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2009年8月

夏の終わりに 2009/08/30

 最近?日没が急に早くなってなってきて、仕事帰りが黄昏時になってきました。
 まぁ、これから秋の日のつるべ落としになっていくのですから、当然なのですが、なんかいつもの夏より、夏が短く感じてしまう今日このごろです。

 仕事の帰り道、南海電鉄高野線と切れのない太陽で・・・たそがれ?
Sany0063cp36

 総選挙の投票日でもあり、いったん帰宅後、投票所のある小学校体育館へ。
 もう?それほどの人出はなかったが、凄い投票率になったようだ。
 投票所の上には上弦過ぎの月が輝いていました。
Sany0073p36

 台風が接近してきてるからか、風がけっこう吹いているが、空はほぼ快晴に近い。
 月も木星も撮影したいところだが、今夜は地域の夏祭りで、ちょっとだけ後かたづけをお手伝いしたので、提灯越しの月と木星で今日は終わりました。
Sany0079p36

 このブログの右下に、「検索フレーズランキング」があるのですが、ついに?「日食、ふじ丸」などの日食関連フレーズが途切れてしまいました。
 7月22日以降続いていた日食フレーズが終わってしまいました。

 やっぱし夏が終わってしまったのかな・・・ 

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前線の雲 2009/08/28

 今夜は小学校の天体観望会でした。
 天気予報は最悪で、朝までの予報では夜は雨!になっていました。
 日本海には前線の雲が発達し、気象衛星の映像を見ると九州あたりでは、激しく雲が湧き画像上で真っ白になっていました。

 ところが夕方に近づくに連れ、前線の雲は拡散し、天体観望会実施時刻には木星も月もアンタレスも、夏の大三角もバッチシ見えていました。

 高知大学気象情報頁アーカイブからアニメにしてみました。
200908281222

 これだから、天気予報は難しい・・・

 我が家に帰ってくると、雲が増え、木星は雲間に見えるだけ。
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 ベランダ天文台の望遠鏡の出番はありませんでした。 

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世界天文年2009 めざせ1000万人!みんなで星を見よう! ね!

 世界天文年2009 のイベントで1000万人の星見人を集めています。
 8月25日の時点で297万6788人の集計が集まっています。まだまだ1000万人には遠いようです。

http://star2009.jp/

 このイベントの天体画像に私の木星画像を使っていただきました。
 私も報告しました。参加証明書をいただきました。ちょっと気恥ずかしいですが・・・
Cert_2009_08_25_0010297

 このイベントはひとりでも参加可能です。何回でも可能です。星を見たら登録しましょう!プラネタリウムでも可能です。

 見上げればそこは宇宙です!

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木星 2009/08/25-26(JST)

Kmj2009082515h15mut  不思議なシーイングでした。
 21時ごろは雲も多くシーイングも揺れていたので、またまたちょっと休憩と横になると、また3時間ほど寝てしまいました。

 眼が覚めた24時ごろは木星を望遠鏡で見ても、昨夜よりは随分と良好ですが、ぼやける時間も多く、大したことないかな・・・と思っていたのですが、だんだんと揺れと歪みが少なくなってきました。

 撮影を始めると、少しコントラストが弱いけれども、像の移動はあまりなさそうでした。

 うまく行けばディティールが出るかな・・・と思いながら画像処理をしてみると、むちゃくちゃなディティールは出ませんが、かなりのディティールが現れました。

 大赤斑がないのがちょっと残念ですが、替わりに衛星カリストの本体が木星面を通過中でした。
 カリスト本体ですが、影のように真っ黒ですね!

 2コマのアニメをまた作ってみましたが、時間が空いているので、も一つでした。
 1コマ1秒での繰り返しです。
Kmj200908253478

 もっと良いシーイングが欲しいですね・・・贅沢かな~・・・・

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木星 2009/08/24-25(JST)

Kmj2009082414h52mut  心地よい涼しい風が吹きました。透明度も抜群ですが、みなみのうお座のフォーマルハウトは激しく瞬いていました。

 木星はアメーバのように歪みっぱなしでしたが、南中のころから若干、ほんとに若干良くなりました。

 それでも何本かのセットを撮り続けたのですが、パソコンモニター上では詳細は全く見えませんでした。

 しかし、画像処理をすると、何とか模様が浮かび上がってくるから不思議です。

 衝突斑(痕)も淡いながら未だ残っていますが、眼視では全く見えませんでした。

 NEB(下側の濃いベルト)は複雑な様相をしていますが、このシーイングでは詳細を捉えきれません。

 南中ごろの画像2枚でアニメGIFを作ってみました。久しぶりに忙しく揺れています。
Kmj200908245678

 やっぱりもう少しシーイングが良かったら良いんですがね・・・

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秋晴れ? 2009/08/24

 今日は朝から気持ちのいい青空が広がっていました。涼しくて秋晴れの感じです。
 北からの高気圧が南下して青空が広がりました。

 日中低い雲が増えたりしましたが、夕方からほぼ快晴状態です。

 南西の空、マンションの間に4日月が綺麗に見えています。
Dsc_6828p72

 もちろん?地球照も綺麗に見えています。
Dsc_6833p72

 東の空には木星が明るく輝いています。
Dsc_6836p72

 秋と関係ないかもしれませんが?いただき物のドラゴンフルーツなるものを初めて食しました。
 キウーイと西瓜と・・・なんか混ぜた味がしました・・・良く分かりません。
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 秋がそこまでやって来ています。

 ちらっと木星を20cmで覗いてみました・・・見たくないほどのグチャグチャ木星でした。
 まあ、高度は未だ低いですが・・・   

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木星 2009/08/20-21(JST)

Kmj2009082014h32mut  またしても?連続薄曇りの中での撮影となりました。

 今回は露出不足で像が荒れるの回避できないのが明白でしたので、ちょっと手の込んだ方法を使っています。

 1セットの撮影時間が100秒×4ショットになるので都合400秒にもなり約7分ほどかかっています。

 模様経度の測定には短時間撮影の方がよいのは分かっていますが、今日は画質のアップを狙っています。

 具体的な撮影は、DFK21AF04によるカラー動画が100秒→DMK21AF04によるモノクロ動画が100秒→続いてもう一度DMK21AF04によるモノクロ動画が100秒→最後にDFK21AF04によるカラー動画が100秒です。

 カラー動画が最初と最後にあるのは、木星の自転による模様移動に合わせてモノクロとカラーを合成するLRGB法では、撮影時刻のズレが木星の東西リムのどちらかにカラー情報が抜けるところができるのを防ぐためです。

 モノクロ動画が2本になるのはスタック枚数を稼ぐためですが、Registax5において模様でアライメントすると模様を追いかけてくれるのですが、いつも完璧とは行かないので、短時間の動画でスタックしたものを後から模様位置でコンポジットできるように考えてのことです。

 まあ、これだけしてもシーイングが悪いと・・・大したことにはなりません(涙)

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ふじ丸皆既日食記念合成画像・・・パソコン壁紙へ

 いやいや日食から丸一月が経ってしまいました・・・あの楽しさを忘れないために?ひたすら日食画像で遊んでいます。

 パソコンの壁紙に使えそうな日食コロナといろいろ合成画像を作ってみました。
 ふじ丸にいっしょに乗った人以外には感慨はもひとつかもしれませんが、行かれた人にはこの3点セット、ふじ丸、コロナ、北硫黄島は忘れられないものと思っています。

 背景になっているの画像の夕焼けっぽいのは皆既中の本物の空でして、日食ハンターの大御所AKITAさんのハイビジョン動画からのカットをいただいています。ありがとうございます。
  ハイビジョンサイズ1920x1080ピクセルです。
Km20090722gousei07hd

 ワイド画面に合う1920x1200ピクセルです。
Km20090722gousei07hd1200

 画面の横縦比率が4:3のものです。1920x1440ピクセルです。
Km20090722gousei07hd1440   

画面の比率が5:4のものです。1920x1536ピクセルです。
Km20090722gousei07hd1536

 たぶんこれで大体のパソコンには比率が合うと思います。

 サムネイルをクリックして拡大表示し右クリックで「名前を付けて保存」を確認してください。

 くれぐれもこの合成画像はイメージ合成ですので取り扱いの方よろしくお願いいたします。

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木星 2009/08/19-20(JST)

Kmj2009081913h38m16h54mut 今夜も晴れましたが、やはり薄雲があり、透明度は最悪に近いです。

 画像処理をしたものを見れば、なんだ普通じゃないか!って思われるかもしれませんが、撮影中のパソコンモニター画面は、木星の姿がかろうじて分かるだけで、ピントもシーイングの様子も暗すぎて分かりません。

 2ショット撮影すると、さすがの暗さに意欲が減退し、ちょっと休憩と横なったらそのまま寝てしまいました。

 眼が覚めたのが3時間後で、未だ南西のマンションに隠れずに何とか輝いている木星を1ショットのみ撮影。
 当然?あいだの画像はありません・・・

 ただ、シーイングは大きな揺れもなく、これで透明度が良ければかなり写りそうな感覚はありました。

 透明度の悪い中、RGBカラー情報用に撮影しているDFK21AF04で撮影したものを載せておきます。
 1秒露出の96フレームをスタックし、ウエーブレット画像処理したものです。最大エントロピーなどの画像復元処理はしておりません。
 カラーバランスは自分色の木星に変更しています。
Kmj2009081913h36mut

 昔の銀塩時代では考えられない、これでも当時であればみんながビックリしたと思います。

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木星 2009/08/18-19(JST)

Kmj2009081815h19mut 北より薄雲が来襲!
 しばらく待っていても薄雲の濃淡があるだけで、いわゆる快晴にはなりませんでした。

 しかたなく薄雲を通しての撮影でした。

 シーイングも良くないし2セットを撮影して終わりにしました。

 なんか意欲の湧かない空でした。

 NEB(中央下の濃いベルト)が:複雑に絡み合っていますね!

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木星 2009/08/17-18(JST)

Kmj2009081713h50m15h22mut  今日も晴れています。
 雲もありません。
 透明度もまずまず。
 しかし、シーイングは良くありません。

 確かに冬場ほどの悪シーイングではありませんが、この暑さに負けないで?輝く木星にもっと良いシーイングを期待してもいけないのでしょうか?

やっぱし期待が大きすぎるのでしょうか?ね!

 衝突斑(痕)は撮影画像では出てくるのですが、眼視では見えるような、見えないような?良く分かりません。

 たぶん私の眼には見えていないと思います・・・

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木星 2009/08/16-17(JST)

Kmj2009081614h38mut 晴れが続くようになってきました。
 しかし、ベランダは太陽の熱で夜半までコンクリートが暖かいし、気流も中層の流れが不安定で、木星は川底を見ているようにざわめいています。

 しかし、撮影して画像処理をしてみると、結構こまかいところが現れてくるから不思議です。

 特にこの日は、激しく小刻みに揺れていて、撮影を途中で止めようかと思ったぐらいでしたが、画像ができあがってくると、SEB(上の濃いベルト)にあるこまかい模様が林立している姿が明瞭に浮かび上がってきました。

 もちろん?もっとシーイングが良ければ、もっとディティールが出るとは思いますが、望遠鏡を通して眼視で見た木星や撮影中のパソコンモニターに写っている木星像からは想像することができませんでした。

 自分自身の眼力の無さに・・・・

 3枚の画像からアニメGIFをまた作ってみました。
 時間間隔が開いているのと、間隔が不揃いなので、ちょっと違和感がありますが、ご覧ください。
Kmj2009081624

 3枚画像の内、真ん中の画像の写りはあまり良くありません。

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残暑お見舞い申し上げます。

 お盆を過ぎて晴れる日が多くなってきましたが、日食ツアーでお世話になった西はりま天文台のある佐用町の豪雨など、いつ何が起こるか分からない不安定なこの夏です。

 天候に左右される星見ですが、できれば仲良く自然と付き合っていきたいと思っています。

 このブログを見ていただいているみなさまにお礼申し上げます。
 ふじ丸日食ツアーで得た画像から記念合成「残暑見舞いパターン」を作りました。
Km20090722gousei06dp100

 いろいろ合成していますので、あまりアラを探さないでくださいね?!

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木星 2009/08/14-15(JST)続き

 ココログの制限が1メガバイトなので続きとして載せることにしました。
 結局17枚の木星像をセットで得ることができましたので、またまたアニメGIFにしてみました。
 画像ファイル量が1メガバイト以下にするために少し縮小しています。
Kmj200908141to17b8p66

 思っていたよりも詳細な画像が現れています。
 今回は片道自転になっています。

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木星 2009/08/14-15(JST)

Kmj2009081414h18mto16h50mut  久々の凄い透明度でした。
 堺の空ではこれ以上の透明度はないでしょう。

 何てったって、木星が眩しいのですから!

 8月15日が衝で、一番明るい木星ですから!

 通常の露光よりも50%ぐらい速いシャッターを切ることができるのですから。

 ただ、シーイングは期待どおりというか、川底の木星を覗いているように、歪みぱなっしです。

 とてもまともな画像が得られないだろうと、早めに切り上げようと思っていたのですが、モニターで木星を見ていると、時々ディティールが見える瞬間がありまして、ズルズルと撮影を続けてしまいました。

 もちろん大赤斑が出ていることもありますし、 衝突斑(痕)が後から出てくることもあって撮影を続けました。

 画像処理の結果は、このシーイングで見ていて思った画像に比べると遥かに詳細が写っていました。

 衝突斑(痕)も拡散しているもののまだまだ確実な姿を残しています。

 でも?この夏はホントに不思議な天候ですね!

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木星 2009/08/12-13(JST)続き

 この日の木星画像を見ていると、大赤斑が正面に来ているとき、衝突斑(痕)は経度が90度ほど後ろなので直接撮影できる筈はないのですが、衝突斑(痕)緯度あたりのリムが凹んでいるように見えます(黄色矢印)。
 大赤斑が中央にやってきている画像4枚でGIFアニメを作ってみました。
Kmj200908125678b

 これは衝突斑(痕)が高層に広がっているので、周辺減光が強く現れているのではないかと思うのですが、どうでしょうか?

 やっぱし、ちゃんと写さないといけませんね・・・

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木星 2009/08/12-13(JST)

Kmj2009081213h30m15h26mut_2やっとこさ晴れました。天気予報は曇りだったのですが、21時ごろから晴れ始め夜半ごろまで天気が持ちました。

 ただシーイングは、早い時間帯は昼間の温もりでモヤモヤしていましたが、ときおり詳細がチラチラ見えていました。
 ところが衝突斑(痕)が見えてこようとしたときから、雲が現れ、その雲は冬の雲のようにシーイングを悪くさせる元凶で、雲間から見る木星は悲惨なものでした。

 衝突斑(痕)はこのシーイングでは何とも言えませんが、随分と淡くなってしまったようです。 

 どうも今回のインパクトとはあまりご縁がなかったようですね・・・(涙)

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「ふじ丸」皆既日食ツアー 7月22日 コロナの広がり

 日食からあっと言う間に20日が経ってしまいました。天候がすぐれないといところもあるのですが、撮影した画像で遊び続けています。

 日食オートガイダーに同架し撮影したコニカミノルタDiMAGE Z2で撮影した動画をRegiStax5でスッタクし、ウエーブレットをかけた後、ステライメージ6でローテショナルグラディエント処理をしたものを作りました。
 本当の意味の広がりではないかもしれませんが、まともに見ると直径6度(角度)ぐらいで、心眼で見ると直径9度ぐらい?に広がったコロナの姿を確認することができました。
Km20090722konicaminoltadimage03t

 800x600ピクセルx5135フレーム(15fps) スタック、ピンクの縦線は第2接触後、第3接触前の露光オーバーによるスミアリングです。
 画像は少しトリミングしています。

 星は準経緯台式でガイドしていますので視野回転を起こしています。

 太陽観測衛星SOHOのほぼ同時刻でのLASCO-C3画像(外部コロナ)です。これは多くの彗星を発見している画像ですね。星もいっぱい写っています。
20090722_0242_c3_512

 SOHOの画像を見ただけでは良く分からないので、両方の画像を使ってアニメGIFを作りました。
Km20090722z2soho

 GIFファイルにしたときの階調不足があらわれてしまいましたが、何となく?つながりが見えてきましたね。
 恒星の位置が少し違うのは、SOHO衛星が地球から離れた位置に居るからだと思います。

 内部コロナはLASCO-C3の中央遮蔽板よりも狭いですね。

 いやー~ぁ、何となく研究レポートみたいになってしまいました(笑)  

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木星 2009/08/04(JST)

Kmj2009080315h03m15h26mut  夕方から曇っていた雲は日が変わる直前に無くなり晴れ渡りました。
 注目の衝突斑が中央経度に来ているときは雲間から見ようとしたのですが、私の眼力では暗斑は見えませんでした。

 日付が変わってからようやく撮影体制が整い、なんとか撮影すると衝突斑がかろうじて端っこ(左上端)に写っていました。

 シーイングは西風により、木星がゆがんでいましたが時折落ち着く瞬間もありました。
 冬の悪シーイングよりはだいぶ良好です。

 写した3コマをまたまたGIFアニメにしてみました。衝突斑をなんとか確認することができます。黄色の矢印の先が衝突斑です。
Kmj20090803123b

 衝突斑はもう少しタイミングのいい位置で撮影したいと思います。
 SL9の木星衝突の時も急激に消えることはなかったので、今回も保つでしょう?もうしばらくは、たぶん。

 台風8号も大きく発生し、読みにくい天候が続きそうですがタイミング良く晴れる時はあるのでしょうか?

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何とか梅雨明け!

 近畿地方にようやく梅雨明け宣言が出ました。
 平年よりも15日遅く、去年よりも22日も遅く、観測史上最も遅い梅雨明けだそうです。

 日中はなかなか良い天気で太陽の陽射しもあり、夏本番だと思わせるものがありました。
 しかし、夕方から曇り始め、おぼろ月になり、木星も雲の隙間からチラ見えできるだけ!
Dsc_6826p72

 木星には何ものか?が衝突し、黒点をを作るというシューメーカー・レビー彗星がぶつかった以来の騒動が起こっているのです。
 私は未だ一度も見ていませんし撮影もできていません。

 日食に現を抜かしていたせいでしょうか・・・日食ツアーの「ふじ丸」で「木星に黒点現る」ニュースは入ったのですが、船上の20cmドブソンは星雲星団を見るには何とかなったのですが、船が揺れるため高倍率はとっても無理でした。
 いちおう海の上でのシーイングはどれぐらいか確かめようと、高倍率用にズームアイピースは持っていったのですが、とても遣う気にはなりませんでした。揺れ止め?が欲しい!

 今夜は西から上層の雲がやってきているのですが、目の前の雲は低く、東から西へと逆に流れています。

 本当?の意味での梅雨明けはできていないのかもしれませんね!?

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「ふじ丸」船上皆既日食オートガイダーの試み

7月22日の皆既日食に向けて、船の揺れを克服する日食オートガイダーを作りました。
完全にうまく行ったわけではありませんが、簡単にまとめてみます。

 ウエブカメラ(PHILIPS ToUcam PRO)を使って太陽像を撮影し、USBから転送されWindows上に表示されている連続太陽像をフレームキャプチし、Visual BASIC 6 で作ったプログラムにより輝度重心を連続計算して移動量を測定し、DCモーターにより、望遠鏡架台の赤経・赤緯を動作させ、望遠鏡の方向を太陽に固定する。

  と言うのが目標の考え方でした。

 オートガイダーの考え方やDCモーターシステムの回路やUSB-IOの使いかたなど多くを天文我楽苦多工房さんのHPを参考にさせていただきました。ありがとうございました。

 作ることを思い立ってから日食まで1ヶ月しかなく、知識不足を露呈し、使えるものになるのかどうかギリギリまでかかりました。
 ようやく日食の10日前におおよそのシステムが完成し、扇風機に発光LEDを取り付けて首振り運動をさせ、その動きの検証することができました。
 パソコンモニターを撮影しています。 扇風機の首振り速度は片道10秒で、振り角は5度でした。

 本番の皆既日食まで、いろいろトラブルもありましたが、何とか船上で実用することができました。

 この検証動画はコニカミノルタ DiMAGE Z2で撮影したものです。元は15fpsで撮影していますので、2倍速で表示されています。
 完全に補正されていないので、太陽のコロナ像が揺れています。

 実際にミニボーグ60ED+7885(レデューサー)とニコンD70で撮影した10コマ(42秒間で)をGIFアニメにしてみました。
 十分に補正されていないので、コロナ像があちこち動き回っています。
D7015p1

  この日食オートガイダーがあった方が良かったのか、無い方が良かったのか難しいところですが、良い経験をさせて貰いました。

 うまく行かなかった理由を考察してみますと
1、思っていたより船の揺れの速度が速くそれも不規則
  船上の揺れる範囲は3度ぐらいまででしたが、瞬間速度は10秒で角度5度を超えていたようです。
2、VIsual BASIC 6 のプログラム演算速度ではDCモーターの速度コントロールまではできない。
3、高橋P型架台の赤緯微動が部分微動のため移動範囲を超えることが多かった。
4、部分日食と皆既との光量差の輝度重心の切り替え(ソフトのプログラムとウエブカメラのAGC(オートゲインコントロール)のバランスがうまく行かなかった。
5、日本でもふじ丸船上でも天候が悪くリハーサルができなかった(言い訳)。

 などの理由が思いつきます。

 対策としては
1、サーボモーターなどの速度コントロール機能付きモーターにする。
2、VIsual BASIC 6 では画像演算に集中する。
3、赤道儀の上に経緯台を載せるような3軸コントロール架台にする。

 てなことが考えられますが、

  この経験を生かすチャンスが・・・もう無いと思います(涙)

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