木星 2017/04/24-25

 移動性高気圧が東に抜けて、関西は高気圧の後端に入ったのですが、寒気に伴って太平洋上に抜けた冷たく低い雲が、高気圧の後端縁を北上し雲が広がってきました。
 天気予報では宵の内に晴れると言っていたのですが、実際に晴れたのは23時を過ぎてからでした。
 南西の風に乗ってやって来た雲は湧いているように動きも遅く、なかなか木星の前から動いてくれませんでした。
 晴れたときには木星はもう南中を過ぎていましたので、最近の傾向としてはシーイングが悪くなっている気もしましたが、実際に覗いてみるとまずまずのシーイングでした。
 ただ、予報にはなかった北東からの冷たい風が思ったより強く吹いており、ベランダでは強い東風となって、望遠鏡が揺れて時折木星が写野から飛び出してしまいました。
 けっこう揺れるシーイングでもあったのですが、画像処理をしてみるとかなり細部が写っていました。
Kmj2017042414h46mut_2

 今シーズン一番の写りかもしれません。
 大赤斑の左上にある STB Ghost と呼ばれる淡い青い模様ですが、輪っかになった紐のように写っているからです。
 今までは何となく写ってましたが、今日はちゃんと輪っかに写っています。

 キャプチャー中の揺れてるイメージよりも良く写っていたので、念入りに画像処理をしています。

 この後は段々とシーイングが悪くなり、良く見えない淡い雲もあるようで、これ以上のものは撮影できませんでした。

 Windytyの22時の高度7000mの予想図です。
Windyty2017042422h7000mw800

 完璧なシーイングとは違いましたが、結果良好でした。

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百万回 2017/04/24

 このブログのカウンターが、間もなく百万になりそうです。
 このブログを始めてから今年で10年目を迎えています。
 百万回のうち検索やその他で数字だけが上がっている部分もありますが、多くの直接間接的に見に来ていただいているみなさんに感謝申し上げます。
Kokorogu100mankai

 まだ暫くは続ける予定ですのですので、よろしくお願いいたします。

 このブログのカウンターは、今、100万の桁がないのですが、増えるのでしょうか・・・心配です(笑)

追記:2017/04/25
 4月25日に無事100万回を超えました。
 100万の桁の枠もちゃんと作られていました。
 ありがとうございました。

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木星 2017/04/23-24

 2日続けて良く晴れています。
 Windytyでも上空 7000mぐらいまでは赤く染まっていないの良シーイングを期待しました。
 日没後、早めに望遠鏡の準備をして東の空にまだ低い木星を見ると揺れてはいますがそこそこの模様も大赤斑も見えていました。
 これは木星の高度が上がるともっと良く見えると期待が高まりました。
 実際、撮影は大赤斑が見えている間にスタートしましたが、そこそこは良く見えているのですが、大き過ぎた期待ほどではなく、けっこう揺れるしボケもありました。
 それでも、写りはまずまずでしたから期待が大き過ぎただけかも知れません。
Kmj2017042311h48mut

 南中に近づいて高度が上がってもこれ以上シーイングは良くなりませんでした。
 思っている以上に揺れやボケが入りましたが、短時間ですがそこそこの瞬間があったので、今夜の一番でしょうか。
 モノクロ6ショットの内、使えたのは半分の3ショットだけでした。
Kmj2017042313h20mut

 この後、シーイングはどんどん悪くなり、撮影はしたのですが悲惨な状況によりボツになっています。
 低層の気流は南から、中層の気流は右往左往で東や南や西からやでしっちゃかめっちゃか・・・川底状態・・・高層は西からのザワザワ気流と、救いようが無しで諦めました。

 Windytyで見る気流の速度だけでは、気流の質まで見ることができないようですね。

 今夜(24日)はどうでしょうか・・・

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木星 2017/04/22-23

 太平洋岸を東西に走る雲が大阪には微妙な一で昼間は雲が多めでしたが、夜に入ってほぼ快晴状態になりました。
 気温は少し低めでで、北の冷たい大気が入ってきていて、シーイングは思ったほど良くありませんでした。
 高層・中層は西からの気流で、低層は北からの気流でどれも忙しく流れていました。
 時折模様が見えていてそこそこいける気もしたのですが、まずまずの画像が得られたのは1セットのみでした。
Kmj2017042214h22mut

 1セットの6ショットのL画像の内、使えたのは4ショットに留まりました。
 まぁ、それでもそこそこ写っているので良しとしましょうか。
 大赤斑も写っていることだし・・・

 今夜(23日)、Windytyでは微妙ですが、良いかも知れない・・・

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LRGB合成の中央時刻 2017/04/22

 LRGB合成法で惑星撮影を続けているのですが、モノクロのL画像とカラーのRGB画像の位置合わせが、二つの画像の中央経度が違っているとうまく合わないことがあります。
 特に高解像になってくると、木星などは細かい模様で色が違うことがあるのである程度は正確に合わせたい。
 中央の模様で合わせることで概ねは解決されるのですが、この時はリムに色情報のない部分が現れたりもします。
 現在の私の撮影パターンは、WinJUPOSのDerotation(自転補正)を利用することを前提として下記のようになっています。
Lrgbtimetable1

 これは木星の場合ですが、全部で 10本のショット、100秒間動画×10本=1000秒間が1セットとなっています。もちろんロスタイムはありますので、実際はもう少し時間がかかります。
 順調に撮影が進めば、カラー(RGB)画像のDerotation画像の中央時刻 A と、モノクロ(L)画像のDerotation画像の中央時刻 B は、ほぼ同じになるはずで、LRGB合成に於いて色ズレ(模様ズレ)は起こしません。

 ところが、モノクロショットがシーイングの影響で6本揃わないことが良くあります。
 例えば最初の2ショットだけ良くて後の4本は写りが悪く採用できない場合など、L画像の中央時刻が B の時刻とずれてしまい、このままカラー画像の A 時刻と合成すると色ズレ(模様ズレ)を起こしてしまいます。

 そこで登場するのがWinJUPOSのDerotationなのです。
 Derotationの設定場面の中央付近に Reference time (UT) を入力できる枠があります。
 ここへ、モノクロ(L)画像の中央時刻を入力すれば、その時刻に合わせてDerotationカラー画像が形成されます。
 File name も変更され、各画像のアウトラインが描かれている図もそれに合わせてずれた子午線が表示されます。
Winjuposderotation1

 最初と最後のカラーショットの間の時間に、モノクロ画像が入っているとだいじょうぶですが、カラー画像の時間外は入力することができません。

 木星の場合撮影時刻が2~3分違うと模様の位置は明らかにずれてしまいます。
 どうしても高解像になってくると、気になってくるL画像とRGB画像のズレを押さえるのには、この WinJUPOS の Derotation はとても優れものです。

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木星 2017/04/21-22

 西から帯状の雲が続いてきているのですが、少し南下傾向にあるので、夜には薄曇りで木星も見えていました。
 ただ、撮影できるほどの薄雲ではなかったので、撮影準備はしていましたが諦めて片付けようと思ったころに少し晴れ間がやって来ました。晴れ間というよりは雲間程度でしたが、なんとか1セット撮影することができました。
Kmj2017042114h46mut

 大揺れ大ボケはなく模様もチラチラ見えていましたが安定せず、ボケた画像しか得られませんでした。

 段々と木星が小さくなっていくので、早いうちに良シーイングを待っているのですが、なかなかやって来ません。

 堺にも良シーイングをお願いします(笑)

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木星 2017/04/19-20

 夕方は日本海の低気圧が北からの冷気を運んできたようで曇りでした。
 夜になって晴れてきましたが、少し気温が下がりシーイングは良くありません。
 望遠鏡で見ると、高層・中層・低層と全ての気流が北西からの気流で、冷たい大気を運んできたようでした。
 最初は撮影をやめようかと思うぐらい模様が全く見えなかったのですが、1セットだけなんとか模様らしくと言ってもボケボケですが、絵作りができました。
Kmj2017041914h59mut_2

 吉野の山でも冷たい強風が時折吹いていましたが、悪気流の原因と同じ出所だったようですね。

 もっと良いシーイングが欲しい。

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吉野の桜ハイキング 2017/04/19

 星仲間3人が健康維持のために桜で有名な吉野山に登りました。
 正確に言うと登りは文明の利器を使い、近鉄線吉野駅までは急行電車、吉野駅から中千本まではバス、中千本から奧千本までもバス。奧千本行きのバスは平日だというのに1時間待ちなのでありました。
 有名どころの桜はすでに満開を過ぎて、残るは標高の高い奧千本しかないだろうとの予測でした。
 ひたすら残っている桜をフレームカットして、できるだけ多くの桜があるように撮影するテクニックの見せ所です(笑)
Dsc_5911w800

 朝方少し曇っていましたが、奧千本付近まで辿り着くころには快晴で、強い陽射しが桜を輝かしていました。
 奧千本にある桜は微妙ですが、遠目には淡いピンクに光っていました。
Dsc_5943w800

 奧千本から山を下りながら桜を激写です。
 ちょっと寂しいかな・・・
Dsc_6022w800

 上千本までやって来て、有名な展望台です。
 下の方に中千本や吉野のメインストリートが見えていますが、下の方の桜はもほとんど見えません。
Dsc_6038w800

 この展望所で、お昼休憩です。
 おでんとビールで元気を付けます(超逆光だったのでHDR処理して救済してみました)。
Dsc_6041bw800

 上千本はまだ桜がそこそこ残っていました。
 明るい光ですが、もう紫外線もいっぱいですね。
Dsc_6058w800

 桜も色々ありますが、八重の桜が残っていることが多いようです。
Dsc_6066w800

 中千本、下千本はほぼ葉桜になっており、気まぐれの桜だけがほんの少し残っていました。
 吉野駅まで降り、後はまた急行で阿部野橋まで帰ります。
Dsc_6110w800

 桜ハイキングで疲れた体をソファーに沈めて1時間半・・・

 なかなかの運動をした一日でした。 

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木星 2017/04/18-19

 日本海に嫌な低気圧が渦巻いていましたが、差し当たり一日中晴れでした。
 透明度が悪く今イチすきっとしない晴れですが、シーイングはまずまずで、大揺れ大ボケはなく、そこそこ見えていました。
 ただ、あともう少しはと言うところは中層・低層の南風でしょうか、詳細が見えない状態でした。
J170418_kumamori_1

  大赤斑がこちらを向いていたので早めの撮影もしたのですが、そのころは気流が一段と悪くだめでした。

 そこそこ写っているのですが、そこそこから脱皮できません。

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木星 2017/04/16-17

 京都山科からなぜか早めに帰ってきてしまった(笑)
 なんと晴れてるので慌てて撮影準備です。
 ひまわりの映像で見ると周りは雲だらけですが、なんとか晴れていました。
 ただシーイングは相変わらず悪い。
 それでも短い時間でしたがなんとか絵になるシーイングがあったので、辛うじての木星です。
J170416_kumamori_1

 SEBもグチャグチャのままですが、NEBもなんかおかしいですね。

 もうちょっとシーイングが良くなって欲しい・・・

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