火星のLRGB画像からB光チャンネルを入れ替える 2020/08/08

 何のことか良く分からないかも知れませんが、LRGB合成で火星は苦手です。
 火星ではB光で模様が写らないと言う特殊環境下なのですが、LRGB合成した画像のB光チャンネルだけを見ると、模様がきっちり出てくるのです。
 LRGB合成されたカラー画像は強いて違和感はありませんが、B光チャンネルを見て雲の様子などを見ることはできません。
 カラーPCカメラの赤外カットフィルターを外したり、LRGB合成でL画像に赤や近赤外画像を入れて、ひたすら模様を濃く出す手段もありますが、真の火星の姿からは遠ざかります。
 最近はLRGB合成の不備を補うためにもB光だけを単独で撮影しているので、この単独B光画像を、LRGB合成後のB光画像と差し替えたらどんなになるのか確かめてみました。
 結果は微妙です(笑)
Lrgbblue00
 チマチマ見ると、南極冠のカラーバランスや北極あたりの白雲の様子が少し変化しています。
 高解像のL画像を使うことに目標は変わりませんが、いろいろと火星色の勉強は続きます。

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火星 2020/08/06-07

 昨夜と同じような透明度の悪さですが、今夜は完全に薄雲の通過です。
 シーイングも今日は低速機流ではありませんが、良くありません。
 しかし、昨夜と同じように午前1時を過ぎると若干シーイングが良くなりましたが、乱高下激しく疲れました。
Kmm2020080615h51mut

 ずーっと薄雲の通過で火星の明るさが都度都度変化します。
 どうしようもできません。
Dsc_3210w800
 ちゃんと晴れることを待つことにします。

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火星 2020/08/05-06

 月が黄色オレンジで、透明度が悪く、シーイングも酷くて、乱視で月が何個も見えるのと同じ状態で火星が見えていました。
 高層は東から、中層低層は西からあるいは北西からですが、気流の速度はめちゃ遅く、超低速のメラメラ気流で、大ボケの繰り返しでした。
 しかし、午前1時を過ぎるころから急速にシーイングが良くなってきて、ピント合わせができるようになりました。
 それ以前に撮影したものをボツにして、2セット撮影することができました。
 サバ人の湾、子午線の湾あたりです。
Kmm2020080516h13mut
 撮影中、蒸し暑いので団扇で自分を扇いでいたら、モニター上の火星像が同期して揺れていました。
 決して望遠鏡を扇いだわけではありません(笑)

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ZWO ASI462MCと赤外カットフィルター 2020/08/05

 新しく発売となったZWO ASI462MCは赤外域の感度が高く、可視光でもASI224MCに比べて感度が高く、これからは惑星のPCカラーカメラはこれで決まりだと思います。
 ここ数回の撮影で気づいたことなんですが、若干の色載りが薄く感じていました。
 彩度を上げてもやや上がりにくいと・・・僅かなんですが。
 で、ZWOの462MCの透過率感度グラフを224MCのモノと見比べてみると、可視光領域の赤側端っこの感度が462MCではB・Gとも上がってるではありませんか、つまり、B・G光に赤色が混じっていて、色の分離が弱くなっているのでが無いかと思いました。
462MCと224MCのグラフを重ねてみました。あくまでも私が勝手にしているイメージグラフですので、持っていかないようにお願いします。
Rgb00

 天体用のLフィルターは、Hαを通さないといけないので、多くのLフィルターは700nmあたりまで透過させています。
 私の今迄使っていたXagylのLフィルターは700nmの手前まで透過しています。
 そこで、650nmあたりを通さない赤外カットフィルターを購入したのです。
 普通は650nmあたりで切れていて、700nmあたりまで透過させるのは天体用だけの異常フィルターです(笑)
 新しく購入したQuanminの赤外カットフィルターとXagylのLフィルターの透過率グラフです。
 Quanminの赤外カットフィルターは645nmで50%の透過率になっています。
Xagyl_lrgbquanmin_filterimage

 この差で、実際どのくらいの差が出るかなんですが、火星で見てみました。
 差は微妙ですね。
 462MCカメラのカラーバランスのゲインはどちらも同じです。
 シャッター速度はQuanminの赤外カットフィルターが4.578ms、XagylのLフィルターが3.560msです。
 XagylのLフィルターの方が火星色のように見えますが、南極冠も赤くなっています。
 強いて違いを見つけると、北極(下側)にある淡い雲の出方が、Quanminの赤外カットフィルターの方が良くでていると思います。
 (文字入れが間違っていたので、画像を差し替えしました 2020/08/08)
 Quanmin_xagyl_mars01_20200808112701  

 火星は特殊な環境を持っていて、青色光では基本的に模様が写りません。ほとんど写りません。
 青色光で模様が写るのは、青色光フィルターの赤外洩れがほとんどです。
 カメラの感度を上げるために赤外を利用して、赤外カットフィルターを外す手段も取られますが、正しい色の表現はできません。
 同じ日に観測用画像として撮影したものも上げておきます。
 青色フィルターと290MMで撮影したものには模様がほとんど写っていません。
Kmm2020080116h18mut_20200805144401

 私のやっているLRGB合成では、また別の問題もありますが、カラー情報データカメラとしての462MCには、Quanminの赤外カットフィルターを着けていこうと思います。

追記です:問い合わせがあったので。
 小さいフィルターはファイルの表紙をサークルカッターで切り抜き、昔つかっていたフィルター枠にはめ込みました。
Dsc_2857w800

 昔のタカハシのフィルターボックスです。
Dsc_2864hdr07w800

 さしあたり、惑星は小さいのでこれでも使えています。
Dsc_2865w800

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8月1日(UT)の火星をまとめムービーにしてみました。 2020/08/05

 余りシーイングが良いとは言えませんが、梅雨明け後、まずまずの写りになりました。
 もっとシーイングも良くなって欲しいですね。

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また曇り 2020/08/04-05

 天気予報では晴れなんですが、良く晴れませんね。
 夕焼けが見えたので、曇っていた空も晴れてくると期待したのですが。
Dsc_3098w800

 望遠鏡も準備で、主鏡は30℃超え。
Dsc_3118w800

 C14もこんな写し方をすると、こてこてですね。
Dsc_3119w800

 一番晴れていた瞬間は木星も見えて、このまま晴れが広がると思ったのですが、この後増殖!
Dsc_3122w800

 満月過ぎの満月です。
Dsc_3126w800

 朝まで雲は無くならず、なんちゅう天気予報や、です。
Dsc_3132w800

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火星 2020/08/03-04

 木星の後、一寝入りし起きてみると火星はちゃんと輝いていました。
 しかし、撮影に入るころから雲が湧いて来ました。
 北東の方からゆっくり、じわじわと火星を覆っていきました。
 折角なので、雲が薄いところを縫ってがんばして、やっとこさLRGB画像を得ることができました。
 サバ人の湾が見えていますが、眼視ではなかなか見づらいのでした。
Kmm2020080316h31mut

 462MCとFireCapture2.7betaに少しずつ慣れてきました。
Dsc_3091w800

 北東からやって来た雲は、濃くなりながら朝まで空を覆い尽くしました。
Dsc_3096hdr08w800
 中々まともに晴れませんね。

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木星 2020/08/03-04

 晴れてはいるけど透明度が悪く、月が黄色い、木星も黄色い。
 シーイングも不安定で、高速気流は無いけれども、低層から高層までメラメラ気流で時折大ボケも入る。
 まぁ、大赤斑があるので、なんとか粘って撮影。
Kmj2020080313h18mut

 後半には高層の気流が西から東の気流の変わって、上空の気流はしっちゃかめっちゃか。
 でも、大赤斑があるので忍耐のみ。
Kmj2020080313h55mut

 透明度の悪い空ですが、月があるので、「月の右側に光ってる星は?」と問い合わせがありました。
 一般の人はやはり月が中心でしょうか。
Dsc_3035w800

 FireCapture2.7betaのADC支援は、教えていただいた通り、ズルズル拡大するとドラッグできて見やすくなりました。
Dsc_3057w800
 まともに晴れて欲しい。

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火星 2020/08/01-02

 木星の後、曇ったので一寝入りし、午前1時ごろ起きるとなんとか晴れているので、火星撮影。
 快晴でなく、雲がパラパラ流れていく合間を縫って1セット撮影することができました。
 南極冠は明るいモノの、模様は全体的に淡く、まだダストが残っているように見えます。
Kmm2020080116h18mut

 Quanminの赤外カットフィルターも、なんとなく分かってきました。
 赤を抑え気味でのキャプチャです。
Dsc_3013w800

 相変わらず雲です。
Dsc_3002hdr08w800

 ひまわりの画像を見てみると、微妙な雲が近畿地方を覆っています。
Dsc_3022w800
 ちゃんと晴れないと疲れます。

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木星 2020/08/01-02

 日本海に上がった梅雨前線から流れ落ちてくる雲が多く、天気予報では曇りでしたが、雲が疎らになったのかなんとか晴れました。
 シーイングも北西からの気流で木星がうねっていましたが、模様はそこそこ見える状態で、写りはまずまずでした。
Kmj2020080112h43mut
 ちゃんと晴れきれないので、結構苦しい撮影でした。

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