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2008年6月

木星 2008/06/29

Kmj2008062912p48  久しぶりの撮影になりました。

 梅雨空が続き、ちらっと見えていた時もあったのですが、タイミングが合わず撮影できませんでした。

 今日も?期待してはいなかったのですが、一時、雲間から木星が見え始めたので慌てて準備し撮影に入りました。

 2セットの撮影中に雲がやってきてそのまま朝まで曇ってしまいました。そして雨も降り、もう少しで望遠鏡が濡れるところでした。

 昼間は雨の後、南からの熱風が吹き、夜も望遠鏡が揺れるぐらいの強い風が吹いていましたが、風はだんだんと冷たくなっていきました。

 高層の雲は西から東へと流れているのですが、低空の雲は南北にゆっくり流れると言う、天気予報をすることが難しい状況が続いています。

 大赤斑の南に今!永続白斑BAが通過しており、小赤斑も大赤斑にくっついている「美味しい時」なのに天候ばかりは・・・やはり晴れているところへ行かないといけないのでしょうか?

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蛍会

Dsc_152425p72 Dsc_15345p72_3 奈良県の共同観測所(室生)では、この時期、蛍が飛びます。

 乱舞とかにはほど遠いのですが、田畑を飛び回る蛍観賞に仲間が集まります。

 蛍の撮影は難しく、ピント合わせもできずにピンボケの山を築きます。

 田んぼの土手に集まって、あまり飛ばない蛍を狙って撮影するのですが、動かないのも困るし、こっちが思っているようには演技してくれません。

翌朝の雨に煙る室生観測所です。

Dsc_156267p72_3

 観測所の周りにある花たちです。

4fl

 月明かりも見えない曇天で、明け方には雨も降りました。と言うことで、もちろん星は見ていません。

 室生観測所にも、もうすぐ光り回線がつながります。どんなことができるようになるのでしょうか?

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安芸

Dsc_1492152372  安芸(高知)は私の生まれ故郷です。

 昔は、安芸と言えば、広島の安芸が有名で、高知県の安芸を説明するのに時間がいっぱいかかりました。

 そうです!阪神タイガースの春季キャンプ場がある「安芸」と言えば多くの方が分かってくれるようになりました・・・たぶん(笑)

 この「安芸虎」は、亡くなった親父がタイガースファンだったので、父の日に供えられていたもののお裾分けでいただいております。

 今年のタイガースはメチャ強い!多くの方が喜んでおられると思います・・・私の周りでも・・・

 どっこい?私は関西(大阪)に住んではいますが、親父とは違って何故?かジャイアンツファンなのです。

 画像にはめ込みしているお守りは、可哀相なジャイアンツのために星仲間の新婚さんが、わざわざお土産に買ってきて頂いたものです。宮崎の青島神社はジャイアンツが春季キャンプで優勝祈願をするところです。

 御利益はたぶん!あると思います!安芸虎を飲み干しますので私が・・・

 そうそう、安芸の西を芸西と言います。芸西には彗星発見で有名な関勉さんが観測されている芸西天文台があります。安芸へ帰る途中に天文台の看板は見るのですが、行ったことはありません。

 つい最近、望遠鏡が新しくなって、お披露目が公開されていました。70cmの経緯台式の最新望遠鏡になったらしい、今度機会があれば見学させてもらうことにします。

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木星 2008/06/16(UT)

Kmj2008061614h12mut   梅雨の晴れ間は続いているのですが、相変わらず高層雲がやってきて、雲を通しての撮影です。今日の雲はそれほど濃くありません。

 大赤斑がこちらを向いているのは午後11時ごろで、先日撮り損ねているので早めにスタンバイしましたが、木星の高度は未だ20度ぐらいしかありません。アメーバーのようにブヨブヨと木星が歪んでいますが、せっかくですから撮影しました。

 この後は1時間ごとの間隔を開けて、木星をぐるりと撮影しようとしたのですが、眠たさには勝てずに、1時間が1時間半、2時間とズルズルと伸びてしまいました。

 それでも何とか4セットの撮影ができましたので、撮影した画像から展開図(シリンドカルマップ)を作ってみました。4時間ほどの間隔なので、全周は無理ですが75%のマップを作ることができました。

Exp01356acut_2 

 撮影できていないところは黒くなっています。もひとつ美しくありませんが、本日のところはこれで良しにします。

 ただ、せっかくマップを作ったのですから、これで自転木星アニメ?を作ることにしました。

 いつもは撮影した画像を、ぱらぱらアニメにして見ているのですが、今回は木星体にマップを張り付けてコンピュータ上で自転画像を計算し、表示する本格的?なものです。

 そのソフトは「WinJUPOS」と呼ばれるもので、本来は惑星の模様位置や移動速度など測定するためにあり、惑星の物理データなども得ることができます。

 機能のひとつにマップをテクスチャリングして自転アニメを作ることができます。

 で、作ってみました。ファイルサイズが6メガバイトもありますので重たい人にとっては重たいと思います(スイマセン)・・・でも直接表示で載せることにします。

Exp01356c 

 衛星イオは撮影されたものではなく、WinJUPOSが計算表示しているものです。

 なかなか面白いとは思いませんか?イギリスのダミアンピーチ氏のような完璧なマップを作りたくなってきましたが、ちょっと無理ですね!・・・いっぱい無理ですね!(笑)

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還暦

 星仲間の還暦を祝う会がありました。

2008jun15an 団塊の世代が定年になるこのごろ、団塊の世代が続々と還暦(60歳)を迎えます。

 星好きの同好たちも団塊の世代が多く(私もですが・・・笑)各地の天文同好会も高齢化の波がやって来ています。

 私が子どものころの「還暦」と言えば、ほんとに「おじいちゃん、おばあちゃん」と言う感じでしたが、最近の還暦は、これから自由に飛び立てる、第三の時代(人生)に成る時がやってきている「気」がします・・・希望的観測かも知れませんが・・・確実な予備軍より・・・

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惑星直列?

惑星ショコラです。

Dsc_1482bc 父の日のプレゼントに娘からいただいた、惑星ショコラです。

 大阪はG8警戒で、あちらこちらに検問があり、手荷物検査などを受けながらも買いに出かけ、夜な夜な惑星しか見ていない父(私)への贈り物です。

 2月のバレンタインの時は、3月のホワイトデーに返すのを忘れていた父ですが、めげずに?奔走してくれました。

Dsc_1488bc_f  2006年に惑星の定義が変わり、冥王星が惑星から外されてしまい、惑星ショコラは水星から海王星までの8個になって、1個損をしたようにも思えますが、しかたがないのでしょう。

 最近、冥王星などの「太陽系外縁天体で、なおかつ準惑星」の位置づけから、英語名で「plutoid=冥王星の仲間」が決められ「冥王星型天体」と呼ばれることになりました。

 惑星好きの私ですが、冥王星は撮影したことが無いように思います・・・(笑)

 今、旬の木星ショコラをいただくことにします、メタボ予備軍としましては、これぐらいで丁度でしょうか・・・

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月と木星(2008/06/13UT)

 6月12日から梅雨の中休みか、晴が暫く続く天気予報がでてきました。12日は朝に雨が残り、夕方から綺麗な青空になってきましたが、冷たい風が吹き、良好なシーイングは期待できず、木星は覗いたものの「やっぱし!?」と・・・思っている間に朝まで寝てしまいました。

 翌13日の朝はひんやりとしていたものの、午後からは気温も上がり、昨日よりはシーイングが期待できそうだし、ちょうど木星の大赤斑が、こちらを向く日でもあって、夕方から撮影準備を始めました。

 まずは、綺麗な青空に眩しく輝く月を撮影してみました。今回は20cm Dall-Kirkham F12.5の直焦点にDFK21AF04(モノクロ)を付けて撮影です。

 拡大率が低いので、シーイングはもひとつだったのですが、そこそこ写りました。

Km20080613moon03_2

Km20080613moon01

Km20080613moon02

 少しクレーターが上下に伸びているのですが、大気差のズレか光学系によるものか良く分かりません。次の機会には大気・色分散補正ウエッジプリズムを使ってみることにします。

 月の画像処理などをしていると、木星が南東の空に昇ってくる時間がやってきました。

 最近、撮影時の合成F数の確認をしていなかったので、低空の木星を、20cm直焦で月面と同じように撮影してみました。

Km20080613jupiter01f125

 木星の衛星が斜めに伸びているのは、大気の色ズレのようです。

 この後の拡大撮影と木星の大きさを物差しで測ってみたところ、なんと?思っていたよりも大きく拡大していたことがわかりました。観測報告などには、合成F=47で記入していたのですが、実際は合成F=60で撮影していたようです。随分と差がでてしまいました。

 バローレンズのテストなどで、次から次へと色々な光学系を試しているときに「これぐらい?」で決めていた雰囲気F数を、そのまま使っていたのが原因ですが、根は私のアバウトさに主因があります・・・(笑)・・・て、ごまかします。

 て、なことをしていると、なんと!南西に低くなった月が「おぼろ月」になっているではありませんか!・・・えぇ~快晴が続くんじゃなかったのぉ~!慌てて気象衛星の画像を見ると西から早々と雲がやって来ているではありませんか、見る見る間に木星も「おぼろ木星」になってしまいました。

 撮影準備ができていても、おぼろ木星を撮影する元気が出てきません。大赤斑がこちらを向くのが午前1時30分ごろ、後、2時間ほどあるので、集中力もきれて、ちょっと休憩寝することにしました。

 うなされて?目が覚めると、あ~ぁ2時を過ぎている!大赤斑が通り過ぎている・・・慌ててベランダに出たが、やっぱりおぼろ木星。木星とわし座のアルタイルが何とか見えていますが、テンションは下がりっぱなしです。

 でも、せっかくですから無理してでも最低限の記録だけは残しておくことに・・・しました。

Kmj2008061317h29mut 露出は普段の10倍、モノクロL画像で1/3秒露光ですが、これでも出力値は60~100/256階調しかありません。モニター画面ではかろうじて模様が見える・・・ところが、なんか模様が動いていないのです、露出が長いので動きが鈍いのかも知れませんが・・・なんかシーイングが良くなっているみたいでした。

 で、画像処理してみると、なんと充分な解像度が出て来るではありませんか!?・・・あ~ぁ!これなら寝ないで中央の大赤斑を写しておけば良かった・・・後悔先に立たず・・・(涙)

 もちろん?高透明度と好シーイングにはかないませんが、おぼろ木星でこれだけ写れば良しとしましょうか!?L画像のフレーム数は普段の6分1しかない500フレームで得られた画像ですから・・・ハイ!

 小赤斑が大赤斑に随分と近づいていますが、小赤斑を赤く捉えるには、カラー情報画像の解像度をもっと上げないと無理なようです。

 撮影できた3セットの画像で、またまたアニメにしました。

Kmj20080613123456

 この後は、雲が分厚くなり撮影を終了しました。

 とても疲れた夜でしたが、この後、朝までぐっすりと寝ることができました・・・

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ひと休み

P6110002  夜明け、夜中の木星ばかりを追いかけていると、睡眠不足でもあるし、どうも視野?がカリカリして、充血した眼で何もかも見てしまいそうになってしまいます。

 ちょっと、ひと休みで、職場にある「ラン」に登場してもらいました。私は花が苦手で、種類などもちんぷんかんぷんですが 「綺麗だなぁ!」 は感じることができるつもりです。

 この花は育てる人、世話をする人がいないと、その美しい姿を見せることはありません・・・たぶん?!このランは、もちろん私が世話してるわけではありませんが、私の眼のひと休みに、いっぱい関わってくれています。

P6110006  ところで、この花は「ラン」でいいんですよね?・・・・(- -;)

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木星 2008/06/10(JST)

Kmj2008060917h50mut やっと!梅雨の晴れ間になりました。

 6/9の日中は蒸し暑い曇りで、所によっては大雨洪水警報が近畿でも出たりして不穏な?天候でしたが、夜になって晴れ出し、透明度は悪いもののシーイングも良く、木星を撮影することができました。

 一寝入りしてからの撮影ですが、西から雲がやってきていたので、寝ずに早くから撮影に入った方が良かったかも知れません。

 木星面の複雑な様子が写り、今シーズンの最良となりましたが、惜しむらくは、大赤斑がいるときであれば完璧だったのですが・・・贅沢は言えません。

 今年の木星は、赤道帯に青く濃いフェストーンが見られず寂しい?のですが、今シーズンは何故か?濃い模様のところに、グリーンの色合いが多く見られるようです。

 フィリッピン・セブ島やオーストラリアの方々が撮影された高解像の写真もそうですが、3赤斑ショットを撮影したHST(ハッブル宇宙望遠鏡)でもグリーン色の姿をを見ることができます。

Kmj2008060917h54mut  私の撮影では、「何となく緑色」にしか見えませんが、RGBカラー情報を得るために撮影している、カラーカメラ(DFK21AF04)の画像を載せておきます。LRGB合成したものより、やや色が分かりやすいかと思いますが、なにせ色々!?!?処理をした後ですから、正しい色だという保証はどこにもありません。自分色?に染めた木星ですから。

 矢印の先の模様は緑っぽく見えませんか?私のモニター上では何とか見えるのですが・・・

 ただし、青いフェストーンと言っても完全な?青色は少なく、赤色光の撮影波長域に左右され、エメラルドグリーンぽく写ったりしますので、厳密に色を決めるのは困難かと思います。

 でも、やっぱりグリーンぽいのが多い気がします・・・(笑)

 2時間のあいだに撮影した画像を、またまたアニメにしてみました。

 撮影間隔が均等でなく、動きがカクカクとなるので、前後の画像のあいだに、前後の画像を加算平均したものを、フレームの間に1フレームずつ増やして、スムーズに見せています。

Kmj200806091to15d0 ファイルサイズが 1.3MBと大きくなってしまいましたが、高速自転の雰囲気が出たかと思います・・・が、意味があるかどうかは深く考えないことにしています。

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梅雨の?木星 2008/06/07(JST)

Kmj2008060616h51mut  早々と梅雨入りして、なかなか晴れませんが、つかの間の晴れ間にと・・・待っていたのですが、雲がどいてくれません!

 かろうじて雲を通して撮影できたのは、普段の60倍露出で、1フレーム2秒露光というロングでした。

 僅か50フレームの露出不足画像から、無理矢理木星を作りました?!?!

 だいぶ無理がありますね!

追記:上記画像の後、ほんの少し雲が薄くなったときにカラーと1セット撮影できましたが、これでもL画像)モノクロ)は1/2秒露光で、200フレームしか撮れませんでした。カラーに至っては25フレームしか得られず、これまた無理して木星画像を作ってみました。

Kmj2008060618h06mut  それらしくはなりましたが、ノイズがいっぱいで、詳しくは見ない方が良いかと思います。せっかく撮影しましたので、ここにだけ載せておきます。

 今年の梅雨は、今のところ梅雨らしく?始まっていますね。晴れては欲しいのですが、梅雨ですからしかたがございません。

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木星 2008/06/01(JST)

Kmj2008053118h08mutb Kmj2008053118h08mutc

  天気予報は晴れると言っていましたが、その晴は、だんだんと遅くなり、夜半までは曇りでした。ひと寝入りして起きると晴れ、木星がもう南中近い。

 慌てて撮影、ところが途中から雲が湧いてきてシーイングは一気に悪くなってしまいました。雲までの距離は、約1kmぐらいでしょうか?今日の画像はシーイングの悪くなる前のまずまず良好画像です。

 2画像の違いは、レジスタックス4によるスタックまでは全く同じですが、ウエーブレット処理(強調処理)が違います。ステライメージ6による最大エントロピー処理(画像復元処理)はほぼ同じです。

 好みとか?どこまで強調処理をするのか?とか判断の分かれるところですが、私にとって決定的な問題はシーイングです。シーイングが良ければ、強調処理は控えめにできると思っています。

 

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