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 私は見本の回路図どおり、0.8Ωの抵抗を使っていました。
 今、私のパーツボックスの中にある抵抗の中で使えそうなのは 14Ωの抵抗だけでしたが、0.8Ωから交換して 14Ωにしてみると・・・
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 やりました!サインカーブにはちょっと遠いですが、滑らかな変換ができています。
 モーターの音も一気に静かになりました。プーンと気持ちの良い音に変わっています。

 出力の2相をオシロのX-Yで見ると、どこかで見たようなベクトル図に近いものが現れました。ちょっとヒゲのようなものもいっぱい出てますが、ご愛敬と言うことで。
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 これで何とか二重星は解消されるでしょう!たぶん。
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 まあ、なりふり構わずの回路ですから、いつ断線してもおかしくはないですね。

 と、まぁ、ここまでは良かったのですが、静かに回っているパルスモーターをいじくっていると、なんか、パワーがない!、出力軸のギアーを強く握ると簡単に止まってしまいます。
 そらそうだわな・・・出力電流を大きな抵抗で制限したんだから(笑)

 あっはー、ちゃんと「電流と抵抗の計算をしなさい」との声がすると思いますが、良く分かりませんので、今度、大阪日本橋に出かけたときに、何種類かの抵抗値を買ってきて確かめることにします。

追記:
 しつこくパーツボックスの中を調べると、3Ωと10Ωの抵抗が見つかりました。
 そこでテストしてみました、まずは3Ωです。
 出力波形が台形になっており、0.8Ωよりは良いですが、コトコトと振動しているのが分かります。トルクは十分です。
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 次は、10Ωです。出力波形は擬似サインカーブになっており、トルクも14Ωの時よりは強いですが、 パルスモーター軸を強く持つと止まってしまいます。
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 最後に、10Ωと 14Ωをパラに繋いで 5.8Ωとしてみました。
 波形は擬似サインカーブのままで、出力もかなり強くなり、かなり力を入れないと止まりません。
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 だいたいこのあたりが現状の抵抗値になるのでしょうか、ただ、出力が増した分、振動も少し残るようでした。         

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C11鏡筒ベランダ組み上げ 2010/06/24

 梅雨の中休み?で青空が広がることを「五月晴れ」と言うらしい。
 今日の昼間は、久しぶりのきれいな青空で、ベランダはいっぱいの洗濯物の布団にカバーがいっぱい広がっていました。
 天気予報では明日の朝まで晴れマークだったのですが、夕方から雲が多くなってきました。
 夕方近くなって、ようやくC11の鏡筒を架台に載せることにしました。
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 C11鏡筒と赤緯駆動部とタオルを準備し、いよいよ鏡筒を担ぎ上げます。
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 東側の赤緯軸だけがたよりでして、これを1/8インチネジで留めます。
 この細いネジだけでしばらくはバランスを保っています。
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 この後、西側の赤緯駆動部をおもむろに取り付けます。
 まだ鏡筒取り付けボードは宙に浮いています。
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 小ネジ一本でのバランス時間?は結構ありましたが、無事に全体のネジを締めることができました。
 口径が大きくなった割にはコンパクトにでき上がりました。
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 鏡筒を叩いたりすると、残念ながらけっこう揺れますが、まあ、何とかなるでしょう。

 夜にはいると、月だけが何とか朧月で見えていました。
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 いちおう覗くとピントは合いましたが、詳細は分かりません。
 主鏡を動かしてピントを合わせると、ミラーシフトで月が動くのははっきりと見えますから、接眼部のピント合わせ装置は必需品ですね。
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 夕方に部屋から出して設置したので、主鏡と外気温もほぼ同じで、筒内気流を見るにも恒星が見えないし、色々調整はこれからでして、確実な結果が出るのはまだ先のようです。   

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2チャンネル温度計とフォーカスコントローラー 2010/06/22

 2チャンネルLED温度計を、C11に組み込んだのは以前に書きましたが、LEDの表示器をどこに置くか考えた末、フォーカスモーターコントロールのコントロールボックスと合わせることにしました。
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 新しく購入したプラスチックボックスをくり抜いて、LED表示器をメインに持ってきました。
 フォーカスモーターのコントローラーだったら、本来の表示はピント位置だと思うのですが、今回、フォーカス数値はデジタルノギスに任せていますので一番まとまりやすいところでまとまりました。

 LANケーブルに、フォーカスモーターの電源コントロールラインと、主鏡温度センサーのラインが入っています。

 中の配線?は以前よりはまとめたつもりですが、空中配線ありの・・・ほどほどです。
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 外気温温度センサーはこのボックスから少し顔を出す程度で良いかなと思ったのですが、けっこうこのボックスの電気回路は熱源になっており、少しボックスからセンサーを離さないといけないようです。

 フォーカシングと温度計測のコラボは何とかまとまりましたので、次は2チャンネル温度計とパソコンとのやり取りです。

 USBとシリアルの連結は同時に購入した、FT232RL USBシリアル変換モジュールキット「FT232RX」です。フォーカシングボタンの下に隠れています。
 説明書通りに2チャンネル温度計とつないだ後、
http://www.ftdichip.com/Drivers/VCP.htm
 ここから、ドライバーをダウンロードして、解凍、インストールすると、USB Sireal converterに続き、USB serial port がインストールされ、最後にコントロールパネルのデバイスマネージャーで、COMに「6」が新しく見えました。
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 読みとりプログラムを作らないといけないのですが、私の触れるプログラム言語は相変わらず Visual BASIC 6でしかありません。
 また、私の教科書のお世話になりました。
 「Visual Basicでエンジョイプログラミング」互野恭治著(CQ出版社)です。1998年初版で、私は1999年の第2版を購入しています。
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 今回使ったのは、第12章「外部機器制御に使えるRS-232-C通信機能の使い方」から、12-1のサンプルプログラムを利用しました。
 ドライバーが入っていると、VB6からは普通のCOMと同じ扱いで利用することができました。

 とは言っても、プログラム作りは去年の皆既日食の時に少ししたはずなのですが、単純な初歩的コマンドがなかなか思い出せません・・・(笑)
 でも、何とか2チャンネル温度計の数値を読めるようになりました。
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 まだ、データをファイルにして残すところや、グラフ化が途中ですが、何とかできそうなところまでやって来ました。

 まだ?もう少し?VB6とお付き合いすることでしょう・・・進化はないですね????

パソコンも相変わらずWindows XP HOME で動かしています・・・(^o^;)/~ 

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C11ベランダ仮組み上げフォーク部 2010/06/20

 今日は曇りで雨は降っていない。
 昨日の続きでフォーク部を取り付けました。
 フォーク部の重量は3.2キログラムで見た目よりは軽いです。
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 ミードの初期型フォークを切断し、東側(左側)に当たる部分は中間部をカットして赤緯軸受けをもう一度繋いでいます。
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 3本の6mmキャップボルトで止めていますが、少し削ってはめているため強度的にちょっと心配です。
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 極軸体とつながる部分は4本の8mmキャップボルトで固定し、フォーク巾を広げるために作ったアルミのスペーサーは東西のバランスを考えて西側を短くしています。
 西側(右側)のフォークの先には赤緯駆動体が載り重たくなるからです。
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 極軸北端部のフランジに取り付けますが、極軸との位置決め、芯決めあたりはないのでフォークの偏芯はあるかと思います。
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 C11鏡筒の取り付けはこの位置角で組もうと思っています。
 鏡筒に取り付けた赤緯軸ボードの赤緯軸を差し込み、その後、赤緯軸西側の赤緯駆動部及び鏡筒取り付けボードを固定するのです。
 言葉で説明するのはややこしいですが、微妙なバランスで組み上げるので難しいところです。

 と言うことで、今日は時折突風が吹いていますので、危険を避け、微妙な鏡筒の取り付けは次回に伸ばすことにしました。

 時間はたっぷりとあります・・・(笑)    

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C11ベランダ仮組上げ 2010/06/19

 団地外装工事も終盤を迎え、6月18日に南側の足場がようやく解体されました。まだ、北側などは残っています。
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 C11を載せるベランダ東側のコンクリート手すりは、2ヶ月ぶりに視界が開けました。
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 雨の降っていない合間に、架台部から仮組上げを始めます。
 架台を載せるアルミ基板は20mm厚でできています。8mmのボルトで手すりを挟み込みます。
 竹さしのような木片はアルミ基板と手すりの間の南端に挟み込み、高度軸の変わりになるとともに、アルミ基板と手すりの直接接触を避けるものです。約5mm厚です。
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 手すりを挟み方位角を修正する8mmボルトの先端には手すりの塗装面を傷つけないための、家具用のパーツを利用しました。
 テーブルや椅子などの足先に打ち込んで、床などを保護するもので、先端はフェルトになっています。
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 十日月のようにカットして、手すり部分にうまくはめ込むことができました。
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 以前の20cm Dall-Kirham を載せていたものとは違って、随分としっかりしたものになりました。
 このアルミ基板の部分だけで約6キログラムの重量があります。
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 赤道体極軸駆動部は以前のままを利用していて、パルスモーターなどの変更もしていません。
 赤経駆動モーターは、三龍社のP43型小型パルスモーターを使っています。
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 赤道体は約19キログラムの重量があり、全体の中でも一番重たい部分で、持ち上げるにもかなりの気合が要ります。
 10mmボルト4本でアルミ基板に固定されます。
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 そうこうしていると、空が暗くなり雲行きが怪しくなってきたかと思うと、雨が降り始めてしまいました。
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 慌てて、ベニヤで作っている見かけ倒しのカバーをセットしました。
 もうボロボロで、至る所のベニヤが剥離しているのですが・・・
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 雨になってしまったので、今日はここまででした。

 バイク用のシートカバーを掛けて、雨に打たれます・・・(笑)
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 コントローラーなど一部作り直している部分もあり、実際に稼働するのはもう少し先になりそうです。

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C11改造工事?終了 2010/06/15

 C11改造工作、9日目です。
 いよいよ光学系を元に戻して組立ですが、その前にフーコーテスターをお借りして、主鏡やCPのフーコーテストをしてみました。
 お借りしたフーコーテスターは宇治天体精機さんが高校時代に作ったもので、スリット光源とナイフの位置が少し離れているために、F数の明るいC11の主鏡では完全な影を見ることができませんが、おおよその傾向は確認することができます。
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 フーコーテストの影の写真は撮ることができませんでしたが、眼で見た限り主鏡はきれいな球面になっていました。
 強いて言えばちょっとムラが見られたのですが僅かで、鏡周の光輪も素直に光っていまして、ダウンとかアップとかは見るかぎりわかりませんでした。

 CPと主鏡を重ねてもテストしてみましたが、中央の金具などを外していないので、主鏡とCP間は離れており正確なテストになりませんが、おおよそのCPのスロープを見ることができました。
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 光線がCPを2回も通るのでフーコーの影は濃く、子細は分かりませんが、良く言われているセレストロンCPのステップ研磨などは、全く分かりませんでした。
 オートコリメーションやナルテストでないと分からない量かも知れません。

 主鏡を組み込む前に、作ったばかりの温度測定用センサーを取り付けます。
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 どの位置に取り付けるか迷ったのですが、主鏡ガラスが分厚くなる根本?あたりにエポキシ型接着剤で固定しました。
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 ネジの種類など分解したときに記録せずにいたので、組立の時、似たようなネジがたくさんあって記憶をひもとくのに随分と時間がかかりました。
 でも何とか元に戻りました(たぶん)。
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 いちおう架台に載せ、ちゃんと見えるかどうか、地上の景色で確かめてみました。
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 雨が降っていたので、景色も霞んでいましたが、ピントは合いました。

 早速、温度センサーを動かして温度表示が上手く出るか確かめてみました。
 上側の表示が主鏡の温度(℃)で、下側が外気温(工場内)です。
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 この1℃余りの温度差が無くなるのは、帰る間際の3時間後でした。
 実際の観測態勢ではもっと時間がかかるかも知れません。

 完成とまでは行きませんが、工作機械を使うものは終わってしまいましたので、最後に一人記念写真です。
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 私の後方にあるでかい架台は、宇治天体精機の50cm用です(どなたか購入しませんか?)。
 C11が小さく見えますが、私にとってC11はでかい望遠鏡です。
 組み立てたままでは重すぎるので、また、分解して堺へ持ち帰ります。

 宇治天体精機さんにはお世話になりっぱなしで、お仕事の邪魔をしたかと思いますが、私にとっては楽しい3週間でした。
 ありがとうございました。

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2チャンネルLED温度計 2010/06/14

 2ヶ所の温度を測定する温度計キットを購入しました。
 何を計るのかと言えば、筒内気流の熱源になる主鏡のガラスブロックです。
 ガラスは熱の不良導体であり、主鏡が外部の気温と同じにならない限り、筒内気流の発生を防ぐことはできません。
 セレストロンC11の閉鎖鏡筒でどんな温度変化をするのかを確認するためです。
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 キットは専用基板にICチップなどはすでに半田付けされていて、工作としては7セグメントのLED表示器や電源、センサーなどの配線と半田付けだけです。
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 最近はヘッドルーペを使わないと、細かいところがもう見えませんが、基本のところは変わりませんので簡単に半田付けし、試してみることができました。
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 この2チャンネル温度計は最高、最低温度を表示することもできるし、手前に写っているUSBシリアル変換モジュールを使ってパソコンとやり取りし、記録できるようになっています。
 プログラムができるかどうか、まだ、定かではありませんが、暇に任せてやってみることにしました。
 温度計のセンサ-をC11の主鏡にくっつけないといけませんので、C11の光学系組立までにセンサー部分を確認しました。
 このキットは温度調整などする必要が無く、組み立てればすぐに表示されます。

 今から約20年ほど前に、デジタルマルチメーターをトランジスタ技術のキットで作り、20cm-Dall-Kirkhamやソフィア・堺天文台の60cmカセグレンなどの温度を測り、筒内気流や、ドーム内気流などの考え方・扱い方などを勉強しました。

 今回のC11改造に伴う筒内気流防止の電動ファンなどは、その知識から発展しているものですが、再度、この温度計を手にして確かめたいと思っています。   

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「はやぶさ」帰還 2010/06/14

 小惑星「イトカワ」に着陸した「はやぶさ」が地球に戻って来ました。
 多くの苦難を乗り越えて、ようやく・・・ようやくたどり着きました。

 これから多くの映像が公開されると思いますが、朝日新聞の朝刊からお借りしました。
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 テレビの朝からのワイドニュースでも動画がバンバンと流されています。
 はやぶさ本体は分裂しながら眩しく輝き、分離された回収カプセルが最後まで輝き続け、飛び続けている姿が・・・

 星仲間はJAXAのチームに入り、回収カプセルの軌道を即座に決定し落下地点を特定する観測していたはず?です。
 回収カプセルにはビーコン電波も発信されるのですが、もし機能しなかった場合に備えての光学観測です。

 またJAXAチームとは別に、弾丸ツアーを組んで観測に出かけた仲間もいますが、どうだったのでしょうか?報告がとっても楽しみです。

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C11工作最後の追い込み? 2010/06/11

 C11工作、8日目です。
 偏心した赤緯ウォームは少し叩いて戻したつもりになって、クリアランスを多めに取りそのまま使うことにしました。
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 元フォーカシング用のモーターとギアーは見かけすんなりと収まっていますが、ボックスより少しはみ出てしまいましたので、カバーをどないかしないといけません
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 モリブデン入りのグリスを塗って回すと、何とかウワウワ言いながらも動いています。
 まあ、赤緯ですから我慢することにしましょう。

 フォーカシング用のモーターを赤緯駆動に使ってしまったので、フォーカシングモーターは、以前、Dall-Kirkham 20cmに使っていたものをそのまま流用します。
 取り付け金具は、アルミ板から切り出しました。接眼部への取り付け穴は新たに開けて4mmのタップを立てています。
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 モーター出力軸はφ6mmで、カサイのクレイフォードのシャフトはφ4.17mmです。カップリングには異径インラインカラーφ6mm-φ4mmを購入し、φ4mm側を φ4.2mmのドリルで拡張して使いました。

 今回、クレイフォード接眼部にはデジタルスケールのピントゲージを取り付けることにしました。
 以前、ロータリーエンコーダーでピントの読みとりをしようとして挫折していましたが、今回は、今!はやり?のデジタルノギスを流用するものです。
 デジタルノギスの高級品は数万円しますが、安売りの中国製は2千円前後で出回っており、15cm用ステンレスデジタルノギスを1680円で購入したものです。
 工作のやり安さではカーボンノギスの方が良いのですが、カーボンノギスは最小単位が 0.1mmしかなく、ステンレスタイプは 0.01mmまで表示が出るので、ステンレスタイプを使うことにしました。
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 あちこちのHPなどでデジタルステンレスノギス改造を見ていると、ステンレスの工作は大変なようですから、ステンレス用ドリルや金鋸を用意しました。

ノギスの表示部裏の寸法換算表のシールを剥がすと止めネジが現れます。1本だけがmmネジですが、後はタッピンネジで、mmネジは回路基板と電気的に繋がっているようです。
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 表示部裏の緑色部分は読みとりセンサーになっているようです。

 表側のスケール表示しているシール下には電磁誘導のスケールが組み込まれているようです。
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 ノギスの測定爪はステンレス用金鋸で切ることができましたが、接眼部固定用のφ5mmの穴は、1個は何とか開いたのですが、2個目は固くて開かず、焼きが入ったみたいで全く進まなくなりました。
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 穴の開かなかった方は、アルミ板で作った金具で接眼部に固定することにしました。
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 ノギスのスケール部も100mmで切断しましたが、埋め込み電磁誘導スケールの回路は切断されても機能するようで、問題ありませんでした。
 スケールの向きを、ほんとは反対向きにしたかったのですが、接眼部から鏡筒後部セルまでの長さが足りずに諦めました。
 惑星撮影でピントゲージが必要かどうか難しいところですが、シュミットカセグレンの色収差の量などが、どの程度出るものなのかを確かめてみたいと思います。

 今日一日で、工作する予定のところはほぼ終わりました。
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 次回は光学系を元に戻して、組み込み調整になるかと思います。

 あと少しだ・・・     

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赤緯ウォームトラブル 2010/06/10

 C11の工作、7日目です。
 ミードの赤経体を赤緯駆動に使うのですが、モーターは色々考えて、電動クレイフォード接眼部(カサイ)に使われている Rigel社のものを使うことにしました。
 使われているギヤーの穴径がちょうどウォーム軸と同じだったことと、モーターが細くてコンパクトだったからです。

 ところが取り付けアダプターなどを作り始めてウォーム軸を手動で回してみると、とても固くて回らない・・・
 どうも軸をシンクロナスモーターから切り離したりしているときに、偏心させたり傷つけたみたいです。

 ウォームにマジックを塗ったりしてアタリを見ているところです。
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 これだけで1日かかりっきりになり、どう調整しても良くなりませんでした・・・
 このオモチャみたいなウォームを、なめすぎていたのかも知れません・・・

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ベランダ手すり取り付け板確認2回目 2010/06/09

 C11を仮組みしてみると、光学系は入っていないものの、全体の重心が北寄りになっていて、赤経体のアングルフレームの最北端に近づいていました。
 ちょっと危ないので、手すり取り付けアルミプレートを北にずらすように穴開けを再度しましたので、現物を持ち帰ってまた確認です。
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 高度調整用のプラスチック座付きのネジです。
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 南端部の手すりに当たる部分は以前の木製をそのまま使っています。
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 手前のマジックで書かれている茶色部はアルミで、茶色はアルミの表面保護シートです。

 団地外装工事の足場は、来週ぐらいに解体されそうです。

 もうすぐ梅雨に入りますですね・・・   

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C11筒内気流対策電動ファン配線組み込み 2010/06/08

 C11の工作、6日目です。

 前回、仮組をして気になったところの調整や穴開けのやり直しなどをした後、筒内気流対策ファンの配線と組み込みです。
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 鏡筒後部セルには強度を保つためのリブがあるのでそれを避けて6cmファンを取り付けています。
 主鏡と後部セルの隙間は約4cmで、6cmファンは25mmの厚みがありますので、取り付けネジなどを含めるとギリギリの寸法になっています。
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 スイッチボックスへの配線のための後部セルの穴も、ギリギリでコネクタが通過しなかったのでφ12mmの拡大しました。
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 フィルターカバーを取り付けるとそれらしく見えてきます。
 スイッチボックスの上は12cmファン用、下は6cmファン用で、φ2.1mmのコネクタは12V電源が入ります。二つのコネクタは並列で、ここからまた別に必要な場合に12Vを取り出せるようにしています。
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 鏡筒に取り付ける12cmファンの配線を鏡筒の中にしようとしたのですが、主鏡など光学系を入れながら組み立てるときに、うまく配線をするのが難しいと考えられる(主鏡と鏡筒の隙間は僅かしかありません。)ので、格好は悪いですが、外の配線で繋ぐことにしました。
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 電源アダプタを繋いで稼働テストです。
 12cmファンは静音型なので、それほど大きな音はしないのですが、6cmファン4個はフル回転をするとかなり大きな音がします。
 また、フィルターを入れると音の割に風量が減ってしまい、考えどこですが、6cmファンは排気用なので強いてフィルターは要らないかと思います。
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 ファインダーの位置も赤緯のクランプと干渉することが分かったので、また位置が変わりました。
 普通の状況では覗きにくい位置ですが、ベランダ観測では高緯度の惑星を覗くのに必要な場所です。
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 まだ光学系の組み込みはできていませんが、かなりのところまでやって来ました。

 次の工作は赤緯のモーター、フォーカシングのモーターなどでしょうか?    

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C11仮組み 2010/06/04

 団地外装工事&C11工作で惑星観測をお休みしている間に、木星のSEBの淡化や、そして今朝には木星にインパクト発光らしい現象が観測されたと、発表がなされました。
http://alpo-j.asahikawa-med.ac.jp/kk10/j100604r.htm
http://spaceweather.com/

 でも、どうすることもできません。観測はみなさんにお任せして、C11の工作、5日目です。

 今日は工作した各部分を仮組をしてチェックしていきます。
 まず、フォーク部分と鏡筒後部セルを組んでみます。
 赤緯軸の心出しができていないので、ちょっとギクシャクしますが、何とか収まっています。
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 鏡筒を繋いでみましたが、光学系はまだ入っていません。
 ミードのフォークを短くしたのですが、接眼部を付けなければ天の北極まで何とか向きます。あんまり意味ないですが・・・
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 ちょっと工場の外に出して撮影・・・

 南中時の鏡筒は地平線まで向かず、赤緯マイナス30度までで、惑星専用の望遠鏡です。セレストロンとミードの文字が並んでいるのが、イイですね・・・(笑)
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 鏡筒後方セルに電動クレイフォード接眼部(カサイ)と筒内気流防止用ファンの電源スイッチボックスを取り付けました。
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 赤緯駆動部ですが、のっぺらぼうで何にもないとちょっと寂しいですね。
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 ディスクブレーキ型の赤緯クランプレバーは、水道の蛇口用コックを使ってみましたが、色バランスが悪いですね。
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 元赤経駆動部ですが、シンクロモーターなどを取り去ってしまいましたので、モーターなどをいまだに思案中です。
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 まあ、仮組をしてなんとか形はでき上がるのが分かりました。
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 今日は仮組をして不具合のあるところのパーツを作り直したり、穴あけタップをしなおしたりしただけで一日が経ってしまい、見かけ上の大きな進展はありませんでした。

 だいぶ目処が立ってきました。もうちょっとがんばろう・・・

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ベランダ手すり取り付け板確認 2010/06/03

 C11のための工作は、今日はお休みです。
 色々加工中ですが、ベランダ手すりに載っかるアルミプレートの固定部分などが、予定通りに入るかどうか、アルミプレートを持ち帰り確認してみました。
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 最初の予定より少し変更がありましたが、何とか収まるようです。

 建物の外装工事は終盤を迎えていますが、まだチェックその他の認証が終わらないと足場を外すことにはなりません。
 後2週間ぐらいはかかるのでしょうか?

 今日はイイ天気です。

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C11鏡筒部加工 (その2) 2010/06/02

 C11鏡筒部の加工メインは、筒内気流対策のための電動ファン取り付け工事?です。
 これでもってC11鏡筒は全くガタガタになってしまいます。自己責任です。

 まず最初は鏡筒後部セルに 6cm電動ファンを4個取り付ける穴を開けます。
 ホールソーをお借りします。
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 一気に4個分の穴があきました。中央上の穴は電源スイッチ類を取り付け、コード類を通す穴です。
 4個の6cmファンは排気に使います。鏡筒内の空気を外部へ送り出します。
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 次はメインの鏡筒に穴を開けます。1.6mm厚のアルミでできた鏡筒の中程にφ12cmの電動ファンを取り付けます。
 こんな大きな穴を開けるのはとても緊張します。
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 ゆっくりと開けたつもりでしたが、最後の瞬間に噛んでしまって鏡筒が振り回されてしまいました。
 それでも無事?に大きな穴が開きました。
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 鏡筒は当然丸いので、平坦な面を持つファンはそのままでは取り付けられません。
 そこで、1個280円の12cmファンの中を取り去り、台座にします。
 鏡筒に当たる部分にR(カーブ)を付けないといけませんが、ええかげんなカットでガタガタです。本来ならフライス盤で加工すべきところでしょうか。
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 台座の上に12cmのパソコン用の冷却ファン(超静音タイプ)を取り付けます。
 12cmファンは吸気用に使い、外部の空気を鏡筒内に送り込み、鏡筒内の空気を強制的に攪拌します。
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 ファンには安全のためのカバーが付きます。
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 そして、チリ避けのためのスポンジフィルターが入りますが、フィルターを入れるとファンの効率が極端に落ちるので、使うかどうかは実際の使用状況を見てからになります。
 主鏡などの光学系が内部から汚れてしまいますが、これは覚悟の上です。
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 ファインダー位置も12cmファンとかぶりますので、ファインダー取り付け穴も開けておきます。
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 それにしてもでっかいファンですね。
 もう、全く引き返せないほど大きな穴をたくさん開けてしまいました。

 これで筒内気流に対しては、たぶん実用になるでしょう・・・たぶん(笑)

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C11鏡筒部加工 (その1) 2010/06/02

 C11のための工作、4日目です。
 全て自己責任です。もう売り物にはなりません・・・

 まず、CP(補正板)から外します。CP押さえリングのインチネジを外していきます。
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 あっさりと外れました。副鏡セルは今回バラしません。
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 CPを外すとき、CPのセンターを調整するために小さなコルク片が4ヶ所、セル側に付けられていましたが、一緒に出てきてしまいました。
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 小片コルクに合わせマークを書いておきました。吹けば飛ぶようなコルク片です。
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 外したCPにも合わせマークを書いておきました。
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 良く見ると元から合わせマークが書かれていました。私の書いたものと180度違う位置でした。
 CPは青板ガラスで、CPガラス周囲はカット加工したままの姿です。凄いですね!
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 次は主鏡を外さないといけませんが、主鏡を動かすフォーカス部を分解します。
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 止めネジを外していくだけです。
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 そして、主鏡とスリーブ、バッフルごと外そうとしたのですが、接眼基部のネジリングがどうしても外れませんでした。
 どうも接着されているみたいです。
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 バッフルまで外すのは諦めて、主鏡とスリーブだけを外します。
 バッフルにスリーブ抜け止めのC型スプリングがあり、これを外すと簡単に主鏡部が抜けました。
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 主鏡裏には色々なことが書いてあり、どうも製作年は 1994年のようです。
 色々なHPやブログをみると、このラインマークなどが合わせマークになっているようで、主鏡や副鏡、CPなどの回転位置が決まっているようです。
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 主鏡は中央部だけで支えられているのですが、オレンジ色の緩衝材?などノウハウが詰まっているのでしょうね。
 でも主鏡の面取りなど雑なところは雑ですね・・・
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 後部セルのバッフルは外せませんでしたので、付けたままファン用の穴など加工していくことにします。
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 ここまで分解するにも随分と時間がかかってしまいました。      

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フォーク&赤緯駆動部加工 2010/05/31

 C11のための工作、3日目です。
 1日かかっても見た目?はほとんど進みませんでした。
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 フォーク取り付け部に鏡筒径に合わせたスペーサーを入れました。
 元の赤経体を赤緯に持ってくると、ミードのLXタイプの構造に見えてきます。
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 しかし、そうなると今度は反対側の元の赤緯部が貧弱に見えてきますが、今回は短くしただけでそのままです。

 鏡筒径に合わせたフォーク巾拡張のスペーサーは、15mm厚×2個と10mm厚×1個を作りました。これで、最大鏡筒径φ320mmまで入ることになります。
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 元極軸部の極軸やベアリングハウジングを何とか旋盤で短くし、鏡筒取り付け板の赤緯軸になっている部分もカットしました。
 そして元極軸ベアリングハウジングと鏡筒取り付け板を固定しました。
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 赤緯クランプは元の赤緯微動用のアームを加工し、元赤経体の祖動用平ギアをサンドイッチする形で、ディスクブレーキ状にまとめてみました。
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 今日は、この赤緯部あたりの構築と調整に時間がかかってしまいました。

 なかなか思ったようには進みません。 

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